9月の中・下旬まであれほど居続けた残暑も、10月の声を聞きくと同時に過ぎ去ってしまいました。そして10月も半ばを過ぎると、一転寒さが厳しくなってきました。既に大雪山や、手稲山、そして平地では、稚内で初雪が降りました。小樽でも、いつ雪が降ってもおかしくない寒さの続く今日この頃です。そんな中、小春日和の日中にコンパクトデジカメを携え、街中をふらり出かけてみました。自宅から歩いていける範囲なので、今回は花園町、入船町、運河周辺を中心に撮ってきた画像を紹介します。
<メルヘン広場のエゾ山桜赤く染まる>
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ここ1週間ほどの冷え込みが続いたことで、メルヘン広場のエゾ山桜が紅葉真っ最中となりました。画像は10月22日撮影したものです。観光客も全員ジャケットを着こんでおります。木の種類によって紅葉の時期に違いがあるらしく、一番最初にエゾ山桜が赤くなり、白樺の葉も黄色くなります。ついでプラタナスの大きな葉が落ち、ツタの葉が赤くなります。最後に紅葉するのがはナナカマドです。現時点では、ツタの一部が紅葉し、ナナカマドの紅葉はまだ先のようです。
<歴戦のつわもの>
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老いてもなお現役続行中のようで、タイヤもまだ新しいようです。何だか江戸時代初期の武将を思い出してしまいました。3代将軍となって時代が安定しつつあるときに、今なお槍を振りますあの暴れん坊旗本、水野十郎左衛門を沸騰とさせます。
<破れ傘差して君は何処へ行く>
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ざんざん振りになれば全く役に立ちそうにありませんね。今ではコンビニで300円もあれば新しいビニール傘が買える時代です。しかしあえて、壊れ傘を辛抱強く差し続ける君に、敬意を払いたい。
<砂上の楼閣ならぬ河川上の楼閣跡地>
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数年前まで、奥に見える妙見市場がここまで棟続きでありました。於古発(オコバチ)川の上に4棟の市場がありましたが、市場の衰退、空き店舗の続出で、ここの2棟が取り壊された経緯があります。現在は奥の2棟が妙見市場として営業中です。
<一見トリックアート?>
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アパートらしき建物の側面に黒い建物の跡らしきものが見えます。しかもアパートの側面に、30度ほどの角度で黒い部分が鋭角にくっついています。見ただけでは判断できませんが、多分、手前の空き地に棟続きで建物があって、手前の建物を取り壊したときに、何らかの理由でこの30度の鋭角部分が残ったのでしょう。う~ん、見れば見るほど不思議です。
<小樽は港町、おたるはみなともち…あれれ?>
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小樽に餅屋が多いことはこのブログでも取あげたことがあります。大正時代の終わりに小樽運河が出来ましたが、そこに働く沖仲仕の方々が、持ち運びに便利でしかも腹持ちのする「餅」を好んだからだといわれています。現在も小樽市内には創業90年を超える餅屋さんが数多くあります。
<子抱き地蔵さん>
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菁園中学校のすぐ下に地蔵堂があります。これ自体そう珍しくはありませんが…
<子抱きじいさん>
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地蔵堂のすぐそばで見かけたミニチュアダックスフントを抱きかかえるおじいさん。
<あと一息…>
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壁ぬけの術、習得まであと一息。今はもう使われていない邸宅跡らしい。この邸宅を建てた御仁の配慮が感じられ、うれしい気もしますが…身動きできない松の木を見ていると気の毒なような気もします。
<小路にひっそりとヒマワリが咲いた>
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小さな花が盛んに首を左右に振っています。この小路のどん詰まりは旧手宮線で、今は雑草が背丈の2倍ほどになっています。そんな小路の日陰に、ひっそりと二つの花。住人の優しい気持ちが伺えます。もうすぐ冬、今度は玄関のなかで、首を振ってね。
<海物語のボインちゃんに誘われそうな…>
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昔は凝ったことがありました。大工の源さんで大分稼がしていただいたこともあります。高校にバス通していた時代から、バス停のそばにあったものでよく出入りしていました。何分田舎の町です。1時間に1本のバスを乗り損ねると次のバスまでの待ち時間が長くて、校則違反承知で悪友と一緒に出入りしていました。当時は、銀玉を一個づつ親指ではじく方式でした。今はコンピュータ制御で出玉が制御される時代。おもしろくもありませんので、いくらボインちゃんに誘われても、ここ十年ほどは入ったことがありません。
<突如ドイツ風の建物が現れた?>
