「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

思い出の競輪場 「 甲子園競輪場 」

2013-06-25 07:03:51 | 競輪・オートレース



大きなスタンドが建つバックストレッチ







ゴール前にあるホームスタンド







1コーナーと2コーナーの間にある選手が入退場する地下通路に通じる敢闘門







選手管理棟 ( 手前 ) と自動車学校 ( 奥 )





甲子園競輪場が平成13年に廃止されてから今年で12年になる。

甲子園競輪場は西宮市などが中心となり、
前年阪急西宮球場に特設した競輪バンクで開催した西宮競輪場に次ぐ兵庫県二番目の競輪場として、
阪神甲子園球場より浜手に向かってやや離れた場所に「鳴尾競輪場」として建設された。
後に1951年に「甲子園競輪場」に改称、晩年に至る。

施設の管理は甲子園土地企業(元大証上場企業、現在は解散)が行い、
施行者である兵庫県市町競輪事務組合(それまでは兵庫県、西宮市、尼崎市などが単独で開催)が
施設を借用する形で開催していた。

しかし、競輪事務組合は赤字を理由に平成13年に甲子園競輪を廃止し、甲子園土地企業は解散に追い込まれた。
同社は、それまでの多額の設備投資の賠償を求めて裁判を起こしたが勝訴に至らず、平成21年に清算結了した。

甲子園土地企業は競輪場東側に自動車学校を併設して運営を行い、
競輪開催日はこの自動車学校内の施設も有料駐車場として開放し、
また阪神甲子園球場でのプロ野球、高校野球などイベント開催日にも有料駐車場として開放していた。
駐車代は、1日1台1000円であった。この自動車学校も同時に閉校することになった。
開設当初は周長500mのバンクであったが、その後1964年に周長400mのバンクに改修され、
晩年まで使用された。

400mバンクとしての最大カントは28°-00′-33″であった。
甲子園駅から徒歩10分程度の距離であり、駅から歩いて向かう人も多かったが、
1973年7月から廃止まで、開催日には甲子園駅から阪神電鉄バスによる無料送迎バスが運行されていた。

また、夕方には阪神電鉄が甲子園駅に特急を臨時停車(当時の特急は夜間のみ停車)させて
利用客の便宜を図っていた。

かつては尼崎市交通局のバス路線が、1986年の路線改編前まで甲子園競輪場前に乗り入れていた。
また、甲子園競輪場の廃止に伴い、兵庫県道342号甲子園六湛寺線(臨港線)上にあった「競輪場前」バス停は、
「南甲子園一丁目」に改称された。

明日は、甲子園競輪を走った思い出について書きたいと思っている。




沖縄県阿嘉島  「 阿嘉の海 」

2013-06-25 07:02:01 | 離島めぐり



阿嘉の海に点在する奇岩









阿嘉の港を取り巻くスナシル ( 砂白 ) 、積城 ( セキグスク ) の佐久原奇岩群








阿嘉漁協の向こうに天城展望台がある






フェリーで阿嘉港に入って来ると阿嘉大橋の向こうに
阿嘉の湾港を取り囲むようにスナシルの浜から佐久原 ( サクバル ) の奇岩が連なる。
それは思わず息を飲む光景だ。
その奇岩群を一日眺めても飽きない景色である。



沖縄県本部町 「 渡久地港瀬底第十二号浮標 」

2013-06-25 06:54:26 | 沖縄の灯台







灯台表番号 / 7113
ふりがな / とぐちこうだいじゅうにごうふひょう
標識名称 / 渡久地港第十二号浮標
所在地 / 沖縄県渡久地港(渡久地港南防波堤灯台の西北西方約330m)
北緯  / 26-39-42 
東経  / 127-53-07
塗色 / 赤色
業務開始年月日 / 昭和47年5月15日






沖縄県阿嘉島  「 シロの像 」

2013-06-24 06:04:48 | 離島めぐり



( シロ:2000年11月26日没 )








「 シロの像 」 は阿嘉大橋の下に建っている







2度目に訪れた時はシロの首にレイが掛けられてあった


















阿嘉島はかつて映画 『 マリリンに逢いたい 』 のロケで使われた島である。
阿嘉島のシロは座間味島のマリリンに逢うため、海を泳いで逢いに行った。
その時の主役、シロの像が阿嘉港ターミナルの裏手の阿嘉大橋の下に建っている。

シロは毎日ニシバマまで走り、そこから3km先の座間味島へ泳いで行った。
恋犬マリリンに逢うためにである。

束の間のマリリンとの集いを終え
夕方になると、座間味島からの最終便に乗せてもらい、
阿嘉島に戻ってきたという。

シロはマリリンの居る座間味島に 「 行きっぱなし 」 ではなく、
必ず自分の故郷である阿嘉島に帰って来るところに感心させられる。
恋人を想い健気に泳いで渡る気持ちと、自分の島へ帰る気持ちに強さを感じる。
それは人間でも強い意志が無ければ、出来ない行為だと思っている。




