紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽観光街は、人通りが途絶えて…

2020-03-20 17:11:33 | 日記

                     <ここ浅草橋は、普段観光客でごった返すところ この日は、左に一人しかいない…>

 

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北海道の鈴木知事は2月28日夕方、新型コロナウイルスの感染が道内で広がっているとして、2月28日から3週間の間、「緊急事態宣言」を出し、道民に向けて、特に週末の外出を控えるよう呼びかけました。道内での感染拡大が、他の都府県・大都市を抜いて、全国1位となって、さらに拡大傾向にあることから、踏み切ったようです。その主な要請事項は…
<道知事による緊急事態宣言の要旨>
① 土日休日の外出自粛要請
② 小・中・高校の一斉休校
③ 不特定多数の集まる、風通しの悪い場所への外出自粛(ライブハウス、スポーツジムなど)
④ 道立34の施設の休館(市町村の施設も同様) 等々

観光業がメインである小樽は、従来中国、韓国、東南アジアの国々からの観光客に頼っていただけに、コロナウィルスの影響で、客足がバッタリ。大勢の観光客が集まる入舟町のメルヘン広場は、火の消えたたような寂しさです。このことについては、3月6日付の当ブログ「我が家のひな祭りは…」で一部画像付きで載せております。

そこで今回は(3月19日午後2時ころ)、久しぶりの外出。天気もいいし、気温も+8度と絶好の外出日和。メルヘン広場から、散策バスで運河方向へ、そして徒歩で運河プラザへ、さらに小樽駅前通り(中央通り)を駅方向へ、駅手前の、都通商店街・花園一番街を回り、そして運河ターミナルからバスで、再びメルヘン広場へと戻りました。この間約2時間ほど見て回りましたが…

 


洋菓子店ルタオの前のバス停。この堺町通りは小樽を代表する観光街。いつもは車で渋滞する通りもガラガラ。お土産品店もシャッターを下ろしている店が多い。

 


観光用の散策バスも、乗客は私以外に一人もいない。

 


臨港線を挟んで向こうの、観光用大型バスの駐車場にも、1台のバスもいない。コロナ騒ぎの前は常に満車で、停められない観光バスは、500mほど右側の、勝内埠頭に停めています。

 


普段であれば観光客でごった返し、記念撮影をするここ浅草橋も、左側に一人のみ。

 


橋の先から、中央橋方向を見ても、運河わきの散策路には、人影が3人しかいない。奥の一人(二人に見えますが、測量工具の影)は、市の観光課の技師でした。さらに、散策路を中央橋に向かって進むと…

 


運河クルーズ船の係留場は、船舶が固定され、チケット売り場はシャッターが下りてました。聞くところによれば、2月28日の道知事による緊急事態宣言以降、3月一杯休止と言うことです。

 


運河プラザ(観光情報センター)に寄りましたが、観光客らしき人は一組のみ、いつもは休憩用のテーブル、いすは満席なのですが…。中央通り1本向かいの観光客用レストランも、シャッターが下りてました。人通りが全くない。

 


運河を後にして、中央通りを小樽駅に向かって進むと、ご覧の通り人もまばら。いつもなら宿泊用キャリーバックを曳く、多数の観光客とすれ違うのですが、バッグを曳く人はゼロ。

 


さて駅手前の小樽でもっとも著名な商店街「都通」を覗くと、ここもガラガラ。もっともこの商店街はいつ来ても空き店舗が多く、人影もまばらですが…。ゴーストタウンの様相を呈しています。

 


都通に続く「花園一番街」でも、ご覧の通り人影がまばら。もっともここも、イベントがある日以外は、これに近いような状況です。

 


再び、運河ターミナルから、散策バスに乗って、メルヘン交差点に戻ります。北一硝子の前も人通りは閑散としています。

 


下車すると、ちょうど午後4時、蒸気時計がボーっと大きな音を立て、白煙を吹き出しますが、取り囲んだ観光客はわずか4人。普段なら10倍近い30-40人が取り囲むのですが…

 

果たして、コロナウィルス騒ぎはいつまで続くのでしょうか。たとえ終息宣言が出たとしても、かつての賑わいに戻るものかどうか疑問です。観光だけに頼り切った小樽市の限界が見えたような気のした1日でした。

 

 

 

 

 

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青の運河をクルーズ船に乗って…

2019-12-27 09:13:03 | 日記

                                  <中央橋からクルーズ船発着所付近を見る>

 11月15日付の当ブログ「小樽ゆき物語が始まっています…」で、ゆき物語のイベントの一つである「青の運河」についても取り上げました。そこで今回は運河クルーズ船に乗って、約1万個の青のLEDで飾られた運河を船上から見てきました。クルーズ船については、JR小樽駅から中央通りを海に向かって徒歩10分ほどの中央橋が、発着所です。クルーズの所要時間約40分、30分毎に出ております。デイクルーズ(始発9時30分から日没頃)は1500円、ナイトクルーズ(日没頃から最終21時)は1800円です。

12月23日(月)の午後4時発のナイトクルーズ便に乗ってきました。この日、ちらちらと小雪の舞い散る、氷点下のとても寒い日でした。でも、座席にはヒーターが入っており、ひざ掛け毛布も用意されております。

 


順路はマップの通りですが、中央橋の発着所から、すぐ橋をくぐります。そして小樽港縦貫線にかかる月見橋をくぐって、小樽港に出ます。再度、旭橋をくぐり北運河に入ります。北運河んの終点で、Uターンして南運河(通常は南を略して、運河という)に戻り、浅草橋で再度U ターンして、発着所に戻ります。

 


まず船は中央橋をくぐって北運河方向に向かいますが、出るとすぐに、月見橋をくぐって、小樽港に出ます。

 


右手中央の2Fの建物は観光船発着所です。その奥の、塔のある建物は合同庁舎です。観光船は、小樽港を遊覧したり、祝津水族館方面への便もここから出ます。

 


小樽港で、巡視艇や曳航船のたていわ丸を見た後、船は旭橋をくぐって北運河に入ります。なお、乗船客が腰に巻いている赤い帯は、ライフジャケットです。

 


北運河は、昭和40年代の運河埋め立て論争のさいにも、埋め立てられずに、昔のまま保存されました。この辺の経緯については、2012年8月1日付当ブログ「夜の小樽運河クルーズを楽しむ」を参照のこと。現在でも、釣り船や観光遊漁船、あるいは喫茶を兼ねた小型船が数多く係留されています。

 


さらに進んで北運河の終点には、1艘の艀(はしけ)が係留されています。艀自体は動力を持たず、曳航船で運行しますが、300トンの貨物を運ぶことができた言います。

 


運河沿いには、当時の石造りの倉庫や建物がそのまま残っております。現在はイベント会場、店舗、倉庫等に利用されています。さて、ここでクルーズ船はUターンして、南運河に向かいます。

 


運河の海側には、小樽を代表する企業である北海製缶の工場が数棟建ち並んでいます。ちらちら舞い散る小雪を、内臓フラッシュで映し込んでみました。

 


運河の山側には、係留された小型船が幾艘もあります。

 


竜宮橋付近までは、小型船が係留されています。正面の船は、イカ釣り漁船でしょうか。集魚灯が付いています。

 


北運河から南運河来ましたが、ここからは運河の幅が狭くなり(昭和50年代に半分埋め立てられた)、小型船は係留されていません。竜宮橋~中央橋間は電飾されていません。この辺りは、運河の両側に工場や倉庫が立ち並んでいますが、山側の奥には、高層マンションが数棟あります。

 


中央橋をくぐると、運河沿いを散策する観光客が多くなります。

 


ホテル群が立ち並ぶ。もう少し浅草橋方向に進むと…

 


電飾も多くなります。画面左最奥が浅草橋街園。〇〇街園、という名称、今回のクルー船のパンフレットで、初めて知りました。地元に長年住んでいて…。

 


