頂部にある ” 御神石 ”
ストーンサークル内にある路標と説明板
城門のような石柱
登山口にある説明板
猪群山頂部
1.2キロの頂部から路標の矢印に向かってさらにここから200mほど行く
国東半島の中心の両子山より北西の方角にある標高458mの猪群山 ( いのむれやま ) 。
この山頂から左に少し降りた頂部に巨石による 「 ストーンサークル 」 がある。
過去に取材報道や謎の究明が試みられたりしており、
意外と知られている場所である。
有名なところでは、1983年に作家の松本清張氏と考古学者の斎藤 忠氏が
ストーンサークルの謎の究明の為に、この地を訪れている。
この研究結果は、のちに 『 猪群山-山頂巨石群の研究 』 としてまとめられているが、
いつの時代に、何の目的で造られたのかは、現在でも謎のままである。
仮説もいくつかあり、仏教信仰の霊場、古代人の巨石崇拝など。
邪馬台国 卑弥呼と関係があるのではないかなど諸説あるが、
確定的なものはなく、どれが核となるのか定かではない。
だが、 「 一度訪れてみたい 」 と、興味をそそる。
登山者に古代ロマンを抱かせ、魅力のある山であることは間違いないが、
ただ、頂上までの1.2キロの道のりが酸欠状態になるくらい厳しいので、
往復に1時間半、特に上り坂の厳しい往路は50分はゆうに必要である。