青空に沙羅の花が映える
宮古島の空のようだ!
元気な朝の沙羅双樹
たくさんの花が咲く
蕾もたくさん付けている
朝の沙羅双樹
台風3号の影響からか?清んだ青空になった。
本来のルートならば今ごろは暴風雨圏内で家の中から台風の状況を窓ガラス越しに見ているところだろうが、
東に進路を変更したことで暑くはなったが、雨風に悩まされずに済んだ。
今年も庭の沙羅双樹に花が咲いた。
朝は元気だったが、日射しがあたる昼には花に元気がなく、
オオヤマレンゲのようにうつむき加減に咲いていた。
花は元気がなかったが、素晴らしい青空を撮ることが出来たのは収獲だったかな?
ちなみに沙羅双樹の花言葉は、「愛らしさ」らしいが、
仏教では、自分の寿命を悟った釈尊は
「 形あるものは必ずこわれ、生あるものは死ななければならない 」 と最後の説法をして
沙羅双樹の下で涅槃に入ったとされている。
平家物語の冒頭にも
「 祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらわす…… 」 とある。
沙羅双樹はインド原産の常緑樹で熱帯樹の為、日本では育たないようです。
平家物語に登場する沙羅双樹は、ツバキ科落葉樹の 「 ナツツバキ 」 らしい。
朝咲いた花も夕方にはツバキのように首からボトボトと堕ちるから、
果敢なさというか、その生命の短さを思うにつけ、
花のシアワセは何を以って成就するのかと思う時がある。