またまたティケットを購入した。ノルウェーのピアニスト、アンスネスの故障からのカムバックの話しからネット検索するとハイデルベルクでのリサイタルが出て来た。急いで一昨週のボストンでのグリークの録音を流す。最初に聴いた時の印象と同じく故障後のそれとはタッチが違う。そもそもスカンディナヴィアの男性で、からも大きそうで、春先のようなことはないと思っていたが、豪快にそしてとても抒情的に鳴らしていて、これは大丈夫だと思った。そのコントラストこそがこのピアニストの持ち味だと想像した。
復活祭にはブロムシュテットの指揮でモーツァルトという事でこれは駄目かなと思っていた。しかし十八番のグリ-クを弾くことで何かを示したのかもしれない。少なくとも悪くないと思った。コンサートは、シューマンの謝肉祭を最後に前半ドヴォルジャークからバルトークへと繋げるプログラムだ。ウィグモアー公演などツアーの一環。その後のバーデンバーデン。
もう一つは、アムランのリサイタルで、これも幾つかあってレヴィットらとのトリプルジョイントリサイタルは流石に売り切れていた。ユリア・ハーゲンとのジョイントも興味があったが、アルテオパーで聴くロシアプログラムと似かより、更にタカーチカルテットとの共演で室内楽は解っていたので、珍しい曲のマティネーにした。
あとはレヴィットのショスターコーヴィッチのプレリュード全曲もあったが、復活祭一週間前でベルリナーフィルハーモニカーが入るころなので時間を開けておいた。何よりも要らない評論家のおばさんが出てくるので馬鹿らしいので止した。
大学の旧講堂での演奏会は、先ほど亡くなったツェンダ―氏や故デュテュ―ユ氏の後ろの席でアルテミス四重奏団を聴いたりしたが、ピアノ演奏でも奏者から数メートル圏で取り囲むようにして聴けるのも魅力である。齧り付きファンも少なくないようだが、同じ高さでもう少し近くで聴ける。
それ以上に為になったのはネットバンキングやクレディットカードの安全のためのEUガイドライン強化に伴って、新しい方式で支払う練習をしたことだ。先頃ヴュルツブルクのコンサートは分からずに急いでペイパル支払いにしたが、今回は所謂フォトTANを初めて使った。バンキングでは既に使い慣れたがプッシュ方式と言うのは今回が初めてだった。基本はSNSのようにタブレットに支払い準備の連絡が来て、それに応えるというに過ぎない。しかし、スマートフォンを使用していないので上手く出来るかどうか不安だった。しかし一度使ってみて、これならば全く問題なくSIMカードの入っていないタブレットで事足りることが分かった。試せてよかった、今後の厳しい入券条件の時にもこれで最前線に飛び込める。
車中の放送でベルリンでのベートーヴェンの学術的な研究結果が紹介された。幾つもの資料から領主であったラズモスキー伯爵への反抗から演奏拒否をした部屋がりの楽聖の籠っ入っているところへ押し入ろうとする伯爵を切りつけようとして他の客人から止められた実話や、そして捨て台詞として「伯爵は幾らでも代わりがいるが、私の様なものはただ一人しかいない」と吐き捨てたこと。また当時の部屋狩りは料理長などと同じ音楽雇人でしかなかったこと、またその風采も頭を掻き毟り、敢えて粗末で不潔そうな生活をしていたことなどが紹介されていた。とんだ跳ね返り者の楽聖像が紹介されていた。その背景の社会と啓蒙思想での民意の高まりがあったにせよ、スパルタ教育パパの父親そしてワイン商など成功者の祖父などからの家庭環境も影響していたという事だ。確かに晩年になって落ち着いてきてはいるが、その根は三つ子の魂百までもだったようだ。
参照:
ミニUSBプラグの抜き差し 2019-12-09 | 雑感
楽章間拍手が意味すること 2019-05-12 | 音
復活祭にはブロムシュテットの指揮でモーツァルトという事でこれは駄目かなと思っていた。しかし十八番のグリ-クを弾くことで何かを示したのかもしれない。少なくとも悪くないと思った。コンサートは、シューマンの謝肉祭を最後に前半ドヴォルジャークからバルトークへと繋げるプログラムだ。ウィグモアー公演などツアーの一環。その後のバーデンバーデン。
もう一つは、アムランのリサイタルで、これも幾つかあってレヴィットらとのトリプルジョイントリサイタルは流石に売り切れていた。ユリア・ハーゲンとのジョイントも興味があったが、アルテオパーで聴くロシアプログラムと似かより、更にタカーチカルテットとの共演で室内楽は解っていたので、珍しい曲のマティネーにした。
あとはレヴィットのショスターコーヴィッチのプレリュード全曲もあったが、復活祭一週間前でベルリナーフィルハーモニカーが入るころなので時間を開けておいた。何よりも要らない評論家のおばさんが出てくるので馬鹿らしいので止した。
大学の旧講堂での演奏会は、先ほど亡くなったツェンダ―氏や故デュテュ―ユ氏の後ろの席でアルテミス四重奏団を聴いたりしたが、ピアノ演奏でも奏者から数メートル圏で取り囲むようにして聴けるのも魅力である。齧り付きファンも少なくないようだが、同じ高さでもう少し近くで聴ける。
それ以上に為になったのはネットバンキングやクレディットカードの安全のためのEUガイドライン強化に伴って、新しい方式で支払う練習をしたことだ。先頃ヴュルツブルクのコンサートは分からずに急いでペイパル支払いにしたが、今回は所謂フォトTANを初めて使った。バンキングでは既に使い慣れたがプッシュ方式と言うのは今回が初めてだった。基本はSNSのようにタブレットに支払い準備の連絡が来て、それに応えるというに過ぎない。しかし、スマートフォンを使用していないので上手く出来るかどうか不安だった。しかし一度使ってみて、これならば全く問題なくSIMカードの入っていないタブレットで事足りることが分かった。試せてよかった、今後の厳しい入券条件の時にもこれで最前線に飛び込める。
車中の放送でベルリンでのベートーヴェンの学術的な研究結果が紹介された。幾つもの資料から領主であったラズモスキー伯爵への反抗から演奏拒否をした部屋がりの楽聖の籠っ入っているところへ押し入ろうとする伯爵を切りつけようとして他の客人から止められた実話や、そして捨て台詞として「伯爵は幾らでも代わりがいるが、私の様なものはただ一人しかいない」と吐き捨てたこと。また当時の部屋狩りは料理長などと同じ音楽雇人でしかなかったこと、またその風采も頭を掻き毟り、敢えて粗末で不潔そうな生活をしていたことなどが紹介されていた。とんだ跳ね返り者の楽聖像が紹介されていた。その背景の社会と啓蒙思想での民意の高まりがあったにせよ、スパルタ教育パパの父親そしてワイン商など成功者の祖父などからの家庭環境も影響していたという事だ。確かに晩年になって落ち着いてきてはいるが、その根は三つ子の魂百までもだったようだ。
参照:
ミニUSBプラグの抜き差し 2019-12-09 | 雑感
楽章間拍手が意味すること 2019-05-12 | 音