南運河の浅草橋街園で、Uターンして中央橋のクルーズ船発着所に向かいます。この間約40分ガイド付きクルーズの楽しい旅でした。

 

なお、2019年のブログも今回で終わります。皆さん、良いお年をおむかえください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カラマツ林を撮りに晩秋の積丹へ

2019-11-23 06:00:00 | 日記

                    <ニッカウヰスキーの創業者「竹鶴政孝&リタ夫妻」の邸宅跡地に、1本の巨大な栗の木がある>

 

このところ毎日雪が降り続き、このまま根雪になってしまうのではないかと、心配です。花壇の始末や網戸の取り外しなど冬を迎える準備ができていない(笑)。例年ですと10月下旬に初雪が、根雪は12月上旬ころからです。今年は11月7日に初雪が降り、かなり遅いなと思ってましたが、14日以降は毎日降り続いています。日中の最高気温も、一けた台前半という状況。体調が思わしくないのも、加齢だけのせいではないようです。

前置きはともかくとして、積丹町婦美のカラマツ林を撮りに行きたくて、写友と相談。11月2日(土)に行ってきました。まずは、小樽市内塩谷の浜辺、余市町山田町の旧竹鶴邸跡地、そして積丹町の美国、婦美、島武意、日司(ひづか)を通って、小樽に戻るルートです。

 

☆塩谷の浜辺にはカラフルな建物が多い…
塩谷は、小説家・詩人として有名な「伊藤整」が、小樽高商時代(現小樽商大)塩谷村から小樽まで汽車通学していた地でもあります。


もともとは漁業関係者のすむ街ですが、近年はサーファーなど海のレジャースポーツ関係者の住宅も多く、カラフルな建物が目立ってきました。

 


右奥の建物は、TVドラマ、2014年火曜サスペンス劇場(古谷一行主演)「北ホテル」で放映されたレストラン・ホテル「北ホテル小樽迎賓館」です。現在は海水浴シーズンには営業しているようですが…詳細はわかりません。
なお、余談ですがこの塩谷の浜辺は、東京ロマンチカが歌ってヒットした「小樽の人よ」の二番目の歌詞に入っております。

 


浜辺で、魚眼レンズで撮ってみました。大きな波が来て、よけられず、尻もちをついて両足ともずぶぬれになっちゃいました。



海岸沿いにはこのようなカラフルなしゃれた建物があちこちにあります。はて、この建物は何だろう?つながっている右の建物の窓を覗くと…

 


マリンスポーツ関係の用具がたくさん並んでいました。

 

☆余市町山田町の旧竹鶴邸を訪れる…
ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝は、スコットランドでウイスキーづくりを学んだ後、リタ夫人とともに、スコットランドの気候風土に似た余市にて、ウイスキーづくりを始めました。昭和10年現在の工場内に邸宅を構えましたが、同21年に近くの山田町に移転。政孝没(昭和54年85歳で没)後の平成14年に再び、工場内に邸宅を移設しました。

 

 
平成14年に工場内に移設された旧竹鶴正孝の邸宅。右の玄関ホールと左奥の建物はつながっていますが、見学できるのは右側の部分だけです。
なお、この画像は2015年3月に撮影したものです。

 


ウイスキー博物館内の展示資料から、右下に旧竹鶴邸の記事がある。

 


山田町の邸宅跡地には、石造りの倉庫と青い色の物置が残されていました。手前の大きな木は栗の木で、一面栗のイガが地面に広がっていました。

 


栗の木は大木に育っています。

 


跡地には大きな石が…多分手前の大きな石は邸宅の出入り口か、濡れ縁に続いていたのかも。

 


これも大きな石が階段状になっていて…ピンクの花が、いまもなお咲き続けている。母屋はとうに移築してしまったのに…

 


さて、いまだ木造の門柱らしきものが残っていて、その隣に数本のイチョウの大木がありました。緑の芝生と黄色の落ち葉がとてもきれい。

 


イチョウの落ち葉に混ざって大量の銀杏が落ちていました。銀杏は酒のつまみによく出てきますが、拾う方は滅多におりません。

 


庭園の中を見わたすと、イチョウに交じって、モミジがありました。黄色と赤の対比が美しい。

 


さらに見渡すと、灯篭が1基、ここに取り残されたんですね。

 

☆さて旧竹鶴邸跡地を後にして、国道に進むと、道の両側に葡萄畑とワイン工場が見えてきました…
ワイン用のブドウ畑です。余市はワインづくりも盛んな町です。

 


葡萄畑の奥に、しゃれたワイン工場がありました。

 


上と同じ位置からの撮影ですが、雲の様子が面白く、少しひいて撮ってみました。15分ほどしか経過してませんが、雲の動きが早く、上の画像とは印象の違うものになりました。

 


ワイン畑を離れて市道を進むと、正面奥の民家でしょうか、屋根が金色に光ってました。露出を切り詰めると金色が出てくるのですが…不自然になるので…。車で近寄ると屋根は金色ではなく、濃い緑色でした。光線の反射状況で、色が変わるんですね。

 

☆次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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小樽ゆき物語が始まっています…

2019-11-15 12:14:17 | 日記

                      <小樽運河プラザ内のワイングラスタワーの一部 本体は2000個のグラスを積み上げて…>

 

冬のイベント「小樽ゆき物語」は、すでに11月1日(金)から始まっております。このイベントは、毎年2月に行われる「小樽雪あかりの路」とは別の、関連イベントでしたが、2015年に統合され「小樽ゆき物語」となりました。また「余市ゆき物語」と併催されています。小樽ゆき物語は、①JR小樽駅構内の「ガラスアートギャラリー」、②運河を青のLEDで飾った「青の運河」、③運河プラザの「ワイングラスタワー」&「浮き球ツリー」、そして④「小樽雪あかりの路」の四つのイベントで構成されています。

開催期間は、前三つが2019年11月1日から2020年2月2日まで、小樽雪あかりの路は2020年2月9日から2月16日までとなっています。ただし運河プラザのワイングラスタワーについては、2月16日までとなっています。

 

☆JR小樽駅を降りれば、ランプがお出迎え…


JR小樽駅は、駅舎の2Fが列車離発着のホームになっています。駅舎のホーム側と正面の両側に昔懐かしいランプが飾れれております。

 


駅舎1Fに「GRASS ART GALLERY」として、大小さまざまな雪だるまが飾られ、乗降客を迎えております。あれれ、この雪だるま目鼻がついていない?向こう側(改札口)から見ても目鼻がありません。そのわけは…。だるまの下に何やらメッセージがあります。

 


実はスマホを使って撮ると…雪だるまからメッセージを受け取れる仕組みになってるようです。

 


こんな雪だるまもありました。何だかわかりますか。今年、最大の話題となった、ラグビーの「ワンチーム」という題名が付いていました。

 


サンタ風の雪だるま。

 


題名は、「ニッポン Cha Cha Cha」。そういえば、ラグビーだけでなく卓球も、スケートも各種スポーツで日本が大活躍した年でしたね。

 

☆小樽運河プラザでは、例年この時期ワイングラスタワーと浮き球ツリーが飾られます…


タワーをバックに記念写真撮影用スペースが設けられています。

 


周囲からカラフルな光線が当てられ、刻々と色が変わっていきます。

 


上のグラスタワーの四隅に置かれているのが、このオブジェ。このタワーにもカクテル光線が当てられ色が変わっていきます。

 


小樽は寿司と海鮮丼がおいしい街です。実は運河プラザの売店で…食べられません。これはすべて粘土細工のミニチュアなんです。実にカラフルで、見ているだけで美味しさが伝わってきます。

 


かつて小樽は、漁業用の浮き球づくりが盛んでした。浮き球がプラスチック製にとって代われると同時に、浮き球は観光お土産品として売れるようになったのです。

 


