献血に行ったら、「ちょうど今回が30回目になるので記念品を贈呈します」と受付の人が言う。
お皿、お箸、タオルの中から一つ選べて、献血が終わったあと帰るときに渡しますというので、ではタオルでお願いしますと告げ、無事献血を終えて記念品をもらって帰ってきた。
帰宅後に渡された袋を開けて、中味を確認してみる。
はて、この小さな封筒はなんだろう。
献血ありがとうございました。
献血30回記念 日本赤十字社
いやいや、どういたしまして(*´ω`*)
献血という自分ができることで助かる命があるのであれば、それは自分にとっても嬉しいことです。
健康な人間として当然のことをしてきたまでで、そこまで感謝されるななんて、滅相もございません。
わざわざ袋にまで入れて感謝をしたためられて。
そこまで仰々しくされてしまうと、なんだかこちらのほうも恐縮してしまいます。
さらに、記念品としてタオルまでもらえるだなんて。
今治タオルといえば高級品ですよねえ。
こんな立派な箱に入ったタオルなんて、今まで一度もお目にかかったことはございません。
献血記念と達筆な文字が輝いているではありませんか。
まるで御下賜品のようですね。
本当に恐縮しきりですが、せっかくですので謹んでお受けいたします。
それでは開けさせていただきます。
失礼いたします。
お皿かーーい!
大切に使わせていただきます。
ありがとうございました。