「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

北九州市戸畑区  「 旧松本家住宅夜間特別公開 」

2012-12-03 00:08:01 | 近代化産業遺産・土木遺産







昨日、国指定重要文化財に指定されている旧松本家住宅の特別公開に行って来たが、
全てにおいて魅了される建造物であった。
たくさん紹介したいものがあるが、
動画や画像の整理や編集が出来ていないので、
それが出来次第掲載して行きたいと思ってます。
それまで楽しみに待っていて下さい。






宮崎県高千穂町  「 八百萬神が集まって相談した場所 【 天安河原 】 」

2012-12-03 00:05:46 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣







































ここから300mほど行くと天安河原がある







途中このような場所を歩いて行かねばならない





天の岩戸神社から岩戸川沿いに500m程川上へ行ったところ、
河原一帯が天安河原と伝わっています。
その中心に間口40m奥行き30mの洞窟仰慕窟(ぎょうぼいわや)があり、
その中に天安河原宮がひっそりとたたずんでいます。

祀られている神様が八百萬神と言うこともあって、
石を積んで願い事をすると沢山の願い事が叶うそうです。
特に中風に効くとの信仰があり遠くから参拝者が絶えないようです。

鳥居のある暗い洞窟には、ケルン状に積まれた石が並び、
独特のムードを醸し出しています。
積まれた一つ一つの石に人々の願いが込められています。
天岩戸神社から徒歩で10分ほどのところにあります。


写真でもお気づきの方が居られたか?と思いますが、
たくさんのオーヴ ( 球体 ) が写っています。
そして、ここで動画を撮って帰って確認したところ、
映像が肝心な部分の映像が写ってなくて、
最初と最後だけになっていました。




宮崎県高千穂町  「 天安河原遥拝所 ( あまのやすがわら ゆうはいしょ ) 」

2012-12-03 00:03:52 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣





















天安河原宮 ( あまのやすかわらぐう ) は、天岩戸神社の境内にあり、
ここから約500mほど離れた天安河原への遥拝所となっている。

主祭神 思兼神 ( おもいかねのかみ ) =八百萬神
「 天岩屋 ( あまのいわや ) 」 に隠れられた 「 天照大神 」 を巖から出てもらうため、
神々が集まって相談したといわれる、「天安河原」があります。





宮崎県高千穂町  『 天岩戸神社 』

2012-12-03 00:01:39 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



































写真中央辺りに 「 天岩戸 」 がある





天岩戸神社には東西2つの神社があり、
東宮は「天照大神(あまてらすおおみかみ)」、
西宮は「天岩屋(あまのいわや)」を祭り、それぞれ社殿があります。
 主祭神 天照大神(あまてらすおおみかみ)=おおひるめの尊
 合祀神 手力男命 天細女命 外5神
「あまのいわと」は天岩戸又は天磐戸と書かれたり、
呼び方も天岩戸・天岩屋・天岩屋戸等と称されています。

天岩戸(あまのいわと)神社西宮

古事記・日本書紀及び伝承では、
日の神様「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が
弟君「須佐之男命(すさのおのみこと)」のいたずらにお怒りになり、
「天岩戸」にお隠れになってしまわれます。
「天照大神」が岩屋戸(洞窟)に隠れられると天界・地上界は真っ暗闇となり、
多くの疫病・災いが発生し沢山の悪霊が出て神々は大変困ってしまいます。
八百萬(やおよろず)の神々は集まって相談をし、岩屋戸の前に榊の木をたて勾玉や鏡を取付て、
「天細女命(あまのうずめのみこと)」がみだらな格好をしておもしろおかしく踊ります。
これを見た神々は大声で笑います。
不思議に思った天照大神が顔を覗かせたところ、
「手力男の命(たじからおのみこと)」が岩戸を押し開いて連れ出します。
岩屋戸には注連縄を張って封印し、入り口を塞いでいた岩の戸を「手力男の命」が投げ飛ばします。
漸く天界と地上界は元のように明るくなりました。
この時投げられた岩戸は長野県戸隠に落ちた。と伝えられています。


「天岩戸」を聖域(神域)として祭っている所がここ天岩戸神社西宮です。

岩戸地区は高千穂峡と同じように古阿蘇山の火山活動によって溢出た溶岩が、
古祖母山を源流とする岩戸川の流れによって削られ、
深い谷を形成して五ヶ瀬川に注いでいるところです。

天岩戸神社は岩戸川の右岸(西岸)に立ち、
深い渓谷を挟んで東岸の岸壁の中腹にあります。
天岩戸の周辺は雑木で覆われ、
黒い岩肌にぽっかりと空いている洞窟の様子を渓谷越しに拝観することができます。
天岩戸を拝観できる場所は拝殿背後の拝観所からだけです。(天岩戸は写真撮影は出来ない。)


岸壁の頂上付近は何百年の時を経た5本杉と呼ばれる杉の大木が立ち並び
神秘に包まれた聖域を偲ばせています。

天岩戸神社には拝殿があるだけで本殿はありません。
本殿は聖域「天岩屋戸」をご神体としているからだそうで、
このような形式の神社は日本でも大変珍しいそうです。
宮司さんの話では「天岩戸」には誰も立ち入ったことが無く、
入口は崖崩れで埋まっている様子とのことです。