紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

石狩平野と旭岳の樹氷など

2020-12-31 09:37:25 | 写真

                              <石狩川流域を走る送電線と樹氷林>

 

樹氷シリーズも、今回で4回目となり、在庫画像も底をついてきました。画像を選んでいると、案外身近なところでも樹氷が発生することがわかりました。今回取り上げた石狩川流域は、今まで取り上げた内陸と違って、海に近いこともあって、-20度を下回ることは、滅多にありません。

標題の画像を撮影した2012.1.8AM9:30頃の気温は、-15度になっていなかった記憶があります。でも石狩川流域なので、樹氷が発生しやすいのかもしれません。さらに北上して、栗山町、芦別市、私の故郷雨竜町、最後に旭岳を取り上げる予定です。

 

☆石狩川流域(石狩市)
画像はいずれも、H24.1.8撮影 CANON EOS40D+TAMRON18-200mm使用。

 


奥に白い煙が見えるのは、札幌市のごみ処理場です。中央に土手が走ってますが石狩川の堰堤です。手前の樹木が樹氷林になっています。
なおこの画像は、H24年「札幌フォトコンテスト」入賞(特別賞)「厳冬の朝」作品です。選評 :身も凍りそうな氷点下の朝に撮影された作品ですが、朝の霧氷だけでも感動する内容ですが、手前の霧氷、土手、処理場から排出される水平に流れる煙の線が三位一体で捉えられ味わい深い写真です。

 


茨戸川の水門に至るオレンジ色の橋(一般通行止め)が、ひときわ目立つ。

 


石狩川から一歩内陸の道路沿いも、樹氷林が続く。中央の人物は、写友たち。

 


送電線と樹氷林。普段は、撮影の邪魔になる送電線も、この時は一転主役になる。
H27北海道電力Facebookフォトコンテスト 最優秀賞 「樹氷林と送電線」

 


美瑛の丘の「親子の木」に似ているような…

 

☆空知管内の栗山、芦別、雨竜の樹氷いずれも石狩川に近く冬は大幅に凍れる地域です。

 


栗山町のホテルパラダイスヒルズに宿泊、早朝散歩に出ると一面の樹氷林。(H11.12.22撮影、以下同じ)

 


丁度通学の時間帯。通りかかった女子中学生の赤コートが目立ったので撮影させてもらいました。(H11.12.22撮影OLYMPUS OM-4+フジクローム64Tタングステンフィルム)
なお、「タングステンフィルム」について説明すると、色温度の話など複雑になりますので、興味のある方は、別途PCで検索してみてください。

 


上記通学路脇の樹木。タングステンフィルム使用しているので、青みが強く出ます。

 


ススキの穂にも、雪の結晶がびっしりついてます。通学路沿いには小川が流れ、そこからの水蒸気が付着したと思われます。

 


H9.12芦別郊外のスターライトホテルに宿泊した翌日付近を撮影したときの画像です。ナナカマドの実は、鳥たちにとっても、不味いと言われ、ついばまれることは少ないようです。

 


同日撮影したものですが、温泉地であることに加え、内陸で冷え込みが厳しい地でもあります。

 


雨竜町江竜橋付近で撮影。この辺りは田園地帯で、かつてはハサギ(刈り取った稲を干す)として使われていたようです。タングステンフィルムを使用していますので、青みが強く出ました。

 


上の画像とは撮影日が異なりますが、陽が高くなって、風に樹氷がパラパラ、舞い落ちているところです。

 

☆大雪山系旭岳へ
大雪山系は、日本一早い秋の訪れ、初雪の降る地として有名。例年9月20日前後に初雪が降ります。

 


(2009.12.11AM7:30撮影) 早朝旭川近郊のビジネスホテルを出て、旭岳に向かいます。忠別川に沿って旭岳方面に進みますが、川から沸き上がった気嵐(?)が、街路樹に付着して樹氷となっています。それが朝日に照らされて、金色に輝く様子は、まるで現実の世界とは思えないような…

 


道路わきの側溝からも気嵐が立ち込めています。

 


旭岳ロープウエイの駐車場に着くと、周辺の雑草に、雪の結晶が付着。

 


麓駅(標高1100m)から終点「姿見駅」(標高1600m)まではロープウエーで上る。

 


姿見駅付近から見る冬の山肌は、見る方向によって様々な模様が見られる。

 


一人のスキーヤーが山頂を目指すのであろうか。
第9回HAKUBA  Photocon Award(風景の部・冬) 入選「旭岳を滑るスキーヤーひとり」

 


2010. 9.24撮影(以下の画像も同日撮影)。この日が旭岳初雪の日。雪に埋もれた高山植物を撮影してる私の姿を、某テレビ局のカメラマンが撮影している。放映されたかどうかは不知。

 


この白っぽい綿毛のような花は、チングルマです。枯れる前は、黄色の花芯に白い花ビラで、とてもかわいい花すが、秋になると、白っぽい綿毛になります。

 


小枝に着いた樹氷ですが、まるで、バイクにまたがったサルが、2匹のドジョウと、ぶら下がった1匹のサルのように見えました。「これこれ、バイクの4人乗りは危険だよ」と言いたくなりますね。

 


同日、旭岳から戻る途中の忠別ダム休憩所での光景。シャツの背中に、トンボが1匹止まっている。

 

依然コロナ騒ぎが続いているし、年末近くになって、大寒波と風雪が吹き荒れていて、撮り歩くこともできません。小樽市でも某病院内でクラスターが発生、20数人が罹患したとか…。2021年こそは良い年になってほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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