オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【オーイとんぼ!・第24巻】願っているだけでなく,具体的に工夫をするということ。

2020年07月06日 00時00分00秒 | オズマの読書感想文


さて,第24巻だ。

 ここのところ,『オーイとんぼ!』はいろいろな書評やらで紹介されている。いわく「これはただのゴルフマンガではない」だ。

 書評なら僕も負けない自信がある。毎巻のように「刺さる」言葉があるので今回もご紹介しよう。


口角を上げるとドキドキがワクワクに変わる。

 僕の自撮り写真の多くは口角をあげている。無論,意識的にやっているのである。そう,無意識でなく意識的にやる

 無表情の40UPより,口角を上げた20UPの方が,自分で見ても「楽しそう」である。楽しそうなものは「また観てみよう」となる。これは,僕がネットに関わり始めた頃,自撮りで「こうした方がよいのではないか 楽しいのではないか」と思って,いろいろな人の写真を研究した結果でもある。

 でも,さすがに釣りの最中にニコニコするのは難しい。僕も容赦なく釣りキチなので,本気のときは無口になってしまう。もっとも,無口であれば釣れるわけでなく,意外に会話中に「アタリだあ」なんてことも多いので,やっぱり意識して行動することは重要だろう。


工夫なき警戒は願い。願いでは何も変わらない。

 つぶらが僕にまた一つ重要なことをアドバイスしてくれた。

 工夫は具体的に行う。釣りなら「いままでと同じことを繰り返してもダメなら,思い切り変えてみる」というところだろう。ライトリグばかりでなく,正反対のクランキングなど。7/5の出家街道脱出のきっかけはまさにこれだった。

 釣りに正解はない。自然が相手だから,正解は自分で納得できたかどうかだけ。トーナメントなら「たくさん釣った人が正解」だが,個人で釣っている限り正解はない。

 でも,毎回釣りたいなら,やっぱり「いろいろなことを先入観に囚われず」試してみることも重要だろう


1cmの工夫が魚も呼ぶ...そう実感する。

 たとえばダウンショット。意味なくいつも「20cm」と決めてやるのか,「今日は底に付いているだろうから,5cmぐらいでやってみよう」というのは大いに差がある。

 同様に,ラインの太さも12LBと14LBの使い分け,正確には標準直径を理解するとずいぶん操作性が変わってくる。その操作性の違いをあらかじめ家でシュミレーションして試す,それが釣りの醍醐味だと思っている。GT-Rでも,12LBで0.285mmのMH,0.290mmのウルトラ,そして視認性の差。実際にフィールドで巻いてみると「こんなに違うのか」とわかるだろう。

 第24巻も収穫多き本であった。続けて購入し,いろいろな人がこの本を買って,将来的には東京MX辺りでTVアニメ化してほしいと思う。実写映画は難しそうだからね


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