「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

長崎県佐世保市小佐々町  「 西川内橋 」

2017-01-22 09:31:41 | 長崎の石橋
















































































所在地  / 長崎県佐世保市小佐々町西川内
架橋  /  大正9年  ( 1920年 )
橋長 / 15.5m 幅員  / 3.5m
小佐々町指定文化財(4号)


現在の県道18号 ( 佐々ー鹿町ー江迎線 ) を佐々から、
日本本渡最西端の地である小佐々町楠泊方面に向かって走っていると、
小佐々浦から入り込んだ場所に石橋が架かっている。
それが 「 西川内橋 」 である。

西川内橋は、大正9年(1920年)7月にアーチ橋として架橋されたもので、
この堤防沿いの道路は、県道が開通されるまでは小佐々町の幹線道路であった。
ちなみに、この橋の建設費は4、630.5円であったという。
人夫賃が一日2円、石工が3円の時代である。


想い出のAJC杯  「 ホワイトストーン 」

2017-01-22 04:06:46 | 競馬・ボート







この時代はメジロマックイーンやハクタイセイといった芦毛ブームで、
ホワイトストーンもその一翼を担っていた。
ホワイトストーンはシービークロスとワイングラスの間に生まれた芦毛の牡馬で
中央競馬で32戦4勝の成績を残し1995年に種牡馬入りしたが、
1998年に小腸癒着のため、12歳の若さで死亡した。
残した産駒の中から2000年の東京王冠賞を制したアローウィナーが出ている。


父 シービークロス
母 ワイングラス
生年月日  / 1987年4月2日
調教師  / 高松邦男 (美浦)
馬主  / 安藤 博
生産者  / 大川幾男
産地  / 厚真町
通算成績  / 32戦4勝  [ 4-3-6-19 ]
主な勝鞍  / アメリカジョッキークラブカップ 


音速の青い戦士 ・ JR九州 「 青いソニック 」

2017-01-22 02:22:22 | 汽車・電車・駅・廃線路










































































客車内の床に刻印された 「 SONIC 883 」 











その青い精悍な顔つきは、騎士のフルフェイスマスクを思わせ、
颯爽と風を切って走る 「 青いソニック 」 。

東九州自動車道の延伸とそれに伴う高速バスの利便性向上に対抗するため、
特急 「 にちりん 」 ( 速達型の 「 ソニックにちりん 」 ) 用として
1995年 ( 平成7年 ) 4月20日から運用を開始した。
「 ワンダーランドエクスプレス 」 や 「 SONIC 883 」 の愛称がある。

最高速度を130km/h ( 7両編成の速度種別はA48 ) とし、
カーブの多い線形にあわせて振り子式車両としたことで
博多駅 - 大分駅間の所要時間を20分ほど短縮した。
車両デザインは787系に引き続き、水戸岡鋭治が手掛けている。
1995年にはグッドデザイン商品に選定され、
1996年 ( 平成8年 ) にはブルーリボン賞およびブルネル賞を受賞した。

振り子式車両の導入はJR九州では初であるが、
電化方式で見た場合、営業用交流電車としては日本初の振り子式車両でもある。

ちなみにSONICには、英語で 「 音速の 」 という意味がある。