<団旗を先頭に、商店街を行進する小樽商大第101代応援団 今年は女性応援団員も4名に増えた>
7月5日(日曜)小樽商大と北大両校の応援団の対面式が、小樽市稲穂町のサンモール一番街商店街で行われました。両校の対面式は明治45年から始まり、札幌と小樽で交互に開かれています。途中商大の応援団が団員不足で休部を余儀なくされ、OBの協力の下で平成22年に13年ぶりに復活しました。今年は101回目の対面式となります。
ちなみに両校の応援団の起源は次の通りです。商大応援団は商大の歴史とほぼ重なり、明治44年商大の前身である小樽高等商業学校設立の翌年(明治45年)には結成されました。その年の北海道大学の前身である東北帝国大学農科大学(明治9年設立の札幌農業学校が明治40年に改組)との間で行われた野球の試合を契機に両校に応援団が誕生しました。爾来両校の野球をはじめとする各種スポーツの定期戦を応援するようになりました。すでに100数年を超える歴史を持っています。
午前8時半に小樽商大正門前を出発した応援団は、地獄坂を徒歩で下がり、午前9時にJR小樽駅前の到着しました。ここで下駄上げ式を行い、都通り商店街を経由してサンモール一番街の対面式会場に向かいます。
大勢の乗降客の中で、団長、副団長、参謀の下駄上げ式が行われました。団長の下駄は片方約20kgあるといわれ、これを高々と蹴り上げて、見えを切ります。周囲から大きな拍手がわきます。
先ずは、小樽市民に敬意を表し、都通り商店街でも下駄上げ式が行われます。
サンモール一番街で、北大応援団の到着を待ちます。右の和服は女装した団員です。
野次を書き込んプラカードを持った北大グループがやって来ました。「しゃしゃれ!もっとしゃしゃれ!八十島」「校歌、八十島踊る」と言う文字が目に飛び込んできました。北大の学生の中には「しゃしゃれ!…」を染め抜いたTシャツを着用している姿も…
<注>
八十島云々…は昭和62年小樽商大入学元応援団副団長の八十島忍氏のことと思われます。商大応援団の復活に尽力され、また昨年の第100代応援団記念式典で現役に交じりOBとして演舞に参加されたことを揶揄しているものと推察されます。
副団長に続き、団長が前に出てきました。弾みをつけて高下駄を大きく蹴り上げます。その都度、よいしょ!の掛け声がかかる。う~ん、高さでは北大が勝っているような…
次は、両校の校歌が歌われます。次いで女性団員(商大は女装の男子団員)による、相手団長への花束贈呈です。北大団長への花束は…団長が花束の中のバラをガブリ、ムシャムシャ…そして花束をポイと投げ飛ばします。食べ終わるのを見計らって、北大の女性団員が商大団長へ花束の贈呈です。
商大団長は受け取るや否や、花束をポイ!
北大参謀達による演舞「不知火拳」
商大演舞「胡蝶の舞」
北大演舞「泥棒の拍手」数十年前商大に奪われた金銀財宝を北大3人衆が泥棒となって、塀を乗り越え風呂敷に包んで取り返したというストーリになっています。この演舞も数十年ぶりに復活したとか…
商大演舞「南蛮踊り」昨年かつての応援団OBの指導の下復活した南蛮踊りが、女装した団員によって披露されました。
さていよいよ最大の見せ場である、北大の「挑戦状」商大の「応戦状」の披露です。
巻紙を懐から取り出して…
挑戦状を朗々と読み上げます。その間にも両校からヤジが飛び交います。
商大応援団長が前に進み出て…よいしょの掛け声がかかります。
応戦状を高らかに読み上げます。ここも両校から盛んにヤジが飛び交います。
なんと綱引きの勝負が飛び出しました。その時々で勝負の種目が変わります。数年前はあんかけ焼きそばの早食い競争でした。今回の綱引き1本勝負では、商大の勝利。力自慢のボート部の部員を集めたとか…
十数年ぶりに復活した、両校団長の握手。
両校のエール交換が最後に行われます。対面式は、盛んなヤジの応酬の中無事終わりました。
商大チームは、観客も巻き込んでストームを行いました。
この後は、午後1時から小樽商大グランドにて野球の対戦が行われます。
