大分県大分市 「 第32回 府内戦紙 」
8月5日。暑い大分の夏をもっともっと熱くさせた一大イベント 「 府内戦紙 」 。
今年、はじめて 戦紙 ( ぱっちん ) を観たが、
セレモニーから飽きさせない企画に、
本番前の騎馬隊やミスのパレードなどで、すでに満足だった。
そんな 「 七夕まつり 」 と銘打った府内戦紙は、
昭和60年、大分商工会議所青年部発足4年目を迎える年、
地域商店街の活性化について協議する中、
他県の有名な祭りに比べて大分市の祭はメインとなるものがなく、
新しい文化をつくるべきだ!!と若者の立場から夏祭りを検討し、全国の祭を研究した。
目標は10年で街の文化となる祭を創ること。
大分商工会議所青年部は青森の 『 ねぶた 』 を基に
大分らしさと躍動感を加えようと独自で電飾の山車を作成し
『 大分七夕祭り 』 の市民みこしに1基で参加した。
当時の市長佐藤益美氏が、子供の頃遊んだ『ぱっちん』(めんこ)の絵柄の様だと
評したことから 『 府内ぱっちん 』 と命名される。
ちなみに、府内とは、大分市中心部の昔の呼び名である。