<アジサイの枯れた赤紫と、まだ青い花びらの対比が美しい>
9月の下旬、コロナ禍の第5波が終息に向かって、緊急事態宣言解除云々されているときに、手宮緑化公園に寄った際、長橋なえぼ公園にも寄ってみました。そこで、公園管理事務所である「森の自然館」で、写真展開催のため公園内で撮影した作品を募集していることを知りました。
管理員のY氏の案内で、展示作業中の様子を見せていただきました。そこで2年前の小生のブログがピン止めされていました(2020.6.4付け「久しぶりに長橋なえぼ公園に」)。写真展には私の写真仲間も数人出品しております。ということで、急遽2点出品することに決めました。詳しくは、後程今回のブログで取り上げます。
森の自然館左の「平成のサクラ」エリアにある「あずまや」で1枚。9月28日撮影ですが、木々は黄色に染まり、落ち葉も赤くなってきました。
以下は10月3日撮影です。中央園路を挟んで「ふれあい木の広場」で休憩する人。なお場所の名前は、公園案内図に基づいています。
「みんなの原っぱ」で、犬とボール遊びをする女性。周囲の樹木がかなり紅葉していました。
中央園路沿いを北上(奥の出口方向)する途中の切り株に生えた新芽が、みずみずしい。
トンボやカエルなど水性小動物の住む「ビオトープ沼」も、今は何もない。春先はミズバショウやフキノトウ、オタマジャクシなどで賑わっていました。
歩いて数分先の「ミズバショウの湿地」に出ると、枯れかけたミズバショウの痕跡があちこちにありました。
再び、中央園路に出ると…、散策する人、カートを下ひいた人は赤岩方向に戻るのかな?
犬を連れて散策する人も。
中央園路を挟んで左側「平成のサクラ広場」には、50m程のシラカバ並木があります。
1本のシラカバの幹に、キツツキが突いた跡でしょうか数カ所に穴がありました。木くずを取り出してみましたが、空洞でした。それよりも瘤のようなキノコが気になりますた。サルノコシカケか、カバノアナタケか、違うような…
さらに北出口の方向に進むと、天狗のうちわのような大きな葉が、紅葉しているのが見えました。一枚の葉が八つに分かれてるので、ヤツデかな?
古い樹木には瘤の塊のような…顔に見えないこともないけれど…
クリのイガイガが、小道いっぱいに散らばっていました。エゾリスの餌になるんでしょうね。
北の出口に近い「ザゼンソウの湿地」は、春にはザゼンソウが満開ですが、今は背の低い雑草が一面に生えていました。
ゲートを抜けると民家が5-6軒ありますが、目に飛び込んできたのが、このアジサイの花。ピークを終えて赤紫に変色した中に、数輪のアジサイが夏を惜しむように咲き誇っていました。
☆さて今来た道を戻って、森の自然館の写真展を覗いて見ます。
森の自然館に入ると、すぐ右に部屋があってそこに展示されています。今回募集した写真だけでなく、自然館ができた当時からの歴史がわかる写真等もあって、80点ほどが展示されているようです。
私が応募した写真は上記2点です。左のモノクロは、切り株断面が顔のように見えて、しかも切り口が押されて「息苦しい~よ」と叫んでいるように見えます。右の写真は古木の瘤ですが、目のようにも見え「怪獣瘤だ~」とネーミングしました。
長橋でフォトスタジオを構えている小松氏の作品。エゾエンゴサクの紫の花が可愛い。
(注) エゾエンゴサクではなくて、「カタクリ」の花の間違いでした。
写友でもあるYさんの作品群。左下の赤い4つのユリが印象的。
3氏とも、なえぼ公園をエリアにしておられる方々の作品です。
自然館には、植物、動物図鑑などが豊富に揃っています。
きのこの写真もたくさん掲示されていましたが、シラカバの小道で見たキノコは…わかりませんでした。
写真展は、10月末まで開催されております。機会があれば覗いて見てください。