今日は何の日? 「 阿嘉大橋が開通した日 」

2013-06-24 06:02:07 | 沖縄の橋



阿嘉島と慶良間島を結ぶ阿嘉大橋








阿嘉港ターミナルの裏手にあたる阿嘉大橋の下に 「 シロの像 」 がある







阿嘉港の入り口から大橋を望む







阿嘉グスク展望台からの眺望







スナシル浜から見た阿嘉大橋








橋の向うにスナシル(砂白島)や積城(セキグスク)島を望む







慶良間島(奥)に繋がる阿嘉大橋








阿嘉大橋から慶良間島を望む







阿嘉大橋から阿嘉の街を望む





阿嘉大橋は1998年6月24日に阿嘉島と、
慶良間島を結ぶために開通した全長530mの橋である。
それまでは、慶留間島の人は船で阿嘉島等に買い物に行ってたとか。
橋の見た目も綺麗で、橋の上からの眺めも素晴らしい。
2001年には、土木学会グッドデザイン賞を受賞しているシンプルな橋である。



大分県院内の石橋 42 「 中島橋 」

2013-06-24 05:58:35 | 大分の石橋



大まかな中島橋の全景である








川の中からでも木々が」生い茂って橋が確認し辛い







スパンの割りに薄いアーチ頂部







輪石や壁石には比較的大きな石が使用されている








橋脚は土手の中腹から立ち上げている








アーチの内側にスズメバチの巣がある







望遠で拡大したスズメバチの巣







左岸側壁石にある通路門







通路門内部は坑口のように頑丈に組まれている







橋の上流側にある下に降りる階段








中島橋の架かる院内川と下流を流れる恵良川の合流点




所在地 /  大分県宇佐市院内町斉藤 : 院内川
架橋  /  大正10年
石工  /  松田新之助
長さ   /  22.0m   幅   /  2.4m
拱矢  /   4.8m   径間  / 9.9m
環厚  /   40㎝   
単一アーチ



中島橋は、恵良川の支流、院内川の最下流に架かる橋で、
国道387号線と県道27号線の分岐から右に入った場所に架かっており、
斉藤集落の生活橋となっている。
左岸側橋面の下に人の暗渠式通路門が設置されている。

中島橋へのアクセス
中島橋へは国道387号線を旧・院内町の市街地を抜けてから
県道27号線に入ってすぐの左側の集落の中に架かっている。
駐車は集落の入り口の広くなった場所に駐車した。




青の世界 「 渡嘉敷港を歩く 」

2013-06-23 06:19:28 | 離島めぐり



青の世界・渡嘉敷港を歩く








渡嘉敷港の目の前に 「 城島 ( グスクじま ) 」が鎮座する








船上から見た 「 城島(グスクじま ) 」
















渡嘉敷島を歩いた青い靴













渡嘉敷港といえば 「 青のイメージが付きまとう 」。
そのくらい青いイメージが強いのである。
海も、空も、港全体を流れる風さえも、青に感じるくらいインパクトがあるのだ。

この時、偶然にも 「 青い靴 」 を履いていたが、
はたから見ると、自分も渡嘉敷の絵の具になって青の風景に溶け込んでいたのかも知れないな。




沖縄県本部町 「 渡久地港第十号灯浮標 」

2013-06-23 06:15:23 | 沖縄の灯台



第十号の灯浮標の向こうに第八号灯浮標が見える













灯台表番号 / 7112
ふりがな / とぐちこうだいじゅうごうとうふひょう
標識名称 / 渡久地港第十号灯浮標
所在地 / 沖縄県渡久地港(渡久地港南防波堤灯台の西北西方約780m)
北緯  / 26-39-46
東経  / 127-52-52
頭標 / 赤色円すい形頭標1個付
塗色 / 赤色
灯質 / 単閃赤光 毎3秒に1閃光
光度 / 実効光度 45カンデラ
光達距離 / 4.0海里
水面上~灯火の高さ / 4.7m
業務開始年月日 / 昭和47年5月15日
光源 / LED(発光ダイオード)
電源 / 自然エネルギー(太陽電池)




「 くまモンの白岳」

2013-06-23 06:11:43 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒








今や白岳のみならず、 「 くまモン 」 は色んな商品の売り上げアップの必需品となっている。
同じ値段で同じ物を買うとなると、
やはり人気ゆるキャラの付いた方に手が伸びるのは仕方ないことだろうか?
” 上手く人間の心理を衝いた ” と言えばそれまでなのだが、
この 「 くまモン 」 は使用料が無料ということで
「 くまモン 」 が熊本県にもたらす経済効果はかなり大きいと思われる。

熊本に行けば、あっちもこっちも 「 くまモン 」 だらけだが、
何とも人懐っこい「 くまモン 」 のラベルを見ながら飲むと、
自然と心が穏やかになって来るから不思議なものである。




