Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

行動形態不審の敵を一掃

2006-11-10 | 生活
コバエ退治を履行した。顔の周りを飛びまわれると流石に黙ってはいられなくなった。敵の大群を放っておくと、ヒッチコックの「とり」のような状態となって室内が真っ黒になる恐怖に襲われた。

先ずは、戦略を考える。いつかTVで観たスイスの山のミルクに毒キノコを付けて、その上に誘き寄せる方法を考える。レモンの切れ端にメルケンを挿して、バナナの皮に柿の皮をミルクに浸けて置いておいたがあまり集まらない。そこで、蜂蜜を垂らして、大きなゴミ袋に入れて曝して置く。

暫らくすると、かなりの数のコバエが集まったが、窓際のガラスに張りつくものの数は十分に減らない。蝿採り紙や殺虫剤などの導入を考えるが十分に決定策とは考えられない。

そこで暫らく観察していると、良い方法が浮かんだ。掃除機による吸い取りを験して見る事にした。予想に違わず吸い込みは順調で、大きな蝿採りを基準に考えていた対策があまり功を奏しなかったのとは反対に、空中捕獲が出来る攻撃の有利さを見つけた。這い蹲っているものよりも広範囲に吸い込めるので、大変効果良く気持ちが良い。

コバエの生態は知らないが、行動も団体での動きが少なく、見ているとツガイが尻を追いかけているぐらいである。しかし、食物に群がるもの見晴らしの良い場所を決めてじっとするものなど、行動形態には幾つかのパターンは見つかる。しかし、一網打尽にするにはあまりにも意志薄弱とした様子である。

そして先ずは仕掛のしてあった、ゴミ袋に主要部隊を捕獲して、空気を抜いてしっかりと口を閉めた。その後、窓際やら影になっている部分に掃除機の吸い込み口を向けて、攻撃を仕掛ける。

何度かの波状攻撃をかけて、大方のコバエを退治する。まだ、残党がそこいらに潜んで出て来てはゲリラ戦をかけるが、そうなればこちらも一本釣りで押しつぶすことが出来る大勢になった。コバエ一掃まであと一息である。
コメント
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