<ポスト ポスト ポスト…… よくもまあ、これだけポストを集めたものだと感心してしまう>
前回のブログ(2018.4.24付「街中ぶらり~その1」)に引き続き、今回は南小樽駅より東南エリア、信香町、新富町界隈について街中ウォッチングをレポートします。このエリアは、古い住宅も未だ多く残っている一方、マンションや近代的なアパートも数多く見られます。勝納川沿いには有名な南樽(なんたる)市場があります。
この辺りは昭和期に建てられた古い建物と近代的なアパート風の建物が混在しています。
個人住宅ですが、玄関フードの作りが一風変わっている。太陽光がフード上部の模様を実に美しく描き出している。
数軒坂下の横小路を見ると、昔風の木造住宅が建ち並んでいます。郵便受けが傾いていたり。緑色の物置小屋(?)が傾いていたり、まさに昭和の名残が色濃くでています。
石造りの倉庫を改造した「初代」というラーメン屋さん。ガイドブックに載っているのか、南樽駅を出た観光客に、よく所在を聞かれます。
同じく石造りの倉庫を利用したクワトロという名のクラブ・バー。開店しているのかどうか不明、この辺は飲食店街からやや離れた住宅街だが…。
近くにある個人住宅の出窓がモダン。花だけでなく陶磁器もマス目の棚に飾られている。
これも個人住宅ですが、硝子窓に貼られた日よけのカーテンが、なんともモダンというか現代風というか…。これだけなら写しはしなかったのですが、真っ赤な目覚まし時計に目を奪われてパチリ。
未だ新しい個人住宅のようですが、子供用の赤い自転車が、強烈に、印象に残りました。なお小樽はご存じの通り、坂の町です。小学生くらいの子供のうちは自転車で遊ぶこともありますが、大人が自転車に乗っている姿は、殆ど目にしません。
「老いたりといえど、まだまだ役立っている」と、ポスターがアピールしているようにも見えます。
勝納川沿いで見付けた〇〇町会館ですが…、何か不思議な感じがします。そう、左下したの1F部分に、蔦が張り付いていない。これは、外壁部分を塗り直した際に、壁に張り付いていた蔦を取り除いたからです。
色鮮やかならこちらの建物(倉庫)だって負けては居ません。昔は住宅として使われていたのか、今は物置になっているようです。
モノクロで撮ったために、なおノスタルジック風な感じになりました。この建物は、ひょっとして二世帯住宅なのかもしれません。玄関の横は、明らかにトイレ、排気用の煙突があって、その下は小屋で囲われています。多分当時は汲取り式だったんでしょうね。
まさに昭和そのものです。
南樽市場向かいの喫茶店
勝納川沿いを泳ぐ鯉のぼり、まさに、鯉の滝登りに…。この時期小樽の名物になっています。左の建物が有名な「南樽市場 」
シデコブシでしょうか、薄紫というかピンクの花が咲いていました。4月19日撮影
郵便ポストのオンパレード。以前にもこの付近を車で通った際に、ちらっと見かけたことがありました。てっきり、簡易郵便局と勘違い、ここの局長も粋なことをするもんだと、思った記憶がありました。今回撮影していると、通りがかりの方が「ここのオヤジ、物好きでね、ポストの模型ばかり集めて飾っているんだよ」と言うではありませんか。
なるほど、ポストは皆投函口がありません。ドアを覗くと、一般住宅風になっていました。それにしても変わった趣味だ事…