Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

カジノの駐車場から帰る

2019-12-22 | 文化一般
ヴィースバーデンから帰宅したのは零時前だった。クアハウスの駐車場を出たのが22時30分前で、一度間違ってアウトバーンを降りてしまって、ホッホハイムの国道を走ってしまった。それでも写真撮影されることなく無事帰宅した。久しぶりのクアハウスだったので、そもそも地下駐車場に覚えが無く、前回訪れた時は露天の印象しかない。その時は上海の交響楽団か、アシュケナージ指揮のショスタコーヴィッチ四番だったと思う。こうして事情が分かると、またとは思わなくはない。夏にブッルクナー八番をゲヴァントハウス管弦楽団が弾いた時も考えたが断念した。音響とか席とかの価値が計れなかったからである。1450人収容のホールで今回殆どその疑問は消えた。橋工事などが無ければ往復30分ほどは早くなったと思う。来年の出し物次第である。

音楽会については後回しにして若干の印象を書こう。驚いたのはヴィースバーデンの客層でその質はあと回しにして皆背が高い。まるでオランダかどこかに来たように感じた。なるほどオランダ王室ナッサウ家は元々ヘッセン出身である。例えば同じ民族の地フランクフルトではそれほど感じない。理由は外国人だけでなくドイツ人としても民族が混じっているからだと思う。明らかに平均身長が違った。大多数が185㎝から195㎝程の老人ばかりで、女性も10㎝下げたぐらいだから180㎝以上の婆さんが沢山いた。要するに他の民族集団のプファルツやバーデンなどからすると10㎝程違うと思った。男性で175㎝以下は少数者だった。バイエルンなどは比較的大きい方だと思っていたがどちらかというとごついタイプでこのヴィースバーデンのようなひょろ長い系は本当に少数である。

クアハウスではコーヒーなど温かい飲みものがそこで飲めなかったのが一番痛い。その他は列が長いのも良くない。場内係員は悪くはない。以前の記憶が無いので最近気にするようになった点かも知れない。ベルリンのフィルハーモニーは前回はラトル時代の始めの頃なのであまり記憶にない。

駐車場は劇場とは別な様で、入る前から満車になっていたが一時間ほど時間があってあまり並んでいなかったので列に付いた。10分ほどで入れたと思う。露天も一部あるが地下が立派で新しかった。二層以上になっていたので400台か600台は入れそうだ。クアハウスには階段かエレヴェーターを上るだけで、別の奥の入り口から出ると劇場の向かい側に出る。夜間料金は7ユーロで若干高めだった。演奏会が二時間半ほど掛かったので、その前を入れると、3時間30分ほど停めていた。スぺースも前後左右に大きめで流石にカジノにやってくる客陣もロールスロイスやマイバッハぐらいは問題なく駐車できそうである。

帰宅して軽く食事をした。朝からもう一つ元気が無く大丈夫かと思ったが、午前一時過ぎに床に就いてぐっすりと眠った。外は霧が立ち込めて明るくなかったので起きたのは8時過ぎだった。魚のテリーヌは諦めて、パン屋に行って、何とか峠を攻めて走って下りてきた。かなり遅い速度だったが仕方がない。足れただけで充分だ。燃料は10リットル以上残っているので年末までは大丈夫だろう。エンジンオイルも出かける前に230㏄ほど足しておいた。次回遠出するときに残りの170㏄ほどを継ぎ足して、ハムブルクに行くまでに1リットル追加で発注しておけば大丈夫だろう。



参照:
年内最終のお出かけ 2019-12-21 | 生活
レヴィットのルジェスキー 2017-08-29 | 音



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