運河プラザの道路1本(臨港線)向こうが、小樽運河です。ちょうどJR小樽駅から中央通り(坂道)を下ると、臨港線にぶつかります。クロスフィルターで、光条を出してみました。ちょっとうるさすぎですが…

 

☆小樽運河は約1万個の青のLEDで飾られ幻想的な雰囲気に…

 


運河に沿って、臨港線(高速道出口から余市方面に向かう道路)が走っています。

 


クロスフィルターを使うと、臨港線の街路灯に光条が出ます。

 


上の画像と同じ位置で、橋の欄干にもLEDが取り付けられ、ファンタジックな雰囲気を醸し出しています。

 


運河沿いの散策路を、浅草橋方向に歩くと…

 


浅草橋から、運河を見ると…

 


浅草橋交差点の出抜き小路の火の見やぐらを見ると…、できた当初は周囲が見渡せる景観スポットでしたが、直後に、某洋服店の3階建てビルができて札幌方向の景観が見えなくなってしまいました。

 

 

 

 

 

 

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紅葉シーズン到来…赤井川村へ

2019-10-20 10:27:20 | 日記

 

9月まで猛烈な残暑が続きましたが、10月に入ると一転寒さが増して、最低気温が一けた台前半、それも霜が降りてもおかしくないほどに冷えてきました。急速に秋が深まり、街中でも蔦やエゾヤマザクラの葉が赤く染まってきました。そんな中、10月10日(木)赤井川村の落合ダムとキロロに行ってきました。

キロロはスキー場として有名ですが、シーズンオフ中は、様々なイベントが行われています。特にこの時期はゴンドラが運行し紅葉見物客を乗せています。10月12日(土)~14日(月・祭日)には様々なイベントが行われます。天気予報をにらみながら、10日(木)写友4人で紅葉撮影に行ってきました。
なお、赤井川村は、「日本で最も美しい村」連合の一つで、後志管内では、ほかに京極町、黒松内町が入っております。

 


落合ダム周辺の山々も色づき始めましたが、まだ本格的な紅葉には至っていません。あと1週間もすれば一面紅葉になります。

 


ダム湖の管理事務所を過ぎ、さらに奥に進むとイベント広場があって、さらに湖畔に降りる道があります。そよ風にススキがゆれていました。

 


快晴の青空を反射し、きらめくさざ波がとても美しい。人造湖であるため枯れた立木がアクセントになっている。

 


見る角度によって湖面の色が変わる。

 


さらに奥に進んで、波打ち際の枯葉を見ると…

 


湖面に写り込んだ立ち木の影が、微風でゆらゆら、様々な形に変化する。見ていて飽きないほど。

 


ダムの陸側の湿地帯に目を移すと、谷内坊主にも似た草の塊が、面白い形になっている。なお釧路湿原などにみられる「谷内坊主」とは全く形が違いますが…

 

さて落合ダムでの撮影を終えて、次はキロロの紅葉撮影に向かいます。キロロは、当初ヤマハ楽器が、スキー、ゴルフ、テニス、ホテル等総合施設として平成2年に開設しました。しかし経営不振が続き、代替わりを繰り返し、現在はタイ王国の企業が運営しています。この時期平日でもゴンドラを運行していると聞き、早速山頂へ行ってみました。

 


スキー場に通じるマウンテンセンターの入り口にある桜は、もう真っ赤になっています。


しかし、山肌はかなり黄葉していますが、本格的な紅葉にはまだ早い感じ。

 


山頂にはいたるところダケカンバの木が、見事な枝ぶりを見せています。

 


足元を見ると、モミジに似た赤い葉が落ちています。周辺にモミジの木はなく、この赤い葉は直接地面から生えているようです。

 


手にとってマクロレンズでパチリ。

 


ゴンドラ駅の裏側には、余市岳山頂に向かう登山道があり、その出発点となる休憩所があります。

 


その休憩所から見えるのは一面ダケカンバの林です。中でもこの古木に目が止まりました。怪獣にも見えて…(竜が口から舌を出したようにも)

 


山頂からマウンテンセンターに戻ると、こんな看板がありました。いわゆるインスタ映えするように、ここで記念撮影を撮るようにということでしょうか。

 


マウンテンセンターのそばに、バギーカーが並べられていました。次の3連休(10月12~14日)にはここで「紅葉フェスタ」が行われます。飲食屋台、物販屋台、釣り堀、遊具など、子供も大人も楽しめるイベントが行われる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

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風を食べて動く生命体…テオ・ヤンセン展

2019-08-09 10:18:20 | 日記

                                    <歩く様子は、まるで動物の歩行と同じ…> 

 

北海道内では、テレビや新聞で「風を食べて動く生命体・ストランドビースト展」の宣伝がされています。風を動力源として、砂浜を走る新しい生命体を、オランダ語で、ストランド(砂浜)ビースト(生命体)といいます。それは、オランダのアーティスト「テオ・ヤンセン」よって、生み出されました。この作品展は北海道では初めてであり、日本初公開作品5点を含む12点が展示されています。実際に動く巨大なストランドビーストを、体感できるほか、その構造や動きの仕組みを明らかにし、テオヤンセンの作り出す世界の魅力に迫ります。(一部、パンフレットによる)

ということで、興味津々、8月3日(土)に、札幌に行く機会があり、会場の「札幌芸術の森」に行ってきました。一般的に芸術作品は写真撮影禁止が多いのですが、この作品展はすべて写真・動画の撮影がOKなのがうれしいですね。

芸術の森へは、札幌駅から地下鉄南北線で終点真駒内まで約20分ほど。さらに30分ごとに運転されている芸術の森行きのバスで30分ほどです。通常1300円の入場料が65歳以上の高齢者は1100円でした。展示会場は二つに分かれていて、芸術の森バス停に近い、第2会場(工芸館)は入場無料、さらに奥の第1会場(芸術の森美術館)が有料となっています。

 


巨大なストランドビーストが、風を受けてオランダの砂浜を走るさまは、まさに圧巻。

 


芸術の森入り口のバス停にはテオ・ヤンセン展の巨大広告が立っている。黄色っぽい紫陽花が今が最盛期と花を添えています。

 


第2会場に入ると、巨大な竹細工のような作品が数点目に飛び込んでくる。

 


少し撮影位置をずらすと、前方に大きな耳を持ち、体中が波打つ巨大なムカデのようにも見える。最初これらの作品は竹細工のように見えましたが、ビニールパイプだそうです。日本では塩ビ管と呼ばれるネズミ色のパイプ(水道管に使われる)ですが…オランダでは黄色っぽい色なんだそうです。

 


オランダの砂浜を歩くストランドビースト。2017年製作で「アニマリス・ムルス」(高さ3m、幅13m、奥行き6m)と、オランド語の作品名がつけられています。

 


主要な作品には、このようなポスターが壁に貼られています。上の丸みを帯びた画像は、このポスターを魚眼レンズで撮ったものです。

 


さて、入館料を払って、第1会場に入ってみます。土曜日ということもあって、結構な数の入館者がおります。

 


館内なので風はないので、手押しで体験できるコーナーもありました。私もこの作品を前後に動かしてみましたが、意外と軽かったことにびっくりでした。

 


ストランド・ビーストを構成する材料が展示され、組み方が示されています。左のパイプが骨格をなすメイン材料です。一見、色から察して竹のように見えますが、これはビニールパイプなんです。日本では大型店の資材売り場で、誰でも購入できるビニールパイプ(塩ビ管)です。右は使用済みのペットボトル。ここに空気を取り込んで、足の部分に送風します。

 


様々な部品を組み合わせ、結束バンドでつなぎます。

 


パイプを加工している光景が放映されています。

 


砂浜は平たんではありません、ムカデのように歩くのが効率的なようです。

 


大広間では、歩行実験用のビーストが待機中でした。1時間ごとに実験が行われます。

 


