紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

超マクロ撮影~レンズ逆付けの荒業1

2009-03-20 00:05:00 | 写真
小樽も雪はかなり解けました。街中は、道の両側に、汚れた雪が僅かに残るだけです。これからは、水仙、チューリップなど春の花が蕾を持ち、やがて花畑一杯に咲き誇ることでしょう。花をメインに撮る方には待ち遠しい季節です。そこでなくてはならないのがマクロレンズです。

残念ながら、私はマクロレンズを一本も持っておりませ。中間リングをボディーとレンズの間に挟んで、マクロ撮影することが多いからです。でもこれですと最大で等倍撮影しか出来ません。通常のマクロレンズでも等倍が限度のようです。

そこで、ズームレンズを外して、逆付けすると超マクロ撮影が出来るのです。ワイド側にすればするほど、超マクロになります。このようにして撮影したのが上記の画像です。

タンポポの綿毛に朝露が付いたものなのです。暗い日陰をバックにして、WBを白熱光にセットしました。そうすることで、画像が青味を帯びて、メルヘンチックになると考えたからです。予想通りの出来上がりでした。

レンズを逆付けするといっても、左手でボディーを右手でレンズを持って、ピントを合せるのは至難の業です。ピントが浅い上に、光軸がずれたりするからです。そこで、ケンコーから発売されている「リバースアダプター」(実売2500円くらい)を使いました。

ズームリングや距離リングを回転させてピントを合せます。絞りが開放値に限定されますので、極めてピントの範囲が浅く、呼吸をしただけでピントがずれることもあります。

こうして撮影したのが上記の画像です。この写真は、「壁紙.COM 写真部」というサイトの第一回彩フォトコンテストで、金賞となりました。(EOSKissDigiN+TAMRON18~200mm+リバースアダプター ISO=200 WB=白熱光)

下の画像も同様にして撮影したものです。右の画像は、タンポポの綿毛を、芝桜をバックにして撮影したものです。
    
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ノロッコ号に乗る | トップ | 超マクロ撮影~レンズ逆付け... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゆるカメさん… (紅露)
2013-09-19 08:43:33
有難うございます。さらにたんぽぽの綿毛+水滴に、CDの反射を加えると、もっと別世界になりますよ。
水滴や綿毛が、光の加減で七色に光ります。チャレンジしてみてはいかがですか?
返信する
まねしたい (ゆるカメ)
2013-09-18 23:39:19
綺麗ですね。このような写真を撮ってみたいです。写真始めて半年になりますが目標が見つかった気がしました。
レンズを逆付けの発想がよく出てきませんね。このようなことをできると考えたことを驚きます。
私もリバースアダプターに挑戦しようと思います。今後も色々な写真を期待しています。
返信する
ペンタですか (紅露)
2009-03-24 00:47:00
ご使用カメラペンタですか。確かにカタログにはペンタ載っていませんね。
リバースアダプターがないと難しいですね。

HPに載っているなら何とかなるかもしれませんね。
返信する
憧れの綿毛 (レモングラス)
2009-03-23 21:40:30
このタンポポには目を見張るばかりです
こういう写真、すごく憧れます
先日、ヨド○シにリバースアダプターを買いに行ったのですが、
お兄さん曰く、「NikonとCanonからしか出てません」と。。
私、ペンタなんです
でも、HP見るとちゃんとあったので、近いうちに買おうと思ってます
今、黄色のタンポポが咲いてるので、綿毛ができるまでには買いたいです。
返信する
ニコンからも出ているんですか (紅露)
2009-03-21 12:37:39
純正で出ているんですか。papaさんが、レンズを外すとシャッターが落ちないと言っておりました。てっきりニコンは逆付け不可能と思っておりました。

ぐりたんさん、昆虫は無理でしょう。なんせピントの範囲が極端に狭いですから…
返信する
これがそうだったんですね。 (greentank)
2009-03-21 11:56:39
nikonから純正で出ているリングがありまして、それで昆虫を撮ってました。だけど、上手に撮れなくてモヤモヤしていたんです。
このワタゲたちとても素敵です(・∀・)
きらきらしてすごくキレイです~。
返信する

コメントを投稿

写真」カテゴリの最新記事