・・・私はまだ若いころから、金銭も含めたライフプランを立ていました。
生まれが自営業の家と云う事もあって、サラリーマンの中では珍しい方だったと思います。
しかし、長い人生なので、計画は計画であって、実際はなかなか思い通りにいかないことは、今になって身に染みています。
昨今、情報はあらゆる方面であふれていので、新聞の記事に限っても、一か月に一度くらいの割合で、定年後のすごしかた、ライフプラン、家計、など、定年に向かっている人向けのライフプランに関する情報が出ています。
上の図は最近、新聞に出ていたあるライフプランの一例ですが、これを見ていて、書いた人はまだ現役で経験が無く、頭で考える人だと思いました。
まず、この図は人生のイベントをどう考えるかが主流に計画を立てられていて、それに対して、金銭的に、人生のツジツマを合わすように考えようという趣旨らしいです。
私の考えでは、人生のイベントほど、思い通りにいかないことはないと思うことが、ライフプランの主軸でないと、ツジツマは合わないと思いました。
私の場合、思い通りいかなかった、主なイベントは ①55歳定年が60歳定年に替わったこと、 ② 子どもたちが、予定より7年以上の間も、結婚しなかったこと、 ③ 収入が人生の当初予定とは大幅に違ったこと、などです。
主となるイベントでこれだけ変わると、計画などは無いに等しくなります。
しかし、私の場合は経済的には、プラスとマイナスを考えると悪い方ではなかったので、今は安心して暮らせています。