南ドイツの特にバイリシュ語の地域でポピュラーなのがダンプヌーデルと呼ばれる蒸しパンである。バターや塩を混ぜて蒸し焼きするので、油気も多くカロリーも高い。これの焼き立ては美味い。特に底の焦げ目に塩水の塩が焼きあがり、カリカリする所が殊の外美味い。冷えてくると油が浮いてくるが、それ程悪いものでもない。
これに似たゲルムクネーデルと言うのはヴィーンの名物らしいが、オーストリーのスキー場でのホカホカの饅頭として有名だ。肉や餡ならずプラムジャムが真ん中に入っていて、ケシの実をタップリ、熱々のヴァニラソースをタップリかけての季節ももう間近である。
昨日開けたワインは、ムスカテラーと言う葡萄種である。フェニキア人によって小アジア(参照:コメント欄)からもたらされて、ローマ人によって広められたという。九世紀にはカール大帝に賞賛されていて、十二世紀にはドナウ河畔バッハウでの栽培が承認されている。
今回飲んだものは2002年産であったが、アルコール度も12度と高く、十分に力強かった。香りがマスカットのように素晴らしいが、それ自体に甘みがあるので、どうしても食事を選ぶ。残念ながらダンプヌーデルも手元に無かった。どうも上手くいかない。
これに似たゲルムクネーデルと言うのはヴィーンの名物らしいが、オーストリーのスキー場でのホカホカの饅頭として有名だ。肉や餡ならずプラムジャムが真ん中に入っていて、ケシの実をタップリ、熱々のヴァニラソースをタップリかけての季節ももう間近である。
昨日開けたワインは、ムスカテラーと言う葡萄種である。フェニキア人によって小アジア(参照:コメント欄)からもたらされて、ローマ人によって広められたという。九世紀にはカール大帝に賞賛されていて、十二世紀にはドナウ河畔バッハウでの栽培が承認されている。
今回飲んだものは2002年産であったが、アルコール度も12度と高く、十分に力強かった。香りがマスカットのように素晴らしいが、それ自体に甘みがあるので、どうしても食事を選ぶ。残念ながらダンプヌーデルも手元に無かった。どうも上手くいかない。