・・・ラジオの朗読で「シュリーマン旅行記」を聞いていて、昔、読んだ本を再度読み直した。
シュリーマンはギリシャのミケーネ遺跡を見た時に、彼の名前を知った。
彼はトロイの遺跡の発掘でも有名らしい。
その有名な西洋の考古学者が、それに先立つこと6年前に日本に来ていた。
そして、清国・日本の旅行記を書いている。
学者だけに、克明に、見たことを記述している。
その中の一部を紹介すると、「・・日本人はみんな園芸愛好家で、植物を育てている、そして、世界で一番清潔な国民である。・・よく耕された土地がある。そして玩具と独楽の曲芸がとてもはずらしいと、ほめている。・・」
幕末の外国の人の、旅行記はほかにも色々と読んでいるが、そこに書かれている日本人は、今の日本人とかわっていないと感じる。