室内には一目見ようと大勢の見学者が集まってきました。いよいよ実験ですが、室内なので、風がありません。

 


左端に座るオランダ人の係員が、コンプレッサーから、ペットボトルに、圧搾空気を注入します。すると前方のビーストが正面の観客に向かって数歩歩きだしました。

 


観客の目の前まで歩く様子に、大きなため息と拍手が沸き上がりました。

 


館内の一角には、ストランドビーストのミニチュア判が数体置かれていて、うちわでスクリュー型の羽を仰ぐと、動き出しました。

 


スクリュー型の羽は、日本でいう風車に似ていて、風を受けた方向とは違う、45度の方向に進みます。これらのミニチュア判のビーストは、1セット2500円でお土産品として販売されておりました。

 

<テオ・ヤンセン氏 略歴>パンフレットから転載

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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家族でサクランボ狩りに

2019-07-17 13:53:30 | 日記

                             <真っ赤に熟れたサクランボが…早く、早く摘まんで…と言ってるようです>

 

 

7月7日(日)、二世帯住宅に住む高1の孫娘が久しぶりにクラブ活動が休みです。腹いっぱいサクランボが食べたいという要望に応えて、家族4人で仁木町のサクランボ農園に行ってきました。余市から倶知安に向かう国道5号線沿いには20を超える観光農園があります。時期によってイチゴ、サクランボ、リンゴなど、果物は変わりますが、今の時期は(7月第2~3週)サクランボ狩りが中心。長女の知人の某農園に入りますが、入園料@1000円を払って、食べ放題、時間制限なし、持ち帰りは別途料金。

すでに先客が一組おりましたが、広い園内には数十本(100に近い本数か)のサクランボの木が、真っ赤な実を、重そうに揺らして、早く採って、採ってと言ってるようでした。品種は、佐藤錦、水門、南陽等ほとんどの品種があるとか…。品種名を農園の方に教えていただきましたが、覚えられない(笑)。

 


サクランボの形や色で見分けるそうですが、私にはどれも、うまそうに見えて区別がつかない。

 


孫娘は盛んにスマホで撮影。撮影がひと段落したら、あちこち走り回り、パクパク。

 


家族で味比べ。私にはみな同じ味に思えるが…

 


奥に、先客がわいわい、がやがや。これは味が少し違うよ、と孫娘。う~ん、私にはわからん。腹の中に入ってしまえば、みな同じ。

 


家内も、お土産用にバケツに入れる。

 


このくらいあれば、お土産に十分かな?と孫娘。

 


隣はイチゴ畑ですが、すでに収穫期は終わって、採り漏らした時季外れのイチゴがポツリ、ポツリある。

 


農園の入り口近くにある選果場では、箱詰め作業中。

 


長女と孫娘のツーショット。

 

サクランボ狩りの後は、例によってキノコ王国で昼食です。私は食べすぎて昼飯どころではない。キノコ汁1杯で十分。それに反して、孫娘の食欲にはびっくり。キノコ汁に加え、串カツ、骨付きソーセージ…をペロリ。あの細い体でよく食うもんだわ。

 

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室蘭工場夜景を撮りに…

2019-06-19 06:00:00 | 日記

                            <羊蹄山麓真狩川沿いの公園そばの土手に建つしゃれた建物は…> 

 

 

工場夜景撮影マニアではないんですが、今年の3月に室蘭にある石油関連化学工場が撤退したために、1万個以上ある保安灯が、今年の8月に半減するという新聞記事が出ました。これまでも室蘭の工場夜景については、見学ツアーが何度も実施され、その都度マニアで満席になるという情報を聞きました。この6-7月にも夜景見学バスツアーが実施される予定ですが、写友から撮影に行こうという誘いがあり、5月8日(水曜)に3名で行ってきました。

小樽を午前9時過ぎに出て、途中数カ所の撮影スポットに立ち寄り、赤井川、京極、真狩を経て、洞爺湖畔へ行きます。洞爺湖はちょうど壮瞥町の梅園が最盛期、さらにそこから室蘭市内へというルートです。

 

☆R393の通称メープル街道を倶知安方面へ向かうと、工事用の車両が出入りする小道を左折、白井川に沿って進むとライオンの滝があります…


落差2mと大きくはありませんが、豪快な音を立て、その音がライオンの咆哮にも似ているところから「ライオンの滝」(近くの切り立った岩がライオンに似ているからとも)と呼ばれています。春先のこの時期は雪解けで増水し、一段と激しい流れとなっていました。この川は、「赤井川村」の「白井川」といいますが、なぜかネーミングが面白いというか…。この付近は、春よりも紅葉の時期が写真的にはいいのかも。

 


R393沿いの原野には、エゾヤマザクラがあちこちで満開。

 


羊蹄山の吹き出し公園で有名な京極町には、郊外の町営牧場に1本桜があります。もともと「望洋の丘」という羊蹄山が望める景観スポットだったのですが…。5月8日に訪れたと時は、1-2分咲きでエゾヤマザクラ特有の赤茶色の葉が目立ってます。あと4-5日もすれば満開で、ピンク色になるのですが。

 


次に立ち寄ったのは真狩村の真狩川公園です。ちょうどエゾヤマザクラが満開でした。土手の斜面にはまだ雪が残っています。

 


土手の上にはしゃれた飲食店のような建物がありました。この建物のやや右奥に羊蹄山がそびえたってますが、この日は晴天でしたが、山の周辺は分厚い雲で覆われ、ふもとしか顔を出していませんでした。それにしてもこの建物気になります。正面に回ってみると…(下の画像)

 


入り口と建物の正面には不思議なマークのような…ハサミとコーヒーカップが描かれ、英文で「life」とあります。中央の窓越しには飲食店の様な気もしますが…。
この建物は、<hair & cafe life >が正式な店名。ヘアーサロンと軽食喫茶を兼ねている店です。時間があれば入ってコーヒーでも飲むところですが、先を急ぐので断念。

 

☆洞爺湖畔は、桜と梅が満開…真狩村から国道230号線に沿って進み、途中で道道132号線で洞爺湖町に入ります。湖畔に着くと桜が満開です。

 


エゾヤマザクラは、ピンクの花と茶色の葉が同時に出るので、ソメイヨシノのような美しさには劣りますが…

 


湖畔に沿って壮瞥町(横綱「北の湖」の出身地)向かう途中に、お寺があります。真宗寶光山「徳浄寺」といい、その境内と、道路1本山側の駐車場にはかなりの数の桜植えられています。上の画像は、境内の枝垂れ桜を撮ったものですが、エゾヤマザクラとは違って葉がありません、ピンク一色で見ごたえがあります。

 


駐車場のエゾヤマザクラを撮ったものですが、幾分ピークを過ぎていて、茶色の葉が目立ちすぎました。バックは、赤と青の牛舎でしょうか、奇麗にぼけました。

 


さらに湖畔を壮瞥町方向に進むと、えぼしいわ公園があって、桜の名所になっています。前回(H28年5月)来た時には、数棟の外国人向けの研修施設がありましたが、今はすべて取り払われて、桜の木と奥に数棟の住宅があるだけでした。見事な桜です。

 

☆壮瞥町の梅林…洞爺湖畔の急斜面に約300本の豊後梅が植えられています、展望台からは洞爺湖が一望でき、対岸の羊蹄山が望めます。

 


展望台は、大型車両は駐車できませんが、自家用車は10台ほど駐車可能。対岸警告灯?)羊蹄山が望めるのも嬉しい。

 


展望台に上る途中から見ると…、老木が多いように見えました。

 


豊後梅という種類だそうです。

 

☆最後の撮影地室蘭市に向かいます。市内に入る前に桜の名所「崎守町の1本桜」と「幌萌町の1本桜」に立ち寄ってから工場群のある海岸線出ます。

 