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この建物は今や小樽観光をリードするほどに成長した北一硝子です。え?お土産にガラス製品を買った店ではないって?そうなんです、今では北一硝子の主力店舗は、堺町と言う運河に近い観光街にあります。ここ花園町の店舗は、北一硝子発祥の店舗ともいえる店舗なんです。北一硝子はもともとランプや漁業用の浮き球を作っていましたが、この画像にある花園町の店舗でランプや浮き球が観光客に売れ出したのが大きく成長するきっかけになったのです。今では堺町周辺に10数店舗を持つまでになりました。
<かつての栄光は今どこに…>
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お酒が好きである程度の年齢の方ならとても懐かしく思うのではないでしょうか。昭和30年代この向かい側には小樽ニュー銀座と言う百貨店がありました。この辺りはニュー銀座、丸井今井、大国屋(現オーセントホテル)と言う三つの百貨店があり、また北海ホテルがあるという、小樽でも最大の繁華街でした。その当時に隆盛を極めたのがこの飲食店ビルでした。小樽の人口流出、斜陽化とともに、百貨店も撤退し、ホテルも廃業してしまい、今ではこの飲食店ビルも廃墟となってしまいました。
<ここにも栄華の片鱗が残っている>
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特に2Fの部分を見ているとかなり手の込んだ作りに見えて建築当時はけっこな建物であったことが想像できます。ひょっとして小樽には40数日間しか滞在しなかったといわれて言る石川啄木が住んでいたかもしれない、なんて勝手に想像してしまいました。
<ホテルノルドがスリムに見えるが…>
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小樽運河プラザ前にある丸いミラーとガラスの入り混じったオブジェを、コンデジ(中央下)で撮ってみました。中央にひょろ長いのがホテルノルド、右側の石造り倉庫が小樽運河プラザ(観光案内所が入っています)です。実像と虚像が入り混じって訳が分からなく…
<咆えすぎて足をくじいちゃったよ>
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ん?色艶がいいって?そりゃそうさ毎日おいしい餌にありついているからね。ただ欲を言えば目の前のぺんぺん草取り除いてほしいね。それと包帯はもう少し丁寧にお願いしたいワン!
<丸いポストが珍しいって?>
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小樽市内のほとんどがこの丸いポストだけれど、珍しいと見えて、堺町の郵便局前の丸いポストの前で、中国人らしき人たちがよく記念写真を撮っているね。なかには内地から来た人たちも撮っているよ。そういえば、東京の小平市が、「丸いポストのある風景写真コンテスト」をやっているものねェ、この写真応募してみようかな~。ん?落選間違いないって?
<メルヘン広場のエゾ山桜赤く染まる>
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ここ1週間ほどの冷え込みが続いたことで、メルヘン広場のエゾ山桜が紅葉真っ最中となりました。画像は10月22日撮影したものです。観光客も全員ジャケットを着こんでおります。木の種類によって紅葉の時期に違いがあるらしく、一番最初にエゾ山桜が赤くなり、白樺の葉も黄色くなります。ついでプラタナスの大きな葉が落ち、ツタの葉が赤くなります。最後に紅葉するのがはナナカマドです。現時点では、ツタの一部が紅葉し、ナナカマドの紅葉はまだ先のようです。
<歴戦のつわもの>
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老いてもなお現役続行中のようで、タイヤもまだ新しいようです。何だか江戸時代初期の武将を思い出してしまいました。3代将軍となって時代が安定しつつあるときに、今なお槍を振りますあの暴れん坊旗本、水野十郎左衛門を沸騰とさせます。
<破れ傘差して君は何処へ行く>
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ざんざん振りになれば全く役に立ちそうにありませんね。今ではコンビニで300円もあれば新しいビニール傘が買える時代です。しかしあえて、壊れ傘を辛抱強く差し続ける君に、敬意を払いたい。
<砂上の楼閣ならぬ河川上の楼閣跡地>
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数年前まで、奥に見える妙見市場がここまで棟続きでありました。於古発(オコバチ)川の上に4棟の市場がありましたが、市場の衰退、空き店舗の続出で、ここの2棟が取り壊された経緯があります。現在は奥の2棟が妙見市場として営業中です。
<一見トリックアート?>
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アパートらしき建物の側面に黒い建物の跡らしきものが見えます。しかもアパートの側面に、30度ほどの角度で黒い部分が鋭角にくっついています。見ただけでは判断できませんが、多分、手前の空き地に棟続きで建物があって、手前の建物を取り壊したときに、何らかの理由でこの30度の鋭角部分が残ったのでしょう。う~ん、見れば見るほど不思議です。
<小樽は港町、おたるはみなともち…あれれ?>