7月5日(日曜)小樽商大と北大両校の応援団の対面式が、小樽市稲穂町のサンモール一番街商店街で行われました。両校の対面式は明治45年から始まり、札幌と小樽で交互に開かれています。途中商大の応援団が団員不足で休部を余儀なくされ、OBの協力の下で平成22年に13年ぶりに復活しました。今年は101回目の対面式となります。
ちなみに両校の応援団の起源は次の通りです。商大応援団は商大の歴史とほぼ重なり、明治44年商大の前身である小樽高等商業学校設立の翌年(明治45年)には結成されました。その年の北海道大学の前身である東北帝国大学農科大学(明治9年設立の札幌農業学校が明治40年に改組)との間で行われた野球の試合を契機に両校に応援団が誕生しました。爾来両校の野球をはじめとする各種スポーツの定期戦を応援するようになりました。すでに100数年を超える歴史を持っています。
午前8時半に小樽商大正門前を出発した応援団は、地獄坂を徒歩で下がり、午前9時にJR小樽駅前の到着しました。ここで下駄上げ式を行い、都通り商店街を経由してサンモール一番街の対面式会場に向かいます。
大勢の乗降客の中で、団長、副団長、参謀の下駄上げ式が行われました。団長の下駄は片方約20kgあるといわれ、これを高々と蹴り上げて、見えを切ります。周囲から大きな拍手がわきます。
先ずは、小樽市民に敬意を表し、都通り商店街でも下駄上げ式が行われます。
サンモール一番街で、北大応援団の到着を待ちます。右の和服は女装した団員です。
野次を書き込んプラカードを持った北大グループがやって来ました。「しゃしゃれ!もっとしゃしゃれ!八十島」「校歌、八十島踊る」と言う文字が目に飛び込んできました。北大の学生の中には「しゃしゃれ!…」を染め抜いたTシャツを着用している姿も…
<注>
八十島云々…は昭和62年小樽商大入学元応援団副団長の八十島忍氏のことと思われます。商大応援団の復活に尽力され、また昨年の第100代応援団記念式典で現役に交じりOBとして演舞に参加されたことを揶揄しているものと推察されます。
副団長に続き、団長が前に出てきました。弾みをつけて高下駄を大きく蹴り上げます。その都度、よいしょ!の掛け声がかかる。う~ん、高さでは北大が勝っているような…
次は、両校の校歌が歌われます。次いで女性団員(商大は女装の男子団員)による、相手団長への花束贈呈です。北大団長への花束は…団長が花束の中のバラをガブリ、ムシャムシャ…そして花束をポイと投げ飛ばします。食べ終わるのを見計らって、北大の女性団員が商大団長へ花束の贈呈です。
商大団長は受け取るや否や、花束をポイ!
北大参謀達による演舞「不知火拳」
商大演舞「胡蝶の舞」
北大演舞「泥棒の拍手」数十年前商大に奪われた金銀財宝を北大3人衆が泥棒となって、塀を乗り越え風呂敷に包んで取り返したというストーリになっています。この演舞も数十年ぶりに復活したとか…
商大演舞「南蛮踊り」昨年かつての応援団OBの指導の下復活した南蛮踊りが、女装した団員によって披露されました。
さていよいよ最大の見せ場である、北大の「挑戦状」商大の「応戦状」の披露です。
巻紙を懐から取り出して…
挑戦状を朗々と読み上げます。その間にも両校からヤジが飛び交います。
商大応援団長が前に進み出て…よいしょの掛け声がかかります。
応戦状を高らかに読み上げます。ここも両校から盛んにヤジが飛び交います。
なんと綱引きの勝負が飛び出しました。その時々で勝負の種目が変わります。数年前はあんかけ焼きそばの早食い競争でした。今回の綱引き1本勝負では、商大の勝利。力自慢のボート部の部員を集めたとか…
十数年ぶりに復活した、両校団長の握手。
両校のエール交換が最後に行われます。対面式は、盛んなヤジの応酬の中無事終わりました。
商大チームは、観客も巻き込んでストームを行いました。
この後は、午後1時から小樽商大グランドにて野球の対戦が行われます。
見応えあります。
この暑さで取材も大変でしょうが
どうぞあまり無理せず頑張ってくださいね。
素晴らしいブログです。
今回の対面式は場所が狭く、通行人もいて撮影位置を確保するのが大変でした。撮影がしやすい商大の構内学生会館前がいいのでしょうが…市民に見てもらうという点では商店街やグリンロードがいいのでしょうね。北大団長が、ひげもじゃでなかったのが意外でした。