「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

想い出の日経新春杯 「 テンポイント 」

2017-01-15 15:15:15 | 馬の詩 ・ それぞれ...



風花舞う日経新春杯で66.5キロを背負って先頭に立ったテンポイント





    「 悲しい流れ星 」  テンポイント 



    栗色の貴公子は
    人気の重さに耐えかねて
    トモを落とした四コーナー

    「 なんとしても再起を 」 と
    全国のファンから
    ガンバレ ガンバレと
    願いが届く

    額の流星は悲しい流れ星
    無事を祈る我らが胸に
    希望は失せた




昭和53年1月22日 京都競馬場 日経新春杯にて
左第三中足骨多開骨折ならびに第一趾骨複骨折
術後の闘病生活中 3月5日 衰弱のため死亡




海外遠征の壮行レースでもあった日経新春杯。
京都大賞典で63キロを背負って2着に8馬身差の快勝をしたテンポイントだったが、
この日はさらに上乗せされて、66.5キロの斤量を背負った。
この時、勝ったジンクエイトが52キロで、
2着のビクトリアシチーが50.5キロだったことを考えると、
いかにテンポイントが背負わされていたかが解るだろう。
それでも断然の一番人気だったし、無理をせずに勝てると誰もが思っていた。
メンバーは天皇賞馬エリモジョージをはじめ、
ホースメンホープ、タニノチェスターなどが顔を揃えていた。

杉本 清さんの実況で、 「 あたかもテンポイントの門出を祝うかのように
粉雪が舞う京都競馬場でテンポイントが先頭です。」 で、スタンド前を通過したが、
「 あっ!鹿戸騎手が後ろを見ている。
テンポイントがおかしい。テンポイントがおかしいぞ! 」 と、
3コーナー過ぎから下がりだしたときは、悪夢だと思っていた。
ただただ、 「 無事で・・・ 」 と祈るばかりであった。
そして4コーナーで立ち止まったテンポイントに
全力で走り寄る山田厩務員の姿が今も忘れられない。
そのシーンを思い出す度に涙があふれる。






菊の花を持って訪れたテンポイントの墓





  「 愛しき玩具 」  テンポイント



   いつも いつも
   その馬に期待を寄せていた
   勝っても 勝っても
   まだ勝って欲しいと
   無理な願いをしていた

   いつも いつも
   そばに置いていたお気に入りの
   ゼンマイ仕掛けの戦車
   走っても 走っても
   もっと速く走らせようと
   ネジを巻き過ぎて
   壊してしまった
   あんなに好きだったのに
   無理を強いた
   愛 ( かな ) しき玩具よ




   

煙りの中に美味しさが見える

2017-01-15 12:12:41 | 日記 ・ イベント



地鶏の味付け









骨付きカルビと手羽先







とろっとろのテビチ





室内で焼いたので煙たかったが、
みんなも喜んでくれたし、
楽しい酒宴になった。

昨夜は遅かったけれど今朝も4時半に散歩に出たが、
酔いが残っていたので二度寝したら、
熟睡してしばらく起きれなかった。




福岡県川崎町  「 戸山原古墳1号墳 」

2017-01-15 04:34:50 | 古墳・ 遺跡


























































福岡県川崎町安眞木にある戸山原 ( とやんばる ) 古墳1号墳は、
6世紀末~7世紀初頭に造られた横穴式石室を有する古墳で、
直径約15m、高さ4.7mを測るなだらかな円墳である。
古墳の周りに溝が廻り、
施錠がされていたが見た目に玄室、前室が良好な形で残っている。
学術的な価値が高く地元のシンボルとして大切にされており、
平成13年5月16日に町指定史跡に指定されたものである。
なお、当古墳は平成17年の福岡西方沖地震で被害を受けたため、
現在の古墳は平成21年度に復元されたものである。


所在地  / 福岡県川崎町安眞木4974


長崎県西海市 ・ 崎戸風景  「 崎戸橋 」

2017-01-15 01:22:30 | 橋 ・ 鉄橋 ・ ダム ・ 隧道・道







橋を下から支える赤いパイプアーチが印象的な橋で、
蛎浦島の入り江に架かる。
九州本土から崎戸に向かうと、
大島大橋、寺島大橋、中戸大橋に続いて4つ目の橋となる。
島の基幹産業であった石炭採掘が終焉を迎える直前の
昭和42年(1967年)に完成した。
現在、橋の近くには石炭に代わって島の経済を支える製塩工場の姿を見ることができる。


所在地  / 長崎県西海市崎戸蠣浦郷