「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

長崎県五島市  「 奥浦慈恵院跡 」

2017-01-20 14:23:59 | 教会



奥浦慈恵院跡に残る 「 マルマン神父 ( 右 ) とペルー神父 ( 左 ) と子どもの像 」









「 自由と愛の使者 マルマン神父とペルー神父と子どもたち 」 と書かれた碑







敷地内に残るマリア像





今は更地になった奥浦慈恵院・・・

1904年から2006年まで奥浦慈恵院があった場所に
マルマン神父とペルー神父と子どもの像と、
マリアさまの像が残されている。


堂崎教会に赴任した宣教師たちは福祉事業に乗り出した。
五島には貧しさゆえに育てることができない子どもたちが数多くいた。
フランス人宣教師マルマン神父らはその子どもたちを育てるため、
女性信徒たちと協力して大泊の民家に
「 子部屋 ( こべや ) 」 という養護施設をつくった。

次第に子どもの数が増えて手狭になると、
堂崎の教会に隣接する形で移転した。
教会堂の建て替えなどに伴って場所を転々としながら、
この施設は 「 奥浦慈恵院 」 として多くの子どもたちの命を救い育んできた。
現在もこの精神は引き継がれ、
キリスト教が説く愛をしっかりと実践している場所となっている。

明治の初め貧しさ故に闇に葬られようとしている赤ちゃんを集めて育てようと
奮闘する若い娘さんたちが自給自足をしながら必死に育てても、
捨てられた子供たちは体が弱く、
対岸にある診療所まで舟の櫓をこいで子供を連れていかねばならない毎日・・・・
そこで、 「 自分たちの仲間内から医師を育てよう 」 と、
優秀な女子を医者になるための学校へと進学させた。

そして、 「 女が3人がかりなら男1人前の仕事ができるだろう 」 と、
売りに出されていた精米所を購入して精米・製粉業をして資金源としたり、
日々の農作業や機織り、二人一組で、
しかも結婚した女性に見えるよう歯を黒く染めて行ったという行商・・・・。
行商の目的は現金収入、というのはもちろんのこと、
その時に捨てられた赤子がいれば再び連れて帰り、
家々を回りながら子供の里親を探したり、
はたまた貰われて行った先での里子の様子を確認したり、
そういう目的もあったのだそうです。

一人は子供を抱えて、二人は櫓を漕ぎ、奥浦から福江まで海を渡る小さな舟が目に浮かぶ。


日本に3機しかない 【 無線機能点検機 U-125 】

2017-01-20 09:31:14 | 戦闘機 ・ 自衛隊関係

































































電波により航空機の航行を援助するための施設である、
自衛隊の 「 航空保安無線施設 」 の
機能の状態を点検するのが 「 飛行点検機 」 です。
U-125は平成2年度の予算で1機の調達を開始し、計3機を取得しました。
その特徴は、低高度から高高度までの飛行点検が可能で、
自動飛行点検装置 ( 米国製のAFIS ) を搭載していることです。
原型は英国ブリティッシュ・エアロスペース社の 「 BAe125-800 」 です。


【 主要スペック 】

分類  / 飛行点検機
乗員  / 7人
全幅  / 約15.66m
全長  / 約15.60m
全高  / 約5.36m
自重  / 約6,860kg

【 エンジン 】

搭載数 / 2基
名称  / TFE731-5R-1H
推力  / 1,950kg/1基
型式  / ターボファン
運用自重  / 約8.1t

【 性 能 】

最大速度  / マッハ約0.8( 約860km/h )
巡航速度  / 約740km/h
実用上限限度  / 約13,100m
航続距離  / 約5,500km


第7位 みずがめ座 今日のラッキーポイント 「 レトロなお店 」

2017-01-20 06:00:38 | 今日の占い ・ 二十八宿とコトバ

今朝は北からの風が強かったが、
予測された雨も雪もない朝だった。
月は南南東に移動し、半分になってもその光度は高く、
満月のように明るく照らしていた。

今日は ” 1年で最も寒いころ ” と言われている 「 大寒 」 である。
夜明けが遅いので7時はまだ暗い。
その暗さと寒さが比例しそうな感じがする。
明るいとそれなりに活発になり、暖かく感じるのだが、
暗いとどうしても気持ちも消極的になりがちである。
こんな時こそ塞いでいないで明るい曲を聞いて、
気持ちに勢いを付けようではないか。
そんなことを思う今日の順位は7位で、
ラッキーポイントは、
「 レトロなお店 」 である。

主張が限界を超えて逆効果?
大切な時まで力を隠しておこう!


長崎県松浦市  「 津崎灯台 」

2017-01-20 01:56:14 | 長崎の灯台










































灯台表番号 / 5926
ふりがな / つざきとうだい
標識名称 / 津崎灯台
所在地 / 長崎県松浦市 ( 津崎鼻 )
北緯 / 33-23-53.8
東経 / 129-40-21.8
塗色 / 白色
灯質 / 単閃白光 毎4秒に1閃光
光度 / 実効光度 78カンデラ
光達距離 / 5.0海里
地上~頂部の高さ /11.94m
平均水面上~灯火の高さ / 48.9m 
地上~灯火の高さ / 11.8m
業務開始年月日 / 昭和25年7月10日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅲ型白 )



それはまるでプールの飛び込み競技のような3段になった塔だった。
そんな松浦市の津崎鼻にある灯台に行ってみたかった。
細い曲がりくねった道から見える灯台も、
実際に目の当たりにした灯台も、
感動でドキドキものであった。