Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

北オランダからはゴウダー

2005-07-19 | 料理
「年代物のチーズを食べる」と言っても、一年ぐらい寝かせただけの特売品だが、思いがけず良かった。北オランダゴウダーとなっていて、色が通常より濃いので寝かせた事も分かる。それにしてもカマンベールなどと並んでこれほどまでにポピュラーなチーズも少ない。

原産地の名前をつけることによって、EUガイドラインとの兼ね合いで、本場産である事を表している。カマンベール・デュ・ノルマンディー等と同じである。

これは、マシーンで薄くスライスするのも難しいほどに脆くて、寝かしてあるので塩が浮いている。通常の若いゴウダーとは違うものなのである。敢えて表現すると酒粕のような味と香りがあり、塩を噛む事も出来る。コルン・ブロットには、理想的である。


フェスパーテラー/Vesperteller
 2004 07/04 編集

この時期のサッカーの大会のTV観戦となると、矢張りビールとピーナッツとかポテトチップを予め準備して一等席に落ち着くのが一般的だ。其の前に夕食も済ましておく向きも多かろう。そこで最も一般的なのか南ドイツでフェスパーテラーなどと呼ばれるコールドフードである。空気乾燥や燻製のハムやソーセージを、チーズや果物、きゅうりのピクルスなどと木のまな板の上に綺麗に並べて食卓の中央にドンと置く。大きな肉塊の仕分けではないが、同じ皿から取り回したり取り渡したりするので、家族でも!すき焼きや鍋的効果を期待出来る。材料からするとホテルの朝食にも近いが、一番の違いは付いてくるパンで、黒パン系の百姓パンなどである。薄切りのパンにバターを塗って、みみの薄い苦味とも旨味ともいえない締まった食感を楽しむ。手巻き寿司ならぬ、セルフのお好みオープンサンドである。もちろんこの様々な肴をアテにして酒にはしる輩もいる。

フェスパーは、ラテン語の夕刻を意味するヴェスペラから来ているようだ。バロック初期の巨匠モンテヴェルディの曲「聖母マリアの夕べの祈り」はなかなか気の利いた訳である。

一方親父達は、最後にサクランボのキリュッシュヴァッサーか梨のヴィリアムスビルネのシュナップスを消化剤と称して口中にほり込み、TVの前へと席を移動するのである。
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