散髪屋に行った。早めに行ったつもりが既に二人ほど先客がいた。九時ではなく早めに開けたのだろう。それでも直ぐに空いている椅子を勧められて、隣の美容師さんが手が空くのを待っていると、背後のおばさん美容師がやって来た。「決まった切り方がありますの」と聞くから、隣の姉さんに助け船を出して貰いたかったほどだ。一番そのお姉さんが気に入っていて、信用している。それでも前回切って貰った他の人のも素晴らしかった。素晴らしいのはそれほど形が崩れずに、この暑い期間を伸び放題で過ごせた実績があるからだ。髪が薄くなったのだろうかと思うぐらい、うなじも寝ずに上手く風通しが悪くはならなかった。
最初の頃は街道沿いの店に行っていて、おばあちゃんが戦中からこてを使てやっているような美容院だったので、息子は完全な散髪屋タイプだった。だから繁盛していたころには若い美容師さんが居てもそれほどの腕は無かった。おばあちゃんが刈ると如何にも昔風だった。その点今の店はマダムは腕が無くても、採用する美容師さんたちは皆最新の技術を持っている。そのようで、比較的誰がやっても考えながら形を作る。
今回のおばさんは、横にバリカンを大胆に入れた。この髪型では初めてなので、鏡を見て驚いたが、直に伸びてしまうから形がいつも問題になる。但し伸びても上手く伸びて呉れれば嬉しい。確かに若い女性でもサイドにバリカンを深く入れているのは見るが、どうなることだろう。兎に角前回は最後までよかった、さもなくばこの二週間の床屋の休み中に鬱陶しさで発狂していただろう。そして短くするとやはり気持ちいいい。それでも思ったほど全身が冷える訳でもなく、頭も冷却までは行かない。それにしてもおばちゃん可成り思いっきりやったと思う。
雷雨を待っている。そしてお隣のラインヘッセン地方では月曜日からワインの摘み取りが始まったという。土地柄ブルグンダー種であることは間違いないが、記録的な速さで数週間早い。リースリングも八月中の摘み取りがあるだろう。ここで雹に遭うのは得策でないとすれば、酸が分解したところで安物のリースリングは摘み取れれるだろう。質も悪くは無いのは朝晩の冷えで明らかだ。さて高級リースリングがどうなるかだけである。
8月25日のベルリナーシュロ-スでの野外演奏会がrbbで中継される。時差ライヴ放送である。rbbはローカル局なのでそれほど観ている人は居ないが、ネット配信されているので、楽しみである。rbbは山本太郎参議院が原発取材で訪れた番組をオンデマンドで観た覚えがあるが、ライヴ放送を日本から見るのは難しいかもしれない。当日はドイツアルパイン協会会員在籍二十五周年の会への出席の返事を保留していた。しかしこれで、もしこれにラディオ中継放送が入っても、夜9時30分に帰宅していれば、録画も時差があるので問題ないと分かった。この演奏会は前日のフィルハーモニカーでの初日よりも歴史的な価値を持つと思う。そもそも初日にはあまりいい演奏はしない。ペトレンコ指揮の管弦楽の常である。だから初日よりもこの二日目、それよりもザルツブルク、ザルツブルクよりも四回目のルツェルン、そしてプロムスなのだが、これは音響上何とも言えない。
しかし先日聞いたドイツェスレクイエムなどの中継放送の音響は決して悪くは無かった。会場よりも放送の方が良いのかもしれない。私は指揮者に向かってしか聞いていないので判断はつかない。そして木曜日の「ワルキューレ一幕」である。聴き所は、フィルハーモニア交響楽団の演奏の質とミュンヘンの座付きとの比較、その間でサロネンとペトレンコの指揮の相違はなになのかを明確に聞き分けることである。サロネンは四十年間の間に少なくとも三回は聞いていて、前回は二十年前だった。放送等でも殆ど聞くことは無いのはヤンソンスと同じように、聞く前から分かっているからである。しかしバーデンバーデンの新支配人とサロネンは幾つかのプロジェクトを成功させていることから、今後は春のペトレンコ、夏のゲルギーエフと並んで、サロネンが秋か冬に活躍すると予想している。だから一度改めてその腕前を評価してみたい。そもそも今回のプログラムでも、マーラー10番アダージョ、「夏風の中で」と並べてあまりにも名曲演奏会になっていてひねりが無い。だからコンサートに行く機会も無かった。MeTooガッティのプログラミングとさして変わらないのである。
ニューヨークタイムズにミュンヘンとバイロイトを掛け持ちして感想を書いている。一流新聞と思って期待して読むと失望した。そもそも企画自体が味噌くそ一緒にするグロテスクなもので、ヴァークナーで括るだけの流石にニューヨークでしか通用しないものだろう。やはり音楽芸術的には後進国だ。なにか「指輪」に関して読んでいるとまるで後半の作品はよほど管弦楽が支離滅裂になるか、それこそゴタ煮の轟音しか出さないものとしか理解していないようだ。楽譜などはほとんど見ていないに違いない。「オランダ人」から「パルシファル」まで同じような音楽として聞ける人の耳を検査してみたい。どうもこの手の人はロマンティックなレガート過剰の演奏を期待しているようだ。
