「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

佐賀県有田町  「 泉山の六地蔵とトンバイ塀 」

2012-12-10 00:06:43 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



六地蔵とトンバイ塀



































六地蔵の近くにある 「 唐臼跡 」











泉山の六地蔵は、死者が死後、
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道のいずれの道を辿っても、
魂を救済するために、墓地の入り口、村の辻で祀られたそうです。

六地蔵の製作時期や詳細は明確ではないが、
江戸中期以後、一体方式の六地蔵が六体方式の地蔵に変化したようです。

その当時頃から、
葬儀は、六地蔵の広場か、寺の境内で行なわれていたようである。


トンバイ塀
弁財天社の大いちょうから西へ、有田陶磁美術館までのなだらかな下りの細道には、
トンバイ塀があり、焼物の町らしい風情を醸し出しています。
トンバイとは、登り窯を築くのに使ったレンガのことです。
レンガは、窯がたかれるうちに薪の灰をかぶり高温を浴びて、
表面がガラス質に変化し、微妙な色合いになります。
このトンバイや使い捨ての窯道具のハマ・トチンを赤土で固めて、
築いた塀がトンバイ塀です。

江戸時代、商人が町すじに店を構えていたのに対し、
窯焼は本通りからはずれた人通りの少ない場所に住み、
屋敷と仕事場をトンバイ塀で囲み製陶技術の秘密を守ろうとしたのだそうです。



熊本県上天草市 「 三角灯台 ( みすみとうだい ) 」

2012-12-10 00:04:57 | 熊本の灯台



『 三角灯台 』















横から見ると意外と薄い




























灯台の向こうに雲仙の普賢岳が見える








三角側には中神島が見える







灯台まで急な階段を上って行く







途中で灯台の頭だけが見える













所在地 / 熊本県上天草市大矢野町 柴尾山
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 群閃白光  毎7秒に2閃光
実効光度  / 8300カンデラ  
光達距離 /  13.5海里       
頂部までの高さ / 6.6m
平均水面から灯火まの高さ / 39.90m
現用灯器  / LC管制器Ⅱ型   電球 / C-1
設置、点灯および業務開始年月日 / M23.3.1


三角灯台は何度かチャレンジして、やっと探し出せた灯台である。
地元の人たちでもその存在があまり知られていなくて、
まちまちなコメントで探すのが大変だったが、
灯台下に釣りに来ている人から教えて頂いたものである。

灯台の歴史は古く、現在はコンクリートの壁に改修されているが、
それでも明治23年から照らし続けて来た灯台に歴史を感じざるをえない。



北九州市戸畑区  「 第5回 北九州市障害者芸術祭 」

2012-12-10 00:03:17 | 日記 ・ イベント



戸畑障害者地域活動センターのみなさんによる 「 手話歌 」








若松工芸舎の五平太クラブによる 「 五平太ばやし 」







ミュージックケアワーカーによる 「 みんなで楽しむワークショップ 」





昨日、沖縄から古謝美佐子さんが来て唄うというので、
午後から第5回北九州市障害者芸術祭に行って来た。
この催しを見るのは初めてだったが、
健常者も障害者と一緒になって歌い、リズム体操をし、
楽しい一日となった。
それは、ステージと観客。
障害者と健常者という壁など感じさせない一体となった時間だった。