・・・ 物作りは楽しい。 かなり前から、とても面白そうな作業なので、革靴を作りたいと思っていた。 靴は買う時は、自分の足形、デザイン、革質、値段などを考えると、ピッタリの革靴は見つからない事が多い。 私は革細工については、独学なので、今回の靴づくりも自分流に工夫して、作ろうと考えている。
今回の工程は、スクイ縫いで上革(甲革)、裏革と中底とウェルト(細革)を縫い付けたものにクッション(中物)を貼った上に本底をウェルトに出し縫いで、縫い付ける。(下図と同じ用語をかっこ内に示す)
クッション(中物)は百均にのり付きの薄いコルク板が売っていたので、それを使った。
上の写真は踵を除いてウェルトと本底を出し縫いで縫っているところ。
踵を除いて一応仕上がったので、待ちきれなくて靴型を抜いて実際に履いてみた。
初めての靴なので、試行錯誤しながら、また、失敗もしながら、とにかく、足を入れるところまで、作った。
実際に、靴に足を入れてみて、たくさん、改良しなくてはいけない点が見つかった。
1センチ大きい靴型を使用したのですが、実際に仕上がったものは3.5㎝くらい大きかった。
足先の余裕を1.5㎝として、靴型を2センチくらい小さくしなくてはと思った。
その他に、足甲の部分が窮屈とか、かかとが浅いとか、等、色々と不具合が、靴に足を入れてから、分かったので、靴型を2センチくらい小さくして、上革の悪いところを、今回製作に使った型紙を、修正し、次回も使用しようと思っている。
今回はこれで終わって、2回目の靴作りにトライしようと思っている。