崎守町の1本桜は、樹齢100年以上といわれ、緑色の牧草地に、1本だけポツンと咲いております。もちろん私有地ですので、道路わきからしか撮影ができません。話によれば、近年老朽化が進み、枝が枯れかかっているとか。数年以内に倒木になるのではないかと、危惧されています。

 


市内の住宅街の崖の下にあるのが、幌萌町の1本桜です。訪れた時は向かい側の高台に今しも陽が沈む寸前でした。正面から見るよりは、逆光で見た方が幾倍も美しく見えました。この桜も幕末に移植されたので、樹齢170年ほどの老木ですが、手入れが行き届いているのか、幹回り4.3mあって、生き生きしてるように見えました。

 


工場群のある岸壁に来てみると、なんと大型客船「クイーンエリザベス号」(バミューダ船籍、90,400トン)が崎守埠頭についておりました。小樽には来年寄港すると言われています。

 


白鳥大橋を渡り、対岸の祝津公園から見ると、右奥に羊蹄山が見えます。

 


白鳥大橋は、この日は工事中らしく片側の交互通行でした。時折光る(警告灯?)をクロスフィルターで、光条としてとらえてみました。

 

祝津公園で撮影しておりましたが、とにかく寒く、早々に引き上げることにしました。ということで、本来とるべき工場夜景の撮影はゼロ、私自身は工場夜景マニアではありませんので…
ということで、3年前に訪れた時の画像を2点ほど掲載しておきます。



 

 

      

 

 

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沖縄ぶらり旅(最終回)…琉球村他

2019-06-12 06:00:00 | 日記

                              <インスタ映えするかしら、と笑顔でポーズをとってくれた娘さん>

 

 

沖縄ぶらり旅の4日目は、早朝に那覇市内を立ち、美ら海水族館を見学。午後2時ころに水族館を出て、恩納村の万座毛、御菓子御殿に寄って、本日の最終訪問地「琉球村」には午後4時半頃到着です。美ら海水族館で歩き過ぎたせいもあって、腰がパンパンに張った状態。万座毛では、何度か来ていますが、見学エリアが狭くて、どうしても絵葉書的な写真にしかなりません。ここでは、1枚も撮影しませんでした。

御菓子御殿に初めて立ち寄りましたが、以前には聞いたことがないような気もします。もっとも製造工程を見学するわけでもなく、単なるお土産品の販売所ですので、興味がありませんでしたが、家族、孫たちへの土産をついつい購入。私自身は「ちんすこう」が大好きなので、プレーン、黒糖、紅芋の詰め合わせを3パック+その他の菓子を送料ゼロ円という案内につられ、自宅に郵送してもらいました。

さてぶらり旅の最終回は、「琉球村」のレポートが中心ですが、ここには前回平成17年に来た時も撮影しておりますので、さっと見て回るだけにしました。そのほか、ぶらり旅全体の中から、紹介し漏れた画像も数件アップいたします。

 

☆琉球村とは…沖縄各地から古民家を移築して、琉球時代からの風情ある街並みや伝統文化を体験できるテーマパークの一つです。ただ到着したのが午後4時半すぎており(閉園午後6時)、エイサーの演舞や、島唄ライブ、陶芸の実演・体験等はほとんど終わっておりました。

 


園内には、築200年を超える旧仲宗根家、旧大城家など、いくつもの古民家が解放されていて、三線教室、サーターアンダーギ-(沖縄風ドーナッツ)などの製造が行われています。

 


園内で最初に目に飛び込んだのがこの花です。北海道でも見かけますが、この「合歓の花」にはアゲハ蝶々が集まってきます。老い縄の合歓の花は、北海道で見るそれよりも一回り大きいような気がしました。

 


石垣とツボ、瓦、そしてカラフルな植物はまさに南国風。

 


周囲はどこも赤い花、ブーゲンビリアが咲き乱れています。

 


古民家の広間では、この日最後の沖縄踊りが行われていました。

 


演目等はわかりませんが、首里城の世誇殿で踊られていた演目にも似ているようですが…

 


サーターヤーと呼ばれる砂糖屋(製糖風景)がありました。牛の動力で、歯車が回転して、サトウキビを砕いているところです。

 


そのすぐそばには登り窯と陶芸工房がありました。陶芸工房は、すでに午後5時を過ぎているためか、製作中の体験者も技術指導者もおりませんでした。

 


琉球村の有料エリアを出ると、「沖縄の駅(道の駅?)ちゃんぷるー」ドームに出ます。なお「ちゃんぷるー」とは沖縄の方言で、炒め物などでいろんな材料をごちゃまぜにした料理を指します。このドームには、演芸のほか、レストラン、お土産品販売、貸衣装屋もあり、雨の日は、このドーム内だけでも、十分楽しめます。

 


貸衣装で記念写真を撮る観光客たち。

 


こういうコーナーもありました。インスタ映えするように撮ってね、と依頼され、ついでに私のカメラでもパチリ。瓦屋根の上に、シーサーもいます。

 

☆さて、沖縄といえばサトウキビ、黒糖の産地ですが…喫茶店にも黒糖関連商品がありました。

 


ここは首里城公園の一角にある休憩場、レストラン、お土産品店等が集まる建物です。傾斜地の建物なので、1Fにも2Fにも出入り口があって…。ここで、黒糖アイスクリームなるものを注文。

 


う~ん、黒糖の味が濃い。北海道では味わえないね、これは。

 

☆北谷町美浜アメリカンビレッジにある「ぼくねん」美術館に入ってみる。事前に「ぼくねん」なる人物を知っていたわけでもなく、歩き疲れたので、休憩を兼ねて美術鑑賞をと、軽い気持ちで入ったのですが…なんと素晴らしいアート作品にびっくり。

 


ぼくねん美術館は、建物からして一風変わっている。いたるところ曲線だらけで…2階建てなのか3階建てなのか…

 


木版画なのかリトグラフなのかわかりませんが、数々の作品を眺めていると、ふと棟方志功の版画を思い出しました。特に、この画像の中央の豊満な裸婦像は、志功の作品と通じるものがあるようにも思えました。

 


螺旋階段に掲げられたこの絵は、原画がカラーですが、光線状態に左右されるかなと思い、あえてモノクロにしてみました。

 


このポスターも原画はカラーです。見たことのあるような、ないような…

 

☆その他気になる画像をいくつか、

 


4日目の朝、観光バスの集合場所に指定された、ゆいモノレールのおもろまち駅に隣接する「Tギャラリエ」ビルのウインドーには、なんと北海道発の銘菓「白い恋人」のお菓子が展示されていた。

 


沖縄の飲み物といえば、「シークヮーサー」、大好きです。

 


もう一つ、これも大好きな「ちんすこう」、プレーン、紅芋、黒糖のほかに塩ちんすこうがあった。

 

 

 



 

 

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沖縄ぶらり旅(5)…海洋博公園・美ら海水族館へ

2019-05-25 06:00:00 | 日記

                         <美ら海水族館前のビーチ エメラルドグリーンの海と白い砂浜 小樽では見られない色…>

 

 

沖縄滞在4日目(4月12日金曜日)は、海洋博公園内の「沖縄美ら海水族館」と恩納村の「琉球村」の見学です。事前に那覇市市内旭橋の沖縄観光情報センター(観光バスセンター)で、日帰り観光バス(1日コース)を予約しました。当日早朝に、ゆいモノレール「おもろまち駅」に隣接する「Tギャラリエ(有名ブランド店)」でバス待ちです。ここのギャラリエは観光バスの途中発着場で、次々と各地に向かう大型・小型バスがやってきます。

7時半にやってきた大型バスは、すでにほぼ満席状態でした。那覇市内の交通渋滞の中を北上し、10時過ぎに最初の観光地古宇利大橋にやってきました。名護市の屋我地島と今帰仁(なきじん)村の古宇利島を結ぶ、約2㎞の橋(H17完成)ですが、周辺の海の美しさは、本島トップクラスといわれています。

