オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【入漁券問題】「いいオトナ」は払って釣りを「させてもらう」。

2016年09月27日 22時12分00秒 | オズマのその他釣りレポート

 僕のメトロリバーでの好感度は,何より入漁券があって,漁協がバスを守っているからに尽きるといって過言でない。

 ネットで見ていると「放流していないし,そもそもリリ禁なのだから入漁券拒否でいい」という無責任極まりない回答があるが,それはきっとメトロリバーのような素晴らしさを知らないのだろう。

 いや,そもそも,20歳を過ぎたら「いいオトナ」である。そういう年齢になったら「バス釣りはあとから来たよそ者」であることを認識し,入漁券設定があるのならば購入して堂々釣りをしたほうがはるかに気持ちいいものだし,大きな政治的問題になったとき,釣り人も漁協も潤っているという関係で,自治体に抗議できるという関係が思い浮かばないのだろう。

 実際,自治体への抗議を行っているのが,僕の知る漁協のおじさんである。自治体から「バスを殺せ」と漁協に圧力がかかったときに「釣り人からお金をもらって,釣り人は楽しんでいるのだから,むしろバスを守る」といって,役人を突き返したという。また,ナマズの放流にも積極的で,メトロリバーはナマズ釣りでも有名だ。バスの産卵床まで作ってくれているんだぞ!

 水郷が,どこか殺伐としているのは入漁券設定ができない「海」扱いだからとは有名な話。でも,「水郷管理組合」でもつくって,水辺の掃除やトイレの整備(メトロリバーには結構あるので実に助かる)をしたら,水郷はもっと雰囲気がよくなるだろう。

 水郷はフレンドリーだと以前はたしかに思っていたが,9/25に釣り人と会話したときも「水郷は,そういえばみんな殺気立ってますよね」と意見が一致した。

 そう,いったん離れてみるとわかることがある。

 メトロリバーのように入漁券があるところではきっちり支払う。それが「みかじめ料」とも言えるし,それゆえに安全・安心に釣りができるのだ。ネット閲覧のウイルス対策ソフトと同じ考えである。

 もちろん,自分は2017年度年券が発売されたら購入するつもりだ。年間1万円でも安いと思う。水郷往復なんて2回で1万オーバーだからね。