紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

札幌パフォーマンスカーニバル「だいどんでん!」を撮る

2013-09-10 06:00:00 | 祭り・イベント
8月30日(金曜)~9月1日(日曜)の3日間、札幌駅前通りの歩行者天国(南1条からススキノ交差点まで)をメイン会場として、「さっぽろだいどんでん!」が行われました。大道芸やアート、音楽など様々なジャンルのパフォーマンスが行われるイベント「だいどんでん!」は今年で13回目になります。毎年この時期に行われますが、数年前に台風の影響で一部しか実施されない年もあって、それも含めて14回目とも言われていますが…それはさておき、

☆「札幌の中心部で行う大道芸のフェスティバル」
☆「誰もが参加できるまちのお祭り」
☆「若者とまちの人が連携した運営」
この3つのテーマをもとに、同イベントは年々規模を拡大し、昨年は120組1600人以上のパフォーマーが集結しました。札幌で活躍するパフォーマーやゲストパフォーマーによる素晴らしいパフォーマンスを間近でみるチャンス!、と「だいどんでん!」公式HPで謳っております。

なお、30日(金曜)は前夜祭で、創成川公園、狸二条広場、三吉神社等で行われたようです。31日(土曜)と1日(日曜)が本番です。事前に公式HPのプログラムを参照し、出演者の顔ぶれを参照して、1日に撮影に行ってきました。JR札幌駅から地下歩行空間を大通方面に進むと、大通駅近くですでに始まっておりました。


子供が旗を振っています。芸人が子供に振らせたものです。通行人が何だろうと思って寄って来るからだそうです。そういう解説に観客は大笑い。

さてメイン会場である、歩行者天国に着きました。総合案内所でプログラムと芸人紹介が乗ったチラシをいただきました。このプログラムで本日の出し物が一覧できます。


なお、事前にPCでプログラム等は打ち出してありましたので、まずは、会場8・IKEUTI(池内デパート)前に向かいます。


プログラムのパフォーマー紹介によれば「北のVCL系アイドルANGELOID」とあります。札幌発のボーカロイドをコンセプトにしたアイドルグループ5人組ということです。。

見ていると、彼女たちの仕草に応じて手前の観客6-7人のグループが手拍子にとどまらず仕草を真似し始めました。これは、アイドルたちのパフォーマンスを見るより面白い、と思い反対側の通りに回ってみました。


若者たちに交じって中年も手を振りかざしています。


アイドルたちの動きが激しくなってくると、彼らもまた同調して動きが…


ややっ、アイドルは指3本突き出しているのに…彼らは1本、2本、3本、ばらばらだ。このズレも面白い。


盛り上がっているのはここの一角だけ。左奥の女性も苦笑い。


自己紹介がありました。AKB48の札幌版が目標とか…


若者+中年グループのパフォーマンスにも熱が入ってきました。飛び上がったり、撃たれて転んだり…原発問題も消費税増税も、吹っ飛んでしまっている。ああ、日本は何とのどかで平和な国だ。

さて次の会場は、ビルとビルの間に挟まれた会場2・シャワー通りで行われている「ロリ・カワストリートパーティ」いわゆるロリータファッションコンテストです。ロリカワとは、ロリータ+かわいいの造語でですが、最近はロリータファッションで町おこしを進めようという動きもあります。ロリカワ観光ツーリズム推進協議会なる団体も設立されています。7月には、小樽で大正ロマン漂う小樽運河や歴史的建築物を前にツアー、撮影会がありましたが、残念ながら見逃してしまいました。さてだいどんでんに戻って、画像を紹介します。


右手に並ぶは、順番待ちのロリカワファッションモデルたち。


この日唯一の男性モデルの登場です。右下はテレビカメラの三脚が入り込んでしまいました。


ウエディングドレス風です。


プロのモデルとは違い、ややぎこちない。


クロ系で統一やや大人っぽいかも…


審査員の前を往復して、次いで隣のステージで記念写真の撮影。


こちらはコンテスト参加者ではないようです。向かい側のビルの片隅でスマホを見つめていました。素敵な姿についパチリ。

だいどんでんは、大道芸の披露だけではありません。体験コーナーもあります。「なわ・どん・でん」と称する縄跳びの回数を競う競技や、「はりがね指輪作り教室」「マリオネット体験」「手作りうちわ教室」「トランプ王国のカードマジック教室」などなど11のコーナーが設けられています。


ここではトランプマジックを教えていました。


親子で楽しめるうちわづくりのコーナー。

次は会場7・ラガレリア前で行われる予定の「縁起芸能・万福ひょっとこ踊り」を撮影しに行きます。午後2時半開始の予定ですが、前の組の「江戸かっぽれ」が長引いているようです。


どういうわけか、所定の時間を過ぎても、かっぽれ踊りが続いています。2時40分過ぎにやっと終了…


その間待機中のひょっとこたちはひそひそ話「前の組まだ終わらないよ、ひょっとこ踊りの時間がなくなってしまうよね…」とささやいているのかどうか…わかりません。


後ろには演技を終えたかっぽれ組が…、やっと出番の来たひょっとこたちも緊張の糸が切れたのか、手足がそろわない。


あれれ、ここは手を高く上げるところだったっけ?


着替えコーナーが設けられていないので、あたふたと道路わきで着替え。なんせお年寄りの多いチーム。もたもたしているうちに、リーダーの急がせる声が飛ぶ。あれれ、次の踊りが始まってしまったよ、ちょっと待ってよと言いながら踊りの輪に飛び込む。


終了間際にやっと調子に乗って、演技がそろうようになったところで、ジ・エンド!

札幌だいどんでん前半はここで終わり。次回は後編、津軽じょんがら三味線の「セ三味ストリート」「月寒東中野七頭舞を踊る会」等を取り上げます。