橋の袂にある説明板
頑丈に組まれた大きな輪石
川の路盤から直接組まれた輪石
草の覆われて壁石などが見えない
枯れ草に覆われているが今も生活の橋として利用されている
所在地 / 沖縄県中城村新垣
架橋 / 新しく架けられた橋
石工 / 不明
長さ / 3.4m 幅 / 2.9m
拱矢 / ?m 径間 / 2.2m
環厚 / 26㎝ 単一アーチ
若南原の石橋の説明板によると、
若南原一帯はかつて若南川により新垣集落と耕地地帯が分断されており、
生活を営むうえで大変不便であった。
その不便さを解消するために新垣地域の人たちは若南川に橋を造った。
この地点より上流の方には川に大きな平たい石を両岸に架けた簡易な橋が造られていたが、
川幅が広がり橋は川の中に落ちていたため、歴史の道の整備工事の際に新しく橋が造られた。
また、下流の方には2基のアーチ型の石橋があったが、
1基は車道整備工事のため平成10年に取り壊されました。
現在、下流に1基だけ残されている石橋は、中城村内で唯一残っているアーチ型の石橋で、
歴史的見地からも貴重な石橋であるということで、中城村の有形文化財に指定されている。
現在、ここに架けられているアーチ式の石橋は歴史の道整備にともない
新しく造った橋で、下流の石橋を参考に造られたものである。
以前は、この地点に橋はなく、川の中に大きな石を置き川を渡っていたようである。
と記されているように、この橋は下流の橋を模して参考に架けられたものである。
若南原の石橋へのアクセス
若南原の石橋へは、中城村の新垣の交差点近くにある
新垣第三保育所の先から下に降りて
左側を流れる小川に沿って300mほど行くと橋が架かっている。
駐車は、橋の近くの広くなった場所に駐車して歩いて橋まで行った。