Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

乾くまでは一日掛かる

2022-06-09 | ワイン
朝から職人が来ていた。バスルームのシリコン目地を取り替える為である。新たな判例として、目地などの傷みを放っておいて、地階に水守被害が出た時も保険が出ないと出たらしい。つまり絶えずチェックしておく義務が生じたとなる。

明らかに開いていたところは一か所だったが、その他のカビが生えて取れないところも替えた。今回新たにカビ取りを購入したので次に出かけた時にすぐに試してみる。近くに色がついているのを発見したので早速。通常のカビ取りではシリコンのは除去出来なかった。

一時間ほどで作業は終わったが、乾くまでは一日掛かるというので、バスタブに修理箇所に水が掛からない様にカーテンを張って、明日の朝までにシャムプーもしようかと思っている。兎に角夏は少々のことは問題ない。

さて、次のお勉強はペンデルツキのオペラである。先月ミュンヘンのクーヴィリエ劇場での「ブルートハウス」初日の終演後に若いアシスタントらしき二人に曲について解説していた。どうも聴衆に限らず教えたがり喋りたがりである。

今回は列車で出かけようと考えて計画しているのだが、座席指定の段になって、どうもその差異がよく分からない。調べても椅子の目前はどうなっているのか、連結場所はどうなっているのかが分からない。

それでよく出ている席を研究する。進行方向か反対方向かにはあまり差がないようなのでどちらでもいい。特に帰りは夜行になるので、好きなところに席移動できる筈だ。あまり人に拘わらずに、ゆったりできる席がいいのだが、自信が持てないのである。

先日試飲会で選択したリースリング、ナーヘ渓谷のデーノッフ醸造所の「トーンシーファー」の二本目を開けた。因みにこの名前は土壌感を味わえるスタンダードワインの上のVDPの方針に従ったもう一つ上のリースリングである。

その一本目はなぜか甘味が口に広がったので購入を間違い得たかと心配になったので、煮豚に合わせてみた。なるほど果実風味は強いが良くこなれた酸の量感もある。スレート土壌の山のワインになるとモーゼル流域と同様である。そして果実風味が強いのは水の補給もよいということだろうが、どうしても甘さに繋がる。

さて、口には最初から酸を強く感じるとともにこなれていて、試飲の時の印象に近い。つまり糖としては感じられない。蔵出しで購入しているので個別差は殆どない筈なのだが、よく分からない。口の調子がおかしかったのだろうか。抜栓後にそんなに早く酸化が進む品質でもある筈もない。さて二日目の印象はどうなるか。



参照:
ヤマ場に溜まったもの 2020-05-08 | 生活
谷の見晴らしの良い所 2022-06-01 | 試飲百景
コメント
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