「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県阿嘉島  「 シロの像 」

2013-06-24 06:04:48 | 離島めぐり



( シロ:2000年11月26日没 )








「 シロの像 」 は阿嘉大橋の下に建っている







2度目に訪れた時はシロの首にレイが掛けられてあった


















阿嘉島はかつて映画 『 マリリンに逢いたい 』 のロケで使われた島である。
阿嘉島のシロは座間味島のマリリンに逢うため、海を泳いで逢いに行った。
その時の主役、シロの像が阿嘉港ターミナルの裏手の阿嘉大橋の下に建っている。

シロは毎日ニシバマまで走り、そこから3km先の座間味島へ泳いで行った。
恋犬マリリンに逢うためにである。

束の間のマリリンとの集いを終え
夕方になると、座間味島からの最終便に乗せてもらい、
阿嘉島に戻ってきたという。

シロはマリリンの居る座間味島に 「 行きっぱなし 」 ではなく、
必ず自分の故郷である阿嘉島に帰って来るところに感心させられる。
恋人を想い健気に泳いで渡る気持ちと、自分の島へ帰る気持ちに強さを感じる。
それは人間でも強い意志が無ければ、出来ない行為だと思っている。




今日は何の日? 「 阿嘉大橋が開通した日 」

2013-06-24 06:02:07 | 沖縄の橋



阿嘉島と慶良間島を結ぶ阿嘉大橋








阿嘉港ターミナルの裏手にあたる阿嘉大橋の下に 「 シロの像 」 がある







阿嘉港の入り口から大橋を望む







阿嘉グスク展望台からの眺望







スナシル浜から見た阿嘉大橋








橋の向うにスナシル(砂白島)や積城(セキグスク)島を望む







慶良間島(奥)に繋がる阿嘉大橋








阿嘉大橋から慶良間島を望む







阿嘉大橋から阿嘉の街を望む





阿嘉大橋は1998年6月24日に阿嘉島と、
慶良間島を結ぶために開通した全長530mの橋である。
それまでは、慶留間島の人は船で阿嘉島等に買い物に行ってたとか。
橋の見た目も綺麗で、橋の上からの眺めも素晴らしい。
2001年には、土木学会グッドデザイン賞を受賞しているシンプルな橋である。



大分県院内の石橋 42 「 中島橋 」

2013-06-24 05:58:35 | 大分の石橋



大まかな中島橋の全景である








川の中からでも木々が」生い茂って橋が確認し辛い







スパンの割りに薄いアーチ頂部







輪石や壁石には比較的大きな石が使用されている








橋脚は土手の中腹から立ち上げている








アーチの内側にスズメバチの巣がある







望遠で拡大したスズメバチの巣







左岸側壁石にある通路門







通路門内部は坑口のように頑丈に組まれている







橋の上流側にある下に降りる階段








中島橋の架かる院内川と下流を流れる恵良川の合流点




所在地 /  大分県宇佐市院内町斉藤 : 院内川
架橋  /  大正10年
石工  /  松田新之助
長さ   /  22.0m   幅   /  2.4m
拱矢  /   4.8m   径間  / 9.9m
環厚  /   40㎝   
単一アーチ



中島橋は、恵良川の支流、院内川の最下流に架かる橋で、
国道387号線と県道27号線の分岐から右に入った場所に架かっており、
斉藤集落の生活橋となっている。
左岸側橋面の下に人の暗渠式通路門が設置されている。

中島橋へのアクセス
中島橋へは国道387号線を旧・院内町の市街地を抜けてから
県道27号線に入ってすぐの左側の集落の中に架かっている。
駐車は集落の入り口の広くなった場所に駐車した。