・・・定期的に、市の図書館に行って、趣味の本を借りる。
主に、クラフトの参考図書等と古代史関連の本である。
私が良く借りる、古代史関係の本は、毎年、新しい本が多く購入されるわけではない。
それでも、近年、古代史の愛好者が増えて、読むに値する古代史関係の本が年に10冊くらい図書館で購入される。
しかし、内容的には、ほとんど目新しい本はない。
古代史関係の学者が、みんな同じような本を書いている。
それを飽きずに、頭を整理するつもりで、色んな研究者が、自分の知見をもとに書く図書を読んで、頭を整理している。
一番、興味がある、論点は前方後円墳を始めて築き始めた人たちは、どんな人たちだったのかと云う事です。
今の学問では、突如、奈良盆地の東南の地域に三世紀の半ばに始まった、大きな前方後円墳を築く勢力がどこからきて、何故、ここにきずいたのかと云う事は謎です。
前方後円墳の祭祀と云うのは、北九州、出雲、吉備、香川などの祭祀を受け継いでいると云う考古学的事実はみんなが述べるところで、どの勢力がと云う事は判っていない。
学者によっては、明治維新のように上に挙げた勢力が、一緒になって、という説もある。
しかし、それらの人たちが何故、突然、奈良盆地東南の地に古代ヤマト朝廷につながる都市遺跡(奈良県桜井市の纏向遺跡)や、前方後円墳(箸墓古墳など)を作ったか、これについての推理ではなく、合理的な説明は出来てない。