多良間小学校の 「 センダン 」
多良間小学校
多良間小学校の校庭にある百年を記念した碑
たらま幼稚園と多良間小学校
多良間村診療所
多良間村図書館
多良間郵便局
多良間村役場
多良間村番所跡地
十数回に渡って紹介してきた多良間島編は今回で大まかな掲載は終了する。
伊良部島ともども宿泊してゆっくり滞在したい島である。
そんな多良間島 ( たらまじま ) は、宮古島と石垣島の中間にあり、
沖縄県宮古郡多良間村に属する島で、宮古列島の南西端に位置する。
東方にある宮古島との距離は約67km、西方にある石垣島との距離は約35kmであるが、
石垣よりも遠い宮古の風習や文化が色濃く残っている。
また、多良間島の北方8kmには水納島がある。
島の地形は東西約6km・南北約4.3kmのほぼ楕円形をした島で、
面積は約19.75km²で沖縄県の島で11番目の大きさである。
隆起サンゴ礁からなるため、島全体が平坦で山や河川はなく、
最高点は北部にある八重山遠見台の34.2mとなっている。
島の周囲は砂浜に囲まれ、サンゴ礁が発達している。
気候は、熱帯雨林気候に属し、最寒月平均気温18.4°C ( 1・2月 ) と温暖である。
乾燥限界616mm<年平均降水量2036.1mmで、
最少雨月降水量112.7mm ( 7月 ) となっている。
島のほとんどが耕作地で、サトウキビ栽培や肉用牛の飼育が行われており、
特に黒糖では単位面積あたりの収穫量が沖縄県内で最多となっている。
一方で漁業はあまり盛んではなく、近年まで漁港整備も進んでいなかった。
なお、リゾート開発が行われていない等、観光産業は発達しておらず、島を訪れる観光客は少ない。
島の名産品には黒糖やヤギ料理、ぱなぱんびん・うーやきがーす・たらまんぼーなどの菓子がある。
また、近年は島で昔から作られてきたササゲ
( 島では黒アズキ、黒豆などと呼ばれている ) の栽培が盛んで、
「 たらま黒豆 」 として販売されている。