紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

札幌ホワイトイルミネーション(ブログdeフォトコンテスト応募作品)

2009-12-25 07:00:15 | 写真
今年も、札幌のホワイトイルミネーションを見てきました。TVのニュース番組でもスポット的に何度も取り上げられ放映されております。放映を見る都度、飾りが毎年同じだなと思いつつも、やはり撮りに行きたくなります。そこで22日(火)行って来ました。

標題の画像は、TV塔の展望台から会場の大通公園を撮影したもので、TVで同じシーンが何度も放映されていますので、記憶のある方も多いと思われます。西二丁目会場には、これも例年通り「ミュンヘンクリスマス市」が催されています。

ドイツのミュンヘン市は札幌市と姉妹都市にある関係から、毎年、この会場で、特産物、クリスマス関連の小物、ソーセージをはじめドイツ風食べ物が売られております。下の画像は、クリスマス市への入り口付近を写したものです。道端に雪がありませんが一昨年撮影したものです。なお、TV塔もPM6時以降は、電飾されていて色が変化します。


(H19.12.9撮影 ミュンヘンクリスマス市会場入り口)

次の画像は、メインの飾りの一つであるツリーの前で、携帯で自分撮りをしているところを撮ったものです。バックが放射状に流れているのが分かると思います。単純に撮っただけでは面白くないと思い、PCソフトで多少変化を付けてみました。


(上手く撮れたかな)

フィルムカメラであれば、シャッター速度を遅くして、ズーミングしながら切ればいいのですが、ただどこにピントの中心が来るか、そして画像の流れ具合はどうなのか、写真が出来上がるまで分かりません。デジタルですと、PCソフトで簡単に作成できます。

次の画像は、フィルムカメラで撮影しました。多重撮影です。一回目は、イルカの切抜きのあるオブジェを撮影します。このオブジェは三角錐になっていて各面にイルカ、ラクダ、ペンギンなどが描かれて(実際は切り絵)います。

二回目は、ツリーを望遠で引っ張って、横に流しながら切ります。これでOKです。キャノンのEOS は多重撮影が出来ないために、あえてフィルムカメラを使いました。ニコンの一部の機種やペンタックスは、多重撮影ができるといいます。EOSはなぜ多重機能をつけないのか不思議です。


(イルカ宇宙を行く)

次の雪だるまの画像は、誰もが撮る定番写真です。そこで、あえてソフトクロスフィルターを使ってみました。ツリーの発光ダイオードが上手くきらめき、一味違う写真になったかなと思います。


(定番写真も一工夫すれば…)

大通り会場最後の画像は、H10年12月に撮影したものです。記憶にある方もおられるかもしれませんね。高さ1mほどのグリーンの箱の表面に発光ダイオードが埋め込まれ、下の部分には円筒形の穴が開いていて、向こう側が見えるようになっています。


(不思議なグリーの箱)

絞りを絞ったために、発光ダイオードの光に、光条が出ました。またかすかに、中央部に電飾が見られますが、これは手前のイルミネーションが反射したものなのです。

最後の二つの画像は、札幌ファクトリーで撮影したものです。上段の画像は5Fまでの吹き抜けの広場に設置されたクリスマスツリーです。下はファクトリーの煙突に登るサンタクロースです。


(手前の舞台でイベントが行われている)


(画面右下に注目!)

文字が小さくて判りづらいのですが、開拓使という文字が書かれています。ここ札幌ファクトリーは元のサッポロビールの工場跡地なのです。その昔、サッポロビールの前身は北海道開拓使麦酒だったのです。

明治2年に北海道開拓使という官庁が置かれ、三代目長官が、黒田清隆だったことは有名です。いわば、開拓使ビールは公営企業だったのです。今でもその名残として、サッポロビールは赤い星のマークを使っていますが、この赤い星は、北海道開拓使のマークなのです。

コメント (2)
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