Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

打ち寄せ、打ち返す漣の様

2005-09-07 | 雑感
夢を記録しておくのは、非常に面白い。その時は分かりきった事に見えていても後で繰り返し分析してみると、様々な要素が絡み合って隠されていることに気が付く。それどころか、その夢がその後の行動に影響しているかもしれない事にも思い当たる。

先日のイアン・フレミングばりの原子力発電所ものにも多くの無意識下に眠る情報が集積している。その中で非常に面白かったのは、差当りの無いところで、祖母夫婦に連れられた少女の姿であった。その少女と夢の劇中の主人公の有り得る年齢に加齢すると、ある特定の女性像が浮かんで来る。逆に、その女性の実年齢から予想される子供の年齢をを引くと、加齢された年数が分かり、これを自分の実年齢から差し引くと主人公の予想年齢が厳密に計算出来る。

この主人公の年恰好が分かったところで、再びこの物語を自己のその仮想年齢の過去に重ね合わせて再構成してみると、なるほどと言う実体験の事象が思い浮かぶ。長い期間を経た記憶であるからには、特別な思い入れがあることになる。

更に不思議な事に、このような分析に至らないでいた日には、突然思い立って、全く別の祖母と孫娘の所へ訪ねている。勿論これは、夢の組み合わせで具体的に表れていた家族関係なので驚くには至らないが、その別の孫娘も同じように加齢されて実年齢になっている事も特記せねばならない。更に祖父の印象がおぼろげなのも、祖父は何処の家庭でも他界している事が多いので当然だが、興味深い。



参照:悪夢の特命潜入員 [雑感] / 2005-09-01
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