「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

6月14日 飛行機雲が染まっていた朝

2013-06-14 06:22:53 | 朝の風景とその他の風景







夕べ網戸にして寝たので4時過ぎに寒くて目が覚めた。
それからまた寝るのも中途半端なのでブログを掲載した。
5時前にムサシと散歩に出ると東の空に朝陽に染まった2本の飛行機雲が目に入った。
東に向う1番機だろうが、こうした航跡を見ると飛行機に乗って沖縄に行きたくなる。

今日も暑いと思うが、今日まで頑張ったら明日と明後日は休みなので気合いを入れて頑張ろう!





沖縄県嘉手納町 ・ 琉球の産業の大恩人 「 野国総管の墓 」

2013-06-14 04:40:56 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所



野国総管の墓


野国総管の名前だが、これは、「野国村」出身の進貢船の事務総長である「総管」という役職名で、
本名ではないが、こっちの方が有名になっている。
本名は判っていない。






野国総管の遺骨が入った厨子甕














これはカデナマリーナ内の総管の墓の前にある碑である。



野国総管は1605年に中国福建省より甘藷(サツマイモ)の苗を持ち帰り、
今のカデナマリーナ周辺にあった、野国村で栽培を始めました。
これが琉球での甘藷の始まりで、以降干ばつや暴風などで米などが取れなくても、
餓死者を出す事が少なくなったという事です。
琉球で普及していた甘藷を1615年、ウイリアム・アダムス ( 後の三浦按針 ) が長崎平戸に、
1705年、前田 利右衛門が薩摩に持出して、それらが全国に普及して現在に至っているそうである。





野国総管の墓の前にある説明板







「 道の駅・かでな 」 にある野国総管の像











カデナマリーナ内にある野国総管の墓を紹介するのは、今回で2度目だが、
前回は、 沖縄の文化財 」 として墓を紹介したが、
この場所で何回写真を撮ってもボケるので再度撮り直しにこの場所に来たわけである。




沙羅双樹と青空

2013-06-14 04:39:02 | 花・鳥・虫・魚・猫











青空に沙羅の花が映える













宮古島の空のようだ!







元気な朝の沙羅双樹






たくさんの花が咲く







蕾もたくさん付けている








朝の沙羅双樹






台風3号の影響からか?清んだ青空になった。
本来のルートならば今ごろは暴風雨圏内で家の中から台風の状況を窓ガラス越しに見ているところだろうが、
東に進路を変更したことで暑くはなったが、雨風に悩まされずに済んだ。

今年も庭の沙羅双樹に花が咲いた。
朝は元気だったが、日射しがあたる昼には花に元気がなく、
オオヤマレンゲのようにうつむき加減に咲いていた。
花は元気がなかったが、素晴らしい青空を撮ることが出来たのは収獲だったかな?

ちなみに沙羅双樹の花言葉は、「愛らしさ」らしいが、
仏教では、自分の寿命を悟った釈尊は
「 形あるものは必ずこわれ、生あるものは死ななければならない 」 と最後の説法をして
沙羅双樹の下で涅槃に入ったとされている。

平家物語の冒頭にも
「 祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらわす…… 」 とある。


沙羅双樹はインド原産の常緑樹で熱帯樹の為、日本では育たないようです。
平家物語に登場する沙羅双樹は、ツバキ科落葉樹の 「 ナツツバキ 」 らしい。
朝咲いた花も夕方にはツバキのように首からボトボトと堕ちるから、
果敢なさというか、その生命の短さを思うにつけ、
花のシアワセは何を以って成就するのかと思う時がある。




大分県院内の石橋 37 「 仮称 ・ 日岳境橋 ( ひのたけさかいばし ) 」

2013-06-14 04:36:27 | 大分の石橋



径間の割りに輪石は36cmと大き目である








長のアーチはトンネルを思わせる








橋の内部はまるでトンネルである








古い橋と新しい橋の継ぎ手部分








ボックスカルバートが設置された新しい橋からの眺望








橋脚部分は自然石の上に築かれている







橋の上を国道500号線が走る







橋の入り口の目印になる上院内小学校





所在地 /  大分県宇佐市院内町日岳 : 五名谷川
架橋  /  昭和期
石工  /  不明
長さ   /   6.0m     幅   /   4.3m
拱矢  /   1.3m     径間  /   2.5m
環厚  /    36㎝    
単一アーチ



日岳境橋は、大字五名と大字日岳の境界で、
国道500号線に下にある暗渠として管理されている。
上流側はボックスカルバートで拡幅されており、
アーチはトンネルを思わせる馬蹄型になっており、整った形をしている。
橋名は仮称で石工や架橋年月日などは定かではない。

日岳境橋へのアクセス
日岳境橋へは、国道500号線沿いにある五名神社から500mほど行ったところにある橋で、
上院内小学校の左下になる。横の田んぼから見なければアーチは気付き難くく、
橋というよりもトンネルや暗渠という感じである。
駐車は、橋の入り口のそばに駐車できる。