紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

桜をはじめ春の花が次々と…

2021-04-29 17:04:09 | 

                    <4月27日(月) メルヘン広場の桜も例年より早く満開となった>

 

このところ暖かい日が続き、小樽市内の桜の開花情報がFBなどに掲載されています。例年であれば、GW後半から桜が開花し満開になるのですが、今年は1週間~10日間ほど早いようです。桜に限らず「エゾエンゴサク」や「カタクリ」の開花も始まったと聞きました。

4月26日(月)に、小樽長橋なえぼ公園、塩谷3丁目通称五助沢そして手宮緑化植物園の3か所を一気に回ってきました。

 

☆長橋なえぼ公園には、4月6日(火)に水芭蕉やザゼンソウの撮影に行っております。今回は、桜、エゾエンゴサク、カタクリの撮影が主目的です。

 


駐車場のすぐそばには、水仙が群生していました。よく見ると、八重の水仙(一番手前)も混じっていました。八重の水仙はあまり見かけませんが…

 


中央園路沿いの両側には、エゾヤマザクラの木々がたくさん並んでいます。満開になると、桜のアーチができるのですが、殆どはまだツボミ状態でした。

 


中央園路の左側エリアには桜のエリアがたくさんあります。そのエリア内のエゾヤマザクラは、一枝に数輪咲きかけている程度でした。満開になるのはまだ1週間はかかりそうです。
なお、上の画像と比較すると、空の青さにかなりの違いがあります。撮影した方向や時間帯、あるいは日の差し具合などで、空の色に差が出ることがあります。

 


中央園路から左手の桜エリアに向かう途中の小道の両側に、エゾエンゴサクが群生していました。

 


青っぽい花と、紫っぽい花と2種類あるようです。通常はエゾエンゴサクの中にカタクリも群生していることが多いのですが…

 


ところどころに1~2輪見かけました。カタクリが満開になるのは、まだ1週間ほど先になるようです。

 


水芭蕉の群生地に寄ってみましたが、白い花は(葉が白く変化したもので「仏炎苞」という)、ほとんど終わっていて、緑色の葉がかなり大きくなっていました。背丈が50~60センチほどに成長しておりました。
(注)水芭蕉については、前々回のブログ2021.4.15付け「水芭蕉を撮りに長橋なえぼ公園へ…」の文中の新聞記事を参照のこと。

 

☆バイケイソウを撮りに、塩谷3丁目の五助沢へ
国道5号線を余市方面に走り、砂留トンネル、長橋トンネルを抜けてすぐの交差点を、山側に向かいます。変電所の前を過ぎて5分ほど走ると、左側に湿地が見えてきます。水芭蕉の群生地です。数はなえぼ公園より多いかもしれませんが、枯れ木が堆積し、写真撮影には不向きかもしれません。またここにバイケイソウも群生しております。

 


バイケイソウをカラーで撮影し、PCで赤外変換してみました。本物は次の画像の通りです。

 


見た目にもきれいな野草に見えますが、葉も花(白っぽい花が咲く)も、根も猛毒のアルカロイドを持っております。

 


葉の筋目がきれいでつい持ち帰りたくなりますが、とても危険な植物です。

 


この付近には、まだ水芭蕉が群生しています。枯れ木や枯れ枝が多く、近づくのも大変です。この辺は家電や古タイヤをはじめ産業廃棄物の不法投棄が多く、きれいな花々がかわいそうです。
<参照>2017.4.13日付当ブログ「早春賦」後段

 


この水芭蕉の近くに見える廃屋 10数年前から取り壊されずのある。立ち入り禁止区域なので様子を窺がうことはできない。

 


水芭蕉とは反対側の斜面に放置されたバス。なぜこんなとろにバスが?多分昔は小屋代わりに使われていたんでしょうが…それにしても…

 

☆手宮緑化植物園へ 訪れた4月26日(月)は、まだ開園しておりません。正式な開園日はGW初日(今年は4月27日木曜日)ですが、園内は、すでに桜や梅が満開の木もあります。また、もこぶしもレンギョウも満開でした。門扉や垣根の隙間からかなりの市民が、園内に入り込んでいます。

 


手宮緑化植物園MAP 緑化植物園は、手宮公園に含まれ、MAPのほぼ4分の1程度が植物園になっています。海に向かって(右側)傾斜地になっています。右下の鳥居マークは「厩神社」です。昔はこの一帯が厩町という町名でした。まっすぐ降りて岸壁に着くと、そこは厩岸壁です。

 


緑化公園オープン前にエゾヤマザクラが満開でした。

 


奥に見える背の高い木々は、各種の桜で、まだつぼみの状態です。手前のピンクの木は、シデコブシです。

 


豊後梅の老木に咲いた梅の花、まだ1分咲きかな?

 


MAP上で下の部分に見えた鳥居マーク(小便禁止マークともいう)が「厩神社」 ここの階段の両側にはエゾエンゴサクがびっしり咲いている。

 


一面エゾエンゴサク

 


厩神社と植物園の間の仕切りを抜けて植物園側に入ると、池が3面あります。うち2面は水が張られていない。以前は3面とも水が張られてました。ここの池には、今は水芭蕉が最盛期。

 


池のそばには満開のこぶし。

 


コブシと厩神社の赤い屋根と鳥居

 


そこから前方を見上げると、レンギョウと桜の競演。

 

☆最後は我が家の周辺に咲く桜 4月27日(火)撮影

 


メルヘン広場のエゾヤマザクラが満開。赤いひざ掛け毛氈を積んだチャリンコタクシー(通称チャリタク)がたまたま停車中。

 


JR南小樽駅を出た女性が、今だ一分咲きにも満たない桜を、スマホでパチリ。