小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

救いがなさすぎる

2016-02-24 05:29:30 | インポート
あまりにも切なく、胸を締め付けられる事件。
目の前に食事を出されても自らの意思で拒み続け、死を選択できるほどの強い精神力を持った人でさえ、思いつめて無理心中にまで及んでしまう。
認知症介護がどれほど過酷なものなのかを改めて思い知らされます。

救いがなさすぎる。
一体、この国はどこへ向かっているのだろう。

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介護疲れ妻殺人 食事拒否死亡
2月5日、埼玉県小川町の住宅で無理心中を図ろうと77歳の妻を殺害したとして83歳の夫が逮捕されましたが、夫は逮捕後、食事をとることを拒み続け、入院していた病院で23日死亡しました。

この事件は、2月5日、埼玉県小川町の住宅で國崎誠一容疑者(83)が、妻の恭子さん(77)の首を刃物で刺して殺害したうえ、自らの首や手首も刃物で切り付け殺人の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、國崎容疑者は調べに対して「認知症の妻の介護に疲れ無理心中をはかった」などと話していたということです。
警察によりますと、國崎容疑者は逮捕後にはほとんど取り調べに応じず、食事もとらなかったため、警察は医師と相談した上で2月17日、町内の病院に入院させていました。
しかし、入院後も食事をほとんどとろうとしなかったため点滴などで栄養補給をしていましたが、23日午前10時ごろ、病院で死亡が確認されました。
國崎容疑者を留置していた小川警察署は「本人はほとんど何も話さなかったので、なぜ食事をとることを拒み続けたのか理由はわからない。警察としても食事をとるよう説得していただけに、このような結果となり残念だ」としています。
出典:NHK 首都圏 NEWS WEB
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