昨年11月15日(土曜)から始まった「小樽ゆき物語(第2章)」は今月の18日(日曜)を以て終わりました。昨年の小樽ゆき物語第1章に比べ、好評だったのか等は、いまだ主催団体の小樽観光協会から入込に関する数字等が発表されていませんので、何とも言えません。ただ正月を挟んで後半部分に大きな目玉となるようなイベントがなかったこと、土日のつど、猛烈な暴風雪に見舞われたこともあって、盛り上がりに幾分欠けたような気もします。
とはいえ、12月1日(月曜)から25日(木曜)まで行われた「青の運河」と12月20日(土曜)の「音と光のシンフォニア」は、目新しいイベントで、観光客には好評だったようです。毎日のように運河を見慣れている市民には、青の運河はもう一工夫あってもいいかもしれないという、やや物足りない気もしましたが…第3章以降に期待しましょう。と言うことで今回のブログでは、前回の「小樽ゆき物語」ブログで取り上げなかった、「音と光のシンフォニア」と運河プラザ1番庫で行われた街角コンサート「ビオラマスタークラス演奏会」を取り上げます。最後に小樽運河寸景として4-5カットあげておきます。
<運河に花火が上がると聞いて…>
昨年の潮祭りの最終日に悪天候で、花火大会が中止となったこともあって、てっきり残った花火を使うのかもしれない。かなり大がかりな花火と、勝手に期待してしまいましたが、打ち上げられたのは、運河に二層のボートを浮かべ運河を斜めに走ったナイヤガラでした。それはともかくとして、石造りの倉庫に投影された青い色はとても綺麗でした。
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青の発光ダイオードで飾られた運河は、ガス灯や街の明かりの影響なのか、ピンクがかっています。青い光でライトアップされた倉庫は、とても綺麗で、見とれてしまいました。
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小樽倉庫N0.1(ドイツ風地ビール&レストラン)をバックに、小林純平さん(右側黒いジャケット)のピアノ弾き語りが始まります。なお小林さんは、札幌を中心にピアノ弾き語りシンガーソングライターとして活躍しています。
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寒い中30分ほど弾き語りが続きました。
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6時半から花火打ち上げとのアナウンスで、2艘のボート上で花火が上がりました。う~ん、予想とはかなり違ったけれど…そのご運河上に張られたナイヤガラに火が入れられ…
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花火の煙が…霧のようにも見えて幻想的な風景になりました。
<運河プラザで行われたビオラの演奏会は…>
クラシック音楽に疎くて、ビオラとバイオリンの区別もつきません。時折新聞等で、皇太子殿下がビオラで演奏会に参加されたという記事を目にする程度でした。
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ビオラとバイオリンの違いを説明するビオラマスタークラスの大島氏。ビオラはバイオリンより一回り大きくて、その分音域が低くなるとのこと。
なお、ビオラマスタークラスとは、小樽朝里川温泉のペンションを貸し切り、選ばれた受講生(ドイツ、中国、台湾、香港の4名を含め)12名と室内楽パートナー3名(バイオリン、チェロ)の計15名(プロの奏者5名を含む)が、寝食を共にして10日間の音楽合宿を行う。世界的ビオラ奏者の今井信子のもとで個人レッスンと室内楽アンサンブルを学ぶもの。これまでに130名以上の受講者がいて、コンクールや海外で活躍している方も多い。(Viora Master Class in OTARUと言う冊子による)
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ビオラ2台による合奏。
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ビオラとチェロによる合奏、オーバーザレインボーと言う曲でした。聞いたことがありますね、
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ビオラ、バイオリン、チェロによる5人の合奏。チャイコフスキーの…題名忘れました。
30分ほどの短時間でしたが、バイオリンとの音域の違いや音色の違いが分かりました。う~ん、わかったような気がしました。ワイングラスタワーをバックに演奏されましたので、ついでに、数カットグラスを撮影しました。
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ズームレンズを逆付して撮影。色収差が顕著に出て、ホワットした感じになりました。
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レンズばぃびーと言う特殊効果専用のレンズを使いました。なんだかわからん!そうですね、撮った本人も…
<小樽運河あれこれ…>
過日Facebookを見ていると、古くからのNet友人である榊原さんが愛知県知多半島で撮影した映像を2カットアップしておりました。2カットともクロス現像(PCソフト加工)されたものでした。そういえば、クロス現像に凝ったときがありました。平成19年から20年にかけてポジフィルムをクロス現像して、出来上がったフィルムをCDに取り込んでおりました。クロス現像については、このブログでも何度か取り上げておりますので、詳細についてはそちらを見て頂くとして…(2011.11.23付ブログ「クロス現像による写真」)
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小樽運河浅草橋交差点にある「小樽出抜き小路」の火の見やぐらから撮影しました。コントラストの強い、がちがちの画像になりました。(H19年12月撮影 OLYMPUS OM-4+Zuiko35-70mm コダックエリートクローム)
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(H22年1月撮影 CANON EOS7+TAMRON18-200mm コダックダイナハイカラー)コントラストの強い画像となりましたが、クロス現像特有のイエローが出ていません。使うフィルムや現像状態によって、出来上がりは千差万別です。そこがクロス現像の面白いところです。
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(H24年3月撮影 LUMIX TZ30) フォトショップCS6のトーンカーブ→クロス現像で加工した画像です。
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人物をポジフィルムで撮ってクロス現像すると、このようになります。
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コニカのフィルムの赤外750を使かって撮りました。