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小樽に餅屋が多いことはこのブログでも取あげたことがあります。大正時代の終わりに小樽運河が出来ましたが、そこに働く沖仲仕の方々が、持ち運びに便利でしかも腹持ちのする「餅」を好んだからだといわれています。現在も小樽市内には創業90年を超える餅屋さんが数多くあります。
<子抱き地蔵さん>
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菁園中学校のすぐ下に地蔵堂があります。これ自体そう珍しくはありませんが…
<子抱きじいさん>
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地蔵堂のすぐそばで見かけたミニチュアダックスフントを抱きかかえるおじいさん。
<あと一息…>
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壁ぬけの術、習得まであと一息。今はもう使われていない邸宅跡らしい。この邸宅を建てた御仁の配慮が感じられ、うれしい気もしますが…身動きできない松の木を見ていると気の毒なような気もします。
<小路にひっそりとヒマワリが咲いた>
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小さな花が盛んに首を左右に振っています。この小路のどん詰まりは旧手宮線で、今は雑草が背丈の2倍ほどになっています。そんな小路の日陰に、ひっそりと二つの花。住人の優しい気持ちが伺えます。もうすぐ冬、今度は玄関のなかで、首を振ってね。
<海物語のボインちゃんに誘われそうな…>
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昔は凝ったことがありました。大工の源さんで大分稼がしていただいたこともあります。高校にバス通していた時代から、バス停のそばにあったものでよく出入りしていました。何分田舎の町です。1時間に1本のバスを乗り損ねると次のバスまでの待ち時間が長くて、校則違反承知で悪友と一緒に出入りしていました。当時は、銀玉を一個づつ親指ではじく方式でした。今はコンピュータ制御で出玉が制御される時代。おもしろくもありませんので、いくらボインちゃんに誘われても、ここ十年ほどは入ったことがありません。
<突如ドイツ風の建物が現れた?>
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この建物は今や小樽観光をリードするほどに成長した北一硝子です。え?お土産にガラス製品を買った店ではないって?そうなんです、今では北一硝子の主力店舗は、堺町と言う運河に近い観光街にあります。ここ花園町の店舗は、北一硝子発祥の店舗ともいえる店舗なんです。北一硝子はもともとランプや漁業用の浮き球を作っていましたが、この画像にある花園町の店舗でランプや浮き球が観光客に売れ出したのが大きく成長するきっかけになったのです。今では堺町周辺に10数店舗を持つまでになりました。
<かつての栄光は今どこに…>
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お酒が好きである程度の年齢の方ならとても懐かしく思うのではないでしょうか。昭和30年代この向かい側には小樽ニュー銀座と言う百貨店がありました。この辺りはニュー銀座、丸井今井、大国屋(現オーセントホテル)と言う三つの百貨店があり、また北海ホテルがあるという、小樽でも最大の繁華街でした。その当時に隆盛を極めたのがこの飲食店ビルでした。小樽の人口流出、斜陽化とともに、百貨店も撤退し、ホテルも廃業してしまい、今ではこの飲食店ビルも廃墟となってしまいました。
<ここにも栄華の片鱗が残っている>
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特に2Fの部分を見ているとかなり手の込んだ作りに見えて建築当時はけっこな建物であったことが想像できます。ひょっとして小樽には40数日間しか滞在しなかったといわれて言る石川啄木が住んでいたかもしれない、なんて勝手に想像してしまいました。
<ホテルノルドがスリムに見えるが…>
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小樽運河プラザ前にある丸いミラーとガラスの入り混じったオブジェを、コンデジ(中央下)で撮ってみました。中央にひょろ長いのがホテルノルド、右側の石造り倉庫が小樽運河プラザ(観光案内所が入っています)です。実像と虚像が入り混じって訳が分からなく…
<咆えすぎて足をくじいちゃったよ>
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ん?色艶がいいって?そりゃそうさ毎日おいしい餌にありついているからね。ただ欲を言えば目の前のぺんぺん草取り除いてほしいね。それと包帯はもう少し丁寧にお願いしたいワン!
<丸いポストが珍しいって?>
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小樽市内のほとんどがこの丸いポストだけれど、珍しいと見えて、堺町の郵便局前の丸いポストの前で、中国人らしき人たちがよく記念写真を撮っているね。なかには内地から来た人たちも撮っているよ。そういえば、東京の小平市が、「丸いポストのある風景写真コンテスト」をやっているものねェ、この写真応募してみようかな~。ん?落選間違いないって?