参照:
創作などは理解不能 2018-05-10 | 文化一般
Fuck you, everybody! 2011-12-06 | マスメディア批評
最初の頃は街道沿いの店に行っていて、おばあちゃんが戦中からこてを使てやっているような美容院だったので、息子は完全な散髪屋タイプだった。だから繁盛していたころには若い美容師さんが居てもそれほどの腕は無かった。おばあちゃんが刈ると如何にも昔風だった。その点今の店はマダムは腕が無くても、採用する美容師さんたちは皆最新の技術を持っている。そのようで、比較的誰がやっても考えながら形を作る。
今回のおばさんは、横にバリカンを大胆に入れた。この髪型では初めてなので、鏡を見て驚いたが、直に伸びてしまうから形がいつも問題になる。但し伸びても上手く伸びて呉れれば嬉しい。確かに若い女性でもサイドにバリカンを深く入れているのは見るが、どうなることだろう。兎に角前回は最後までよかった、さもなくばこの二週間の床屋の休み中に鬱陶しさで発狂していただろう。そして短くするとやはり気持ちいいい。それでも思ったほど全身が冷える訳でもなく、頭も冷却までは行かない。それにしてもおばちゃん可成り思いっきりやったと思う。
雷雨を待っている。そしてお隣のラインヘッセン地方では月曜日からワインの摘み取りが始まったという。土地柄ブルグンダー種であることは間違いないが、記録的な速さで数週間早い。リースリングも八月中の摘み取りがあるだろう。ここで雹に遭うのは得策でないとすれば、酸が分解したところで安物のリースリングは摘み取れれるだろう。質も悪くは無いのは朝晩の冷えで明らかだ。さて高級リースリングがどうなるかだけである。
8月25日のベルリナーシュロ-スでの野外演奏会がrbbで中継される。時差ライヴ放送である。rbbはローカル局なのでそれほど観ている人は居ないが、ネット配信されているので、楽しみである。rbbは山本太郎参議院が原発取材で訪れた番組をオンデマンドで観た覚えがあるが、ライヴ放送を日本から見るのは難しいかもしれない。当日はドイツアルパイン協会会員在籍二十五周年の会への出席の返事を保留していた。しかしこれで、もしこれにラディオ中継放送が入っても、夜9時30分に帰宅していれば、録画も時差があるので問題ないと分かった。この演奏会は前日のフィルハーモニカーでの初日よりも歴史的な価値を持つと思う。そもそも初日にはあまりいい演奏はしない。ペトレンコ指揮の管弦楽の常である。だから初日よりもこの二日目、それよりもザルツブルク、ザルツブルクよりも四回目のルツェルン、そしてプロムスなのだが、これは音響上何とも言えない。
しかし先日聞いたドイツェスレクイエムなどの中継放送の音響は決して悪くは無かった。会場よりも放送の方が良いのかもしれない。私は指揮者に向かってしか聞いていないので判断はつかない。そして木曜日の「ワルキューレ一幕」である。聴き所は、フィルハーモニア交響楽団の演奏の質とミュンヘンの座付きとの比較、その間でサロネンとペトレンコの指揮の相違はなになのかを明確に聞き分けることである。サロネンは四十年間の間に少なくとも三回は聞いていて、前回は二十年前だった。放送等でも殆ど聞くことは無いのはヤンソンスと同じように、聞く前から分かっているからである。しかしバーデンバーデンの新支配人とサロネンは幾つかのプロジェクトを成功させていることから、今後は春のペトレンコ、夏のゲルギーエフと並んで、サロネンが秋か冬に活躍すると予想している。だから一度改めてその腕前を評価してみたい。そもそも今回のプログラムでも、マーラー10番アダージョ、「夏風の中で」と並べてあまりにも名曲演奏会になっていてひねりが無い。だからコンサートに行く機会も無かった。MeTooガッティのプログラミングとさして変わらないのである。
ニューヨークタイムズにミュンヘンとバイロイトを掛け持ちして感想を書いている。一流新聞と思って期待して読むと失望した。そもそも企画自体が味噌くそ一緒にするグロテスクなもので、ヴァークナーで括るだけの流石にニューヨークでしか通用しないものだろう。やはり音楽芸術的には後進国だ。なにか「指輪」に関して読んでいるとまるで後半の作品はよほど管弦楽が支離滅裂になるか、それこそゴタ煮の轟音しか出さないものとしか理解していないようだ。楽譜などはほとんど見ていないに違いない。「オランダ人」から「パルシファル」まで同じような音楽として聞ける人の耳を検査してみたい。どうもこの手の人はロマンティックなレガート過剰の演奏を期待しているようだ。
参照:
創作などは理解不能 2018-05-10 | 文化一般
Fuck you, everybody! 2011-12-06 | マスメディア批評