大分県院内の石橋 41 「 鷹岩橋 ( たかいわばし ) 」

2013-06-22 07:23:06 | 大分の石橋



下流側から見た鷹岩橋








長さ27mの幅広いスパンの鷹岩橋








「 かまぼこ型 」 になった輪石の内側はコンクリートで巻かれている








長いスパンの割りに輪石は一重になっている








びっしりと目の詰まった壁石








橋の袂にある 「 石工顕彰碑 」





所在地 /  大分県宇佐市院内町斉藤 : 恵良川
架橋  /  昭和3年
石工  /  佐藤半次郎
長さ   /  40.5m   幅   /  4.7m
拱矢  /   8.7m   径間  / 27.0m
環厚  /   65㎝   
単一アーチ


鷹岩橋は国道387号線に斜めに架かった橋のすぐ下流にある旧道の橋で、
スパンが27mと長く、そのアーチは側面から見ると 「 かまぼこ型 」 になっている。
石工は佐藤半次郎と言われているが、詳細は不明である。

鷹岩橋へのアクセス
鷹岩橋へは、国道387号線を旧・院内町の中心街を玖珠方面に向かって
約700mほど行くと県道27号線の分岐点があるその左側になる。
駐車は、石橋顕彰碑の前に駐車場がある。



沖縄県本部町 「 渡久地港第九号灯浮標 」

2013-06-22 07:21:26 | 沖縄の灯台







灯台表番号 / 7110
ふりがな / とぐちこうだいきゅうごうとうふひょう
標識名称 / 渡久地港第九号灯浮標
所在地 / 沖縄県渡久地港(渡久地港南防波堤灯台の西北西方約920m)
北緯  / 26-39-50 
東経  / 127-52-48
頭標 / 緑色円筒形頭標1個付
塗色 / 緑色
灯質 / 単閃緑光 毎3秒に1閃光
光度 / 実効光度 49カンデラ
光達距離 / 4.0海里
水面上~灯火の高さ / 4.8m
業務開始年月日 / 昭和47年5月15日
光源 / LED(発光ダイオード)
電源 / 自然エネルギー(太陽電池)




6月22日 台風が温低に変わった次の日の朝

2013-06-22 07:03:35 | 朝の風景とその他の風景







ここ数日の雨で空気中のゴミや埃が一掃されたのか?
今朝は爽やかな朝だった。

大かたの予報では台風4号の九州地方通過は避けられない状況だったが、
昨日の午前中のうちに東シナ海で温帯低気圧に変わって事なきを得た。
それでも昨日はほとんど雨が降っていた。

雨は作物を育て大地を潤すためにも必要不可欠なものだが、
何でも適量というものがある。
在り過ぎても困るが無くてはならない物でもある。




沖縄県那覇市   「 泊港で釣りをしていたオジ~ 」

2013-06-21 09:22:10 | 沖縄



沖縄・泊港での釣り人










昨日ブログで紹介した 泊大橋 の下で釣りをしている人を見ていると
タイミングよく釣れたところを動画で撮ることが出来たので写真も撮らせてもらった。
「 釣った魚は猫の餌にする 」 ということだった。
天気が良かったので海の色と空気が沖縄らしさでいっぱいだった。






沖縄県具志頭 「 南風原守忠按司と花城親方の墓 」

2013-06-21 07:16:22 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所



南風原按司と花城親方の墓








南風原按司の墓







花城親方の墓























国道331号線を具志頭ドライブインから右に入った所に墓がある。

動画も写真も南風原按司守忠 ( はえばるあじ もりただ ) と
その子花城親方守知 ( はなしろうぇーかた もりとも ) の墓である。
墓は那宇島から当地に移したと言われている。
神屋 ( かみやー ) は、具志頭グスクに上る右手角の瓦葺き屋である。

南風原按司守忠は南山王他魯前の弟で、八重瀬グスクの南山王統最後の城主といわれている。
尚巴志が南山を攻めた時、親交のあった具志頭の安里大親の身を隠し難を逃れた。
しかし、ここは危険とみて与那原から舟で久志村汀間 ( 名護市久志汀間 ) に逃れた。
後年、安里大親の身が気がかりでこっそりと帰って来た。
その後、安里大親の娘 ( 次女 ) との間に子をもうけた。その子が後の花城親方守知である。

守知は具志頭花城村の地頭職をつとめ、花城親方を名乗り、
具志頭村の屋富祖大屋子の娘をめとって、一女をなす。
その孫娘が尚 真王の夫人 ( 華后 ) となり、尚清王を産んだ。
よって花城親方守知は、第二尚氏第三代王尚真王の養父を努めた人物である。

子孫は阿氏前川殿内で、
安里大親の長女?の子孫は具志頭に住む屋号 「 謝嘉比 」 仲間家といわれている。



ムサシ ひんやり。ぐっすり。

2013-06-21 07:11:23 | 柴犬 ムサシとピース













外は台風4号の影響で雨が降り続いている。
そのため昨日も今日も仕事が休みになった。
昨日はほとんど家の中でムサシと一緒に過ごした。
昼寝も同じように寝たが、ムサシは床の上がひんやりして心地良いのか?
上を向いて寝ていた。

最近、蒸し暑くなったので夜はハウスに入れず、
放浪状態にしているので、朝まで部屋を出たり入ったりしているようである。
犬も人間も自分の気に入った居心地の良い場所で寝るのが一番だと思う。