 

☆古宇利(こうり)大橋とビーチ


画面左が古宇利大橋、右は古宇利ビーチ。こうれが海の色と思うほどのきれいな色、まさしくエメラルド色です。

 


このようなきれいな海を見ると、誰だって、背伸びがしたくなるネ。

 


風のいたずら?下は短パンです。

 


わずか20分ほどの見学時間しかない。とにかく数多く撮るしかない。手あたり次第パチパチ、シャッタ^を切る。

 


駐車場のそばには数軒の店があるが…う~ん、ここで買っては荷物になるし…送料が結構高いし…見るだけにしておこう。

 

☆美ら海水族館 なお海洋博公園内には、植物園や博物館などいろんな施設がありますが、時間の都合上立ち寄ることができませんでした。


美ら海水族館入り口で、園内の説明と注意事項を話すバスガイドさん。

 


入り口前の遊歩道わきには、ディゴの花が、青空とマッチしている。ディゴは、沖縄県の県花です。

 


ジンベエザメやエイが泳ぐ姿は、圧巻。

 


大型の水槽は、深さ10m、幅35m、奥行き27m、世界最大級の水槽と言われています。順路は奥の方から手前に進み、ここで左折します。

 


左折すると…頭上に水槽が…

 


カラフルな熱帯魚の様な魚がいろいろ…

 


触角の異常に長いエビ。

 


水族館を出て、海辺に向かう。振り返って水族館全景を見るとこのようになっています。

 


水族館出入り口の階段からは、エメラルドグリーンの海に突き出たウミガメ館等が、まるでパンフレットに描かれた絵の様にも思える。

 


さらに視線を左に向ければ…これまた絶景かな、絶景かな、五右衛門でなくてもうなりたくなります。

 


ビーチにおりてみると…

 


潮の満ち引きで岩がえぐられ、不思議な形になっている。そこで記念写真撮る人も多い。

 


エメラルドグリーンの海と青い空&白い雲、カメラを向けたくなります。

 


浜辺で写真を撮るカップル。

 


東京からツアーでやってきたというカメラ女子にポーズをとってもらいました。なんと今どき珍しいPENTAX一眼レフ+50㎜単焦点レンズのフィルムカメラでした。がっしり重たい。そのフィルムカメラで彼女を1枚撮影。さらに彼女のスマホで数カット、ついでに私のカメラでも数カット。暫し彼女とカメラ談義。

 

 

なお、4日目は、この後、お菓子御殿によって、さらに琉球村へも寄りました。それらについては5回目に取り上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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我が家でも孫二人の卒業式が…

2019-03-24 06:00:00 | 日記

 

 

3月は卒業式のシーズン。我が家でも二世帯住宅に住む、孫たち3人のうち二人の卒業式がありました。一つは3月1に行われた小樽潮陵高校定時制過程の卒業式です。3人兄妹の一番上の紀斗は、周囲から頼りない兄として見られてましたが、母子家庭で親に負担をかけたくないと、学費の格段に安い定時制に通学。入学後、補講や通信講座の履修を合わせ、特例の3年修了制を利用して、3年間で卒業にこぎつけました。

もう一人3人兄妹の末っ子、綺里も小樽菁園中学校を3月15日卒業式を迎えました。こちらは学業はそこそこ、吹奏楽部で力量発揮。初めて手にするフルートを担当、早朝から午後6時まで、土日なしの部活・特訓を重ねました。札幌キタラで行われた吹奏楽部地区予選大会で、2年連続金賞に輝き、小樽1校、札幌3校から推薦入学依頼がくるという快挙。授業料他もろもろ免除の特典を勘案、札幌のY高校に通うことに決まりました。

 

 


本来の4年制を3年で終了、天晴とほめてやりたい。ばあさん(家内)も嬉しさ一杯。

 


初めて潮陵高校の室内運動場?に入りましたが、六角形の作りにびっくり。定時制ということもあって全校生徒も30人ほど。

 


卒業生と学校教職員との記念写真、本人(エンジのスーツ)以外はぼかしております。

 


「ジジ!撮って、yea~」は相変わらず軽い性格丸出し。まあとにかく3年で、昼間働きながら卒業をしたことは、褒めてやりたい。

 

 


小樽菁園中学校の卒業式全景。コンデジカメのパノラマ機能を使う。

 


デジタル一眼レフ(OLYMPUS OM-なんちゃら10MarkⅡ)を使うも、ピントが前後して合わない。スマフォを掲げる方の画像を借用。OLYMPUSのミラーレス一眼は、軽くていいのだが、①型番の名称がややこしい、確認すると、「OM-D E-M10 MarkⅡ」こんがらがる。なんでもっと簡単にできないんだ!②オートフォーカスを外し、マニュアルフォーカスに切り替えるにも、裏面のモニターを呼び出して…あちこちさがして…、瞬時にできない。絶対に第3者に勧めたくない機種だ。

 


教室に戻り、父兄を交え最後のHR。

 


あとは、教室のあちこちで記念撮影。孫娘以外はPCソフトでぼかしました。

 


学業はそこそこ、フルートの練習はかなりきつかった模様。中1で初めて手にした楽器。真冬でも朝の6時半、暗い中を登校し、授業開始の8時半まで朝練。夕方も授業終了後6~7時まで夕錬。自宅でも夕食後に練習。初めのころは唇が腫れて、たらこ唇になていた。
高校では50人編成の吹奏楽部とか。精一杯がんばれ、孫娘よ。

 

 

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北のみやび~小樽雛巡り

2019-03-06 06:00:00 | 日記

                  <山梨県笛吹市春日居町の桃畑 黄色いのは菜の花 平成12年4月撮影 CANON EOS55 +コニカセンチュリア200>

 

平成20年から続いた「北のみやび~小樽雛巡り」も、9年間で終わりました。最盛時小樽市内の48店舗が参加し、雛巡りが一大流行となりましたが、資金面等の問題もあって29年に中止となりました。このところ、衰退小樽を象徴するように、ウイングベイ観覧車、裕次郎記念館、妙見川市場に続き入船市場などの各種施設やイベントの撤退が相次いでいます。

それはさておき、小樽市内では田中酒造を始め未だ数社・団体等がひな祭りイベントに取り組んでいます。今回は田中酒造と博物館(運河館)他のイベントを紹介します。

 

☆田中酒造本店&亀甲蔵


田中酒造本店には1Fフロアーに大小様々なひな祭りセットが飾られています。入店見学、写真撮影ともにOKです。

 


3組のセットが、所狭しと並べられている。(同本店)

 


田中酒造亀甲蔵の2Fイベントスペースでは4面を使って展示。

 


中央にもミニセットが数組展示されている。

 


パノラマで撮っても1面に収まりきらない。

 

 

 

☆博物館・運河館


江戸末期の雛飾り

 


こちらは明治末期の御殿風雛飾り

 


昭和2-3年頃の雛飾り

 


昭和13年の雛飾り

 

余談ですが、なお運河館では、北海道各地を舞台にしたアニメ「ゴールデンカムイ」のスタンプラリーが行なわれていました。


ゴールデンカムイゆかりの全道各地のスタンプを集める企画のようです。

 

☆小樽文学館のひな人形


文学館の読書スペースには、上記の雛飾り1対しか飾られていませんが、見るからに時代を感じさせる雛人形です。人形横の解説文(画像の下半分)によると、江戸時代中期のものとか。内裏様とお雛様の位置が通常と逆配置ですが…詳しくは解説文をお読みください。

 

☆桃の節句とは…
ひな祭りや桃の節句の起源についてはウィキペディアの解説に譲るとして、道民にとっては「桃の花」はなじみが薄いと思われます。季節になれば桃はスーパーに並んで売られていますが、桃の花を見たことがある人はすくないのではないでしょうか。私自身も、東京に転勤して、桃の産地である春日居町(H16年石和町などと合併し笛吹市となる)や勝沼市を訪れて、始めて桃の花を見ました。


