今日が仕事始め。
年末年始の連休はあっという間に終わってしまった。
しかし、がっかりすることはない。
そもそも連休とはあっという間に終わるものだ、あっという間に終わるからこそ連休なのだと、見方を変えればいい。
本年もポジティブ思考で頑張ります((+_+))
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年末に読んだ本の一節から。
「自分を捨てる」
人のいうことに謙虚に耳を傾けられる人は、「自分の捨て方」を知っている人だ。
一方で「自分を捨てられない人」もいる。
過去の栄光を自慢する人。
人をほめることを知らない人。
がんこ一徹な人。
考え方を変えない人。
自分のやり方に固執する人。
頭を下げて謝ることのできない人。
言い訳がましい人。
人の欠点のアラ探しばかりしている人。
人の誤りをしつこく非難する人。
攻撃的な人。
一方的にしゃべる人。
相手に口を開かせない人。
自分のことを棚に上げて、平気でいられる人。
反省しない人。
どうやら、「自分を捨てられない人」というのは「自分を愛し過ぎている人」と、言い換えられそうだ。
しかも、必死になってしがみついているような愛し方である。
それでは「自分を捨てられる人」は、自分を愛していないのかといえば、そうではない。
愛していないのではなく、自分にこだわっていないのだ。
人に教えをこうこともできる。
すぐれた才能を持っている人には、素直に敬意を払うことができる。
この世界にはスゴ イ人たちがいっぱいいて、自分はまだまだであることを率直に認めている。
さて五年後、十年後、どちらが、 人間的により大きく成長しているだろうかと考えてほしいのだ。
その答えは、後者だろう。
自分にこだわらない人、人のいうことに謙虚に耳を傾けられる人、つまり自分を捨てられる人である。
一方、自分を捨てられない人は、いつまでも「ちっぽけな自分」にこだわっている。
本人が、ちっぽけであることに気づかず、そんな自分にしがみついているのだから成長しようがない。
自分への愛情が外部からの情報や刺激を遮断しているのだ。
自分を捨てられるか、そんな気持ちになれるかどうか。
それが人として、より大きくな れるかどうかの分水嶺のように思うのだが、どうだろう。
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自分への愛情が外部からの情報や刺激を遮断する。
こんなふうに考えたことはなかったが、なるほどそのとおりかも。
今年は、この文章を折に触れて読み返すことにしよう。