
積 ( セキ ) グスクの全景

三角形のピラミッド型した積グスク

天城展望台からの眺望

タキバル展望台から見たサクバル岩礁群

スナシル(砂白)から積グスク方面を望む

深い海を避けるために岩壁を登らなければならない

緑に見える部分はこのようなブッシュになっている

荒々しい岩で出来たグスク周辺

積み重ねたような岩が自然の要塞を造る

途中にあるグスクと島の間の平場

積グスクがある佐久原の岩礁群の遠望
積グスクは、地元ではチングスクと呼ばれている。
そんな積グスクは阿嘉島の南西、砂白(スナシル)の南に隣接する岩瀬の群れなす中央部に位置し、
比較的大きな岩瀬の上に築かれたグスクである。
グスクの築かれた岩瀬に行くには、スナシルの高い岩瀬を越えてリーフ内を歩いて渡らなければならない。
従って干潮時を十分考慮して行かなければ途中で引き返せなくなる危険性も出て来るからである。
グスクの立地する岩瀬は三角形状をなし、標高45mを頂部として北西に向かって傾斜をなしている。
グスクはこの傾斜を削って平らにした4つの平場を有し、その最高所に位置するのが主郭である。
主郭の下には三段の小さな平場がひな段状に続いている。
自然の石を加工しないでそのまま使用した石垣が断崖にとりまいている。
積グスクへのアクセス
積グスクへは、阿嘉港から天城展望台方面に進み、
展望台の手前から左に下りて行き、
浜に出たらそのままスナシルの断崖を登らなければならない。
くれぐれも潮の満ち干きを考えて行動しなければ危険を伴うので、
十分に注意しなければならない。