この画像は、立川市の昭和記念公園で撮影したものですが、遠目には桜と区別が付かないかもしれません。でもよく見ると、花びらの付いた小枝が直線的に伸びて、その小枝に無数の花が付いています。

 


一方、春日居町の桃畑で撮影したっものですが、小枝に付いている花のかずが先の画像より少ないのですが、果実を取るために枝や蕾をせん定しているためです。

 

☆雛巡りあれこれ
過去の画像からピックアップしてみました。

 


小樽新光町の「狸庵」の雛飾り。趣味のサークルによる個人の展示ですが、伊豆の熱川や九州柳川のさげもんと呼ばれる吊るし雛が数多く飾られています。

 


小樽の地酒「北の誉」酒造の酒泉館で展示された雛飾り。なお北の誉酒造は2015年に閉館、製造は別会社に引き継がれ、工場はアイスクリームの製造工場になったとか。

 


閉鎖される前の「入船市場」内の総菜小売の酒田商店。

 


JR南小樽駅では、階段が雛壇がわり。

 


中山美穂主演の小樽を舞台にした映画「LOVE LETTER」があげられる。雛壇が登場するのはワンカットだけですが、亡き恋人に向かって「お元気ですか~」と叫ぶこの言葉は、この映画が公開された韓国でも大流行に。韓国の若いカップルが小樽に押しかけてくるブームのきっかけとなったとか…

 


実際に映画に使われた雛壇がこちら。クラフトショップ・レン所蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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氷の世界~支笏湖氷濤まつり

2019-02-28 06:00:00 | 日記

                           <薄暮の頃の氷濤まつりの会場 天も地も支笏湖ブルーに輝く…>

 

前回に続き、今回も氷の世界を取り上げます。氷をメインテーマとした祭りは、すすきのアイスワールド(さっぽろ雪まつりすすきの会場)、層雲峡氷瀑祭り、支笏湖氷濤(ひょうとう)まつりなどが有名です。

支笏湖氷濤まつりは、湖水をスプリンクラーで数日かけて吹き付け、凍らせた大小様々な氷のオブジェを造ります。昼は、支笏湖ブルー呼ばれるナチュラルブルーに輝き、夜は色とりどりのライトに照らされ、幻想的な世界を演出します。会期期間中(1月25日~2月17日)の土、日、祝日には、花火も打ち上げられますが…暖かい日を選んで、2月14日にツアーバスで行ってきました。

 


観光船の発着桟橋は、氷漬け。暦の上では立春を過ぎたとは言え、北海道の最厳寒期は2月です。

 


会場横の千歳川に架かる赤い鉄橋が美しい。なお会場内は氷のトンネル、オブジェ等が複雑、階層状になっており、撮影位置が混乱してしまいます。なので順不同で紹介いたします。

 


支笏湖半の観光スポット「苔の洞門」モチーフに、松の枝を氷の中に閉じ込め、苔を思わせるトンネル。

 


苔の門を抜けると、Ice Aquarium(氷族館)、ニジマス、ヒメマスなど支笏湖に生息している魚を氷の中に閉じ込めた水族館。魚には、青いタグで魚名が記されている。

 


苔の洞門、氷族館を通り抜けると、天井が吹き抜けの氷の壁(Big Mountain)がある。氷壁の回廊を上っていくと…

 


展望台があって、会場内が一望できます。

 


手前がチャイルドリンクで、滑る氷上で親子が遊び回る、人気の作品とか…、その奥はアイススライダーで、親子で遊ぶ姿が見られました。

 


一つ前の画像が会場内右半分を、この画像が左半分を示しています。

 


Big mountainと天空回廊で結ばれているBlue Chateauの内部です。実際はブルーと言うより緑がかってますが…。なお、画像ですが、一瞬、奥の女性が飛び上がってるように見えますが、手前の男性とは2mほど離れています。角度による錯覚かも。

 


薄暮の頃、

 


どのオブジェか…?トンネルの中に素敵な作品がいくつも並んでいました。

 


つららを重ねライトアップすると、素敵な作品になります。

 


氷を重ねただけですが、下からライトアップすると、一転アート作品になります。

 


氷のシャンデリアを撮る観光客を取り入れて…僅かに下の方に、前の画像の作品が見えます。

 


ウエルカムゲート近くのレッドタワーでは、タワーをバックに、無料の記念写真撮影が行なわれていました。

 


撮影位置は忘れてしまいましたが…

 


はて?子供は何処に向かってるのかな?

 


3年前の2016年の会場案内図ですが、今回とほぼ同じですので、参考までに掲げておきます。今回は目にしなかったような、或いは撮り忘れたか…。一部変わってるのは、右上のチャイルドリンクが、左のドリームステージとアイススライダーの中間に変わった点だけです。

 

なお、ツアーバスは札幌駅前ターミナルを15:10に出発、途中輪厚PAでトイレタイムを取り17:00に会場に到着。18:20に会場を出て途中輪厚PAで休憩、札幌バスターミナルには20:35着でした。欲を言えば、現地滞在時間が、あと20~30分欲しいところでした。撮影に走り回って、食事が取れませんでした。 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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吹雪、吹雪、氷の世界~い

2019-02-22 06:00:00 | 日記

                                            <吹雪が弱まると、そこはモノトーンの世界>

 

井上陽水の「氷の世界」ではないのですが…2月8日(金曜)前回樹氷が撮れなかったリベンジに、早朝暗闇の中を倶知安町富士見橋を目指して「樹氷」を撮りに出かけました。蘭島町から余市の海岸沿いでは、5m先が見えないほどの猛吹雪。家を出るときは星空だったのに…。先を進むにつれ、猛烈な吹雪に見舞われたり、止んだり、不安定な状況。のろのろ運転で、ともかく国道5号線を先に進みます。吹雪はやむどころか、倶知安に入っても、収まる様子はなく、民家と言わず町並みも吹雪一色。富士見橋についても風はやや治まったものの、雪は一向に収まらず。

 


郊外の家も、ご覧の通り雪まみれ。モノクロの世界に近い。

 


富士見橋に到着するも、雪は降りしきり、樹氷どころではない。川面に白鳥が寒そうにうずくまっている。人の気配を察してか、下流に移動し始めた。

 


尻別川の堰堤に建つ休憩所も、吹雪で見えない。富士見橋から撮影


上の画像は赤い橋(富士見橋)から撮っています。堰堤は公園になっていて、休憩所は画像の通りです。撮影は、H29.2.27です。

 


一面の銀世界…と言うと格好が良いですが、実際は鈍色のせかい。晴れて青空だと銀世界ですが、雪が降っていると、ナマリ色の世界で、地平線と空の区別が付かない。

 


車をターンさせるために橋を羊蹄山方向に進むと……これぞ!マイケル・ケンナの世界か。

<マイケル・ケンナ>
イギリス生まれで米国在住の世界的に有名なモノクロ写真家。2018年には東京都写真美術館で個展が開かれた。写真の一部を紹介します。(←クリックで、ワープします)

 


羊蹄の水が噴き出す姿見の池にやって来ました。ここは10割蕎麦で有名な「農家の蕎麦や」があります。池を囲んで左隣には「じゃが太」と言う地元農産物を使ったレストランもあります。そのじゃが太も、雪にまみれて…

 


池の周りの木々も…墨絵の世界。

 

さて先に進んで京極町の吹き出し公園に行きます。こんな吹雪で先のに通しがわるい中を…物好きですね。


吹き出し公園の吊り橋横に立つレストランも、営業休止かなと思いきや、店内にライトが付いている。ふ~む、駐車場には5-6台の車があるから、お客が入っているらしい。

 


吊り橋は、係員が除雪機で、路を確保していますが、1時間もせずに再び積もりそう。

 


