紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽街中あれこれ…

2022-10-20 08:25:58 | 街中ウォッチング

 

ハローウィンの季節到来とともに、小樽の街中に観光客が大幅に増えて来ました。観光客が必ずと言っていいほど立ち寄る、小樽駅前の三角市場、小樽運河そして堺町通りには溢れかえるほどの観光客の姿。と同時に増え続けるコロナ感染拡大。痛し痒しと言ったところか…

我が家は、夫婦ともに4回目のワクチン接種が終わったとはいえ、いくつもの基礎疾患を抱え、油断できない状態。慎重に慎重を重ね、我慢の日常生活を送ってはいるが…、ひょっとしてコロナに罹りにくいのか屁理屈を付けて写真撮りに出ることも(笑)。
今回は①小樽写真市展、②道写協小樽支部写真コンテストの表彰、③三角市場等めぐり、④花園町界隈写真撮影を取り上げました。

 

☆小樽写真市展2022は、10月1日(土)に応募受付、4日(火)石津先生による審査、13日(木)展示パネル張作業が、済みました。
31日(月)市民ギャラリーで展示作業、11月1日~6日展示公開(ただし4日休館日)となります。
写真展運営委員を委嘱されているため(川原委員長含め6名、要は無給の雑用係)、会合のたび借り出されます。この無休の雑用係(社歴豊富)、高齢化でなりていなくて…。

 


4日の審査風景。まずは第1部自由の部から。
応募作品は全作品がテーブルに並べられますが、ある程度、夕景、スナップ、風景等にジャンル分けされます。
右端が、審査を委嘱している日本写真家協会の石津先生。次が写真市展運営委員長の川原さん。他は運営委員の方々です。
従来であれば、公開審査の予定でしたが、コロナの影響で、去年に続き非公開となりました。
なお、10月1日(土)PM1時~4時受け付け、でしたがDPE店の廃業、コロナ禍のせいもあって、応募者数も低調。
加えて、応募当日その場で、自由の部とネイチャーの部の振り分け相談…それはまだいい方だ。応募票が無記入で、題名を相談されたり、係もあたふた(笑)。市展の場合は、題名とは無関係に入賞入選が決まる。

 


先ず石津先生が、作品を何度も見て回る。

 


数ある作品の中から、上位候補作品をピックアップする。

 


ピックアップした上位候補作品を、撮影者別に分ける。上位がダブらぬように、自由の部は推薦1点、特選2点、準特選2点の5点を、こうして最終的に5点が決まった。
第2部ネイチャーの部も同様にして選考。
なお、どのような作品が選ばれたかは、11月1日以降の公開時に見ていただきたい。

 

☆10月5日(水)、道写協小樽支部写真コンテストの表彰式が、道新小樽支社行われた。

 


入賞入選は表のとおり。審査員を務められた小泉道展審査委員から上位3点について講評がありました。

 



1席、紅露の「鬼が行く」、YOSAKOIソーランの1カット。
小泉審査員から、動感があっていいとお褒めの言葉を頂きました。
なお、当日道新小樽支社の記者から取材、記事は3日後の8日(土)道新朝刊小樽後志版に掲載されたので、載せておきました。


 


2席、二村さんの「火祭り」、古平神社の火渡り、猛火の中天狗が渡るさまをとらえた秀作。

 


3席、一条さんの「いっただきまぁす」、市場の中でしょうか食欲旺盛さが出ています。

 


他の入選作品の一部

 

☆小樽駅前三角市場、中央(卸)市場などをふらり覗いてみると…(10月11日・火)

 


ひっきりなしに観光客が訪れる三角市場に入り口。

 


一歩中に入ると、狭い通路が観光客で一杯。

 


ちょうど昼時、客室が満杯で、外に順番待ちの観光客があふれかえっている。どのくらい時間がかかるのか不明だ。完全にコロナで減った客数は、元に戻っているようだ。

 


壁のメニューを見ると、運河周辺や堺町通りよりは幾分安いようだ。

 

☆三角市場を出て、国道を渡った先の中央卸売市場と中央市場(3棟並んでいる)を覗くも、買い物客はほとんどいない。営業ピーク時間が異なるため。
さて中央市場第1棟(最海側)に向かう。写真展が行われているので…

 


場所がわからず暫くウロウロ。第1棟は、市場内の中央路はなく、各店舗が道路に面している。と中から女性の店主が現れ、写真展ですか?この店の2Fですと案内してくれた。

 


中央奥の壁に畳1枚台の写真が…カモメのジョナサンと題名。

 


その下の床には畳2枚ほどの絵(?)なのか写真なのか?理解不能?

 

☆花園町界隈ふらり喫茶店へ(10月11日・火)

 


サンモール一番街の掲示板で見かけた商大写真部の作品。ボードは2面あるが、作品テーマがバラバラ。もう少しテーマをいくつかに統一すれば見ごたえが増したかも…

 


サンモール一番街を抜けて、花園銀座街に入ると…目についたのがこの喫茶店。普段街中の喫茶店に入ることはまずないが…、魁陽亭云々の文字に惹かれた。旧魁陽亭は、我が家の向かいにあるのだから…

 


2Fへ上がると中はクラッシックな作りで、文学書がびっしり。左側には小林多喜二や太宰治などの書籍があるし、中央左の表紙がモノクロの本は、ニッカウヰスキー、竹鶴正孝の後継者の本。
ここで冷たいもの食べたけれど、何だったか忘れた。味音痴の本領…、いやただのボケだ。

 


電蓄があった。最近の若者は、電蓄なぞ知らないだろうな?

 


休息後外に出ると、壁にモノクロ写真が掲げられている。ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴正孝のリタ夫人だ、子供は養女。現在TVドラマ「マッサン」がBS11で再放映されていてる。10月24日が最終回放映予定。
なおこの建物も橋は現在なく、於古発川(おこばちがわ)も暗渠化され、寿司屋通りの下流で再び顔を出す。この建物のあったところは、以前イノマタ化粧品であった。小樽の料亭「旧魁陽亭」とイノマタの関係は不明。