わざとカメラを回転させたのではありません。雪に足を取られて…

 


吹き出し部分の上方は、粉雪が舞い上がって…

 


雪は絶え間なく降り続く。

 


国道5号線で帰宅途中、余市川の手前で停車。川に薄氷が出来ている。対岸のニッカウィスキーの建物が見える。

 


川面が冷え込んで、薄氷がゆらゆら…シャーベット状になっている。これから夜半に駆けて気温がさらに冷えると凍結部分がさらに、広がる。

 


橋桁から川面を覗くと、波にゆられて、シャーベットがふわふわ揺れる。

 


余市川途中の分水のための堰か?川の縁のススキが僅かに茶色。

 


カラーで撮っても、モノクロでっても大差が無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

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第70回さっぽろ雪まつりを撮りに

2019-02-16 06:00:00 | 日記

                                  <バーチャルアイドル初音ミク(右)と戸山香澄がハードロックを奏でるシーンが人気…詳細文中>

 

2月9日(土曜)、さっぽろ雪まつりを撮影してきました。前日の8日はまれに見る寒気団の襲来で、札幌市内は日中でも最高気温が-11度で、40年ぶりの寒気だとか。翌日9日も最高気温が-9度で、連日猛烈な冷え込み。会場内の通路は、がちんがちんに凍結、転倒防止でのろのろ歩行。JR札幌駅から、地下歩道(通称チカホ)を通って大通会場まで行きましたが、雪まつりに合せて、チカホでは「ユキチカ」なるイベントが行なわれていました。過去70回のポスター展示や、グッズの販売などです。

 

☆2丁目は「Mirai yuki広場」と題し、スマホやタブレットのアプリで、雪ミクを楽しむ広場です。
なお、1丁目は、「J:COM広場」では、有料のスケートリンクと、ホワイトイルミネーション時の「ラブツリー」の展示です(掲載略)。

 


スマホもタブレットも持っておりませんが、タブレットを無料で貸し出してくれました。操作は簡単、雪の壁にかたどられた初音ミク(冬は、雪ミクという)に焦点をあわせボタンを押すと、あとはタブレット画面に自動で画像が出てくる。

 


タブレットの両端に、雪ミクが現れ、音楽に合わせて踊るというものです。左手にタブレットを持ち、右手でカメラのシャッターを切るという離れ業。一番前でかがみ込みながら撮ってましたが、疲れることしきり。終了後あわてて立ち上がった瞬間に、ツルリ尻をしたたか打ってしまいました。カメラとタブレットは無事でしたが、おお痛い。

 

☆4丁目は、「Hard Rock Family Live」初音ミク&戸山香澄 on Snow Stageで、バーチャルシンガーの初音ミクと、スマホゲーム「バンドリ!ガールズバンド」の戸山香澄の二人組の雪像。プロジェクションマッピングとミュージックショーが繰り広げられる。
なお、3丁目の白い恋人ジャンプ台については省略します。

 


スピーカー側面(雪像)に踊る二人が現れる。

 


初音ミクのギターは北海道の形をしています。
<初音ミクとは?>
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(札幌市)が開発した、歌詞とメロディーを入力して、誰でも歌わせることの出来るソフトウェアです。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を造り、インターネット上で大ブームとなりました。キャラクターとしても注目を集め、バーチャルシンガーとして大人気。その人気は世界に広がっています。(さっぽろ雪まつり公式ガイドブックから)
ちなみに、プロフィールは、下記の通りとか…???。
年齢:16歳
身長:158cm
体重:42kg
誕生日:2007年8月31日

 

☆5丁目西は、大氷像「台湾ー玉山と髙雄駅」です。玉山は、台湾のほぼ中央部にある標高3952mの台湾で最も高い山で、美しい自然と動植物の自然保護区です。髙雄駅は台湾のシンボルとも言える美しい駅舎です。
なお、5丁目東には、大雪像「北海道を駆ける!サラブレッド」として、北海道が一大馬産地である事を表わしています。

 


音楽ライブが行なわれていました。氷像右半分は髙雄駅を表わしていますが、前日の猛吹雪の影響で、雪が積もって分かりにくくなってます。

 


シンガー達のグループ名は…??吐く息が白く、相当冷え込んでいることを示しています。

 


サラブレッド2頭が疾走する様子。

 


バックには、北海道を代表する建築物が次々と現れます。北海道庁、クラーク像、時計台などが…

 

☆7丁目は、大雪像「ヘルシンキ大聖堂」です。今年日本との外交関係樹立100周年を迎える、北欧の美しい国フィンランド共和国の、首都ヘルシンキに建つ「ヘルシンキ大聖堂」です。この日訪れた時間にイベントがなく、大聖堂が建つだけでした。
なお、6丁目は、市民の広場「北海道 食の広場」です。道内各地のグルメが出店されていました。(画像は、その他と合せ一括掲載)

 


カラフルに照明され、見からに美しいと思いました。

 

☆8丁目は、JR貨物列車を取り上げています。大雪像「届いて当たり前が、届ける喜び。~今日も走るレッドベア(機関車DF200)」貨物列車が走り、タマネギやカボチャなどがコンテナに積み込まれる様子が、プロジェクションマッピングで紹介されています。
9丁目は、市民の広場で、中雪像や市民手づくりの雪像が並んでいます。(画像略)

 


通称レッドベアと呼ばれるJR貨物の赤い機関車が、トンネルから飛び出してくる。

 


全国を走り回る様子が映し出される。

 

☆10丁目は、大雪像「スター・ウォーズ/エピソード9」公開記念!白いスターウォーズ2019です。1978年に第1作目「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」が公開されて41年。そして今年の冬にエピソード9(仮題)が公開される予定。

 


レジスタンスの若きリーダー「ポー・ダメロン」が愛用する戦闘機XウィングBB-8に乗船して記念写真が撮れます。各色色変わりにライトアップされます。

 


シリーズ42年の歴史としてポスターが掲示されていました。横長の掲示板を3分割で、積み重ねました。

 


記念撮影乗船客がいないと…白地のままなのが…ちょい残念。気の抜けたサイダーのような。人気のある雪像なので、プロジェクションマッピングを行なってくれれば最高なんでしょうが…

 

☆11丁目は、国際広場でメインは「第46回国際雪像コンクール」です。9の国または地域から参加があり、全く雪とは無縁の地域からの参加もありました。また小雪像として「雪ミク」が展示されていました。

 


準優勝のマカオ(中国)チームの作品でした。題名は「共享繁栄」、慈悲女神の観音堂像です。

 


優勝は、タイチームでした。題名はタイ輝き、3匹の魚(鯉?)が絡み合うように登る姿に見えました。

 


雪ミクグッズの販売テントには相変わらず長い行列。しかもグッズの大半は完売済み。

 


小雪像「雪ミク Snow Princess Ver.」の前にはカメラやスマホを構えた観客が大勢、なかなか前に進めないので、横に回って撮影。

 

☆大通会場内あれこれ

 


この日は日中の最高気温が-9度とか、温かい食べ物を提供する店は何処も大入り満員。

 


道内各地のグルメを扱う店が建ち並ぶ。

 


TVアニメで放映された人気番組の雪像。近くのコーナーでは、関連グッズが販売されていた。

 


大勢の若者であふれかえるグッズ売り場。

 


小雪像「刀剣乱舞」、こちらもPC及びスマホ向けのゲームです。

 

 

以上の他に、紹介したい画像はまだまだありますが…スペースの都合で、機会が有れば別途紹介します。全体として雪像は時代を反映しているのか、バーチャルアイドル系を表現したものが多く見受けられ、人気を博しているようです。会期中、大寒波襲来で客足が心配されたようですが、中華圏の春節と重なったこともあって、各会場(大通、つどーむ、すすきの)共に、前年を上回る観光客の入り込みだったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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