<雪面のキラキラ感を強調したくて、ブルーフィルターで-補正しましたが…質感が飛んでしまいました…>
2月の20-21日と、夕張シューパロ湖と富良野・美瑛に行ってきました。本州では2月と言うと梅が咲き始め、早咲の桜が咲き始めますが、北海道では、2月が最も寒い時期なんです。と言うことで、樹氷を中心に撮影したくてカレンダーと天気予報を毎日眺めていましたが、どうやら今年は暖冬のようです。時折爆弾低気圧が襲来し、大量の雪を降らせますが、二日として晴れの日が続きません。そうこうしているうちに待ちきれずに、とにかく現地に行って見ようということで、晴れマークの付いた日を選んで写友と撮影に行ってきました。
夕張シューパロ湖には、水嵩の減少した今、三弦橋鉄橋が湖上に姿を見せていると新聞報道で知り、まずは、シューパロ湖に行き、そのあと富良野・美瑛の雪景色を撮るというスケジュールです。20日(金曜)午前4時に小樽を出て高速道路で大谷地インターまでゆきます。その後国道274号線を夕張紅葉山に向かいます。そこからシューパロ湖に向かうわけです。
<シューパロ湖は全面結氷、三弦橋鉄橋は見えますが…>
気温も-10度に達していないようで、加えて湖面が全面結氷しいているためか、どこにも樹氷がないようです。三弦橋が着氷して真っ白になっているところを撮りたかったのですが…
三弦橋と呼ばれる橋で、現存する鉄道橋としては世界的に珍しいものらしいです。橋の断面を見ると、三角形をしていて、四角垂を連ねた構造になっています。
樹氷は見当たりませんでしたが、陽が上がるにつれて、足元の雪原がキラキラ光り出しました。
東の空から午前6時50分頃、陽が上がり始めました。
ダム管理事務所前の展望台から足元の壁面を見ると、ピンク色に染まった壁面に、雪の結晶がキラキラ輝いています。
管理事務所の展望台を離れて、シューパロ湖沿いに少し北上します。なおシューパロ湖は、昭和37年に夕張川に灌漑用ダム(大夕張ダム)が作られ出来た人造湖です。さらに昨年下流にシューパロダムが完成し、ダム湖の水位がかさ上げされました。このため大夕張ダムもダムを跨いでいた三弦橋鉄橋も水没してしまいました。この鉄橋は、夕張鉄道が材木搬送用に使っていたものですが、すでに鉄道の役目を終えて、鉄橋だけが現存していました。なお、シューパロダム・三弦橋鉄橋については、別途ウィキペディアを参照してください。
斜面の雪原にキツネの足跡でしょうか、点々と続いています。
雪原のキラキラを出すために、露出をアンダー目にすると…雪肌がねずみ色になってしまいます。そこで、ブルーフィルター(C8)をかけてみました。
う~ん、不自然ではないですが…
一層のことモノクロで撮ってみると…自然に近い感じがするかも…
湖底はこんな感じなんですね。
三笠に向かう国道452号線は、一部水没するために付け替え工事等が行われましたが、路側にはこのような模様がありました。このにょきにょきは何だろう…秋に来た時には気が付きませんでしたが、雪をかぶると妙なパターンが出来上がって…??
ダム湖の水かさが上がって、湖底に沈んだ木々は…やがて倒壊、朽ちていくんでしょうね。
日陰の部分を拡大してみると…
さて、シューパロ湖で撮影を終えて、国道452号線を北上し、三笠の桂沢湖から富良野に向かいます。10時頃富良野市内に入ると、急に空腹を覚えてきました。とりあえず「富良野マルシェ」に向かいますが…
地元の食品や土産品に加え、周辺の観光情報扱う複合商業施設。3等の施設がありますが…軽食喫茶はありますが、レストラン、食堂はないようです。
ここの名物の一つ「なまら棒」320円、縦長の春巻きかな…?
<雪面のキラキラ感を出すのに、ブルーフィルターを付けて-補正してみましたが…>
このなまら棒1本では腹の足しにならず、かといって定食らしきものはないので、近くのコンビニで弁当を買い込んで次の撮影地に向かいます。郊外の鳥沼から「北の国から」で有名になった麓郷方面に向かいます。途中撮影スポットがいくつもあります。
春よ来いの木、丘陵地帯に1本だけホツンと立っています。
旧フェニックス牧場(北の国からでは、草太兄ちゃんの牧場)ですが、放置されたままで緑色の屋根の牛舎はなくなってました。
H20年ころは、このように綺麗な牧場でしたが…
道路の反対側の斜面には、白樺が青空に映えています。
さらに麓郷に向かって進むと、左手の丘陵地帯に三好牧場が見えてきます。
5-6年前までは、道路縁に大きな看板がかかっていて「ここの風景は造られた風景です。撮影を禁止します。」とありました。風景に肖像権があるのかないのかわかりませんが、プロの写真家の方々も了解を得て撮影していたようです。ですが、ここ数年、あの看板が無くなってしまいました。でも残念なことに、丁度良い撮影スポットには、風雪除けのパネルが邪魔をしています。
さてさらに車を勧めて富丘、布礼別まで来ましたが、昨年の4月の時と違って、今一つ見惹きつけるものがありません。そこで、いったん国道237号線に出て美瑛方面に向かうことにします。続きは次回のブログで紹介します。
なお。昨年9月下旬にシューパロ湖周辺を撮影した記事については下記の通りです。
2014.10.14当ブログ「秋の空は妖雲のオンパレード~美唄・富良野・美瑛へ」
2月の20-21日と、夕張シューパロ湖と富良野・美瑛に行ってきました。本州では2月と言うと梅が咲き始め、早咲の桜が咲き始めますが、北海道では、2月が最も寒い時期なんです。と言うことで、樹氷を中心に撮影したくてカレンダーと天気予報を毎日眺めていましたが、どうやら今年は暖冬のようです。時折爆弾低気圧が襲来し、大量の雪を降らせますが、二日として晴れの日が続きません。そうこうしているうちに待ちきれずに、とにかく現地に行って見ようということで、晴れマークの付いた日を選んで写友と撮影に行ってきました。
夕張シューパロ湖には、水嵩の減少した今、三弦橋鉄橋が湖上に姿を見せていると新聞報道で知り、まずは、シューパロ湖に行き、そのあと富良野・美瑛の雪景色を撮るというスケジュールです。20日(金曜)午前4時に小樽を出て高速道路で大谷地インターまでゆきます。その後国道274号線を夕張紅葉山に向かいます。そこからシューパロ湖に向かうわけです。
<シューパロ湖は全面結氷、三弦橋鉄橋は見えますが…>
気温も-10度に達していないようで、加えて湖面が全面結氷しいているためか、どこにも樹氷がないようです。三弦橋が着氷して真っ白になっているところを撮りたかったのですが…
三弦橋と呼ばれる橋で、現存する鉄道橋としては世界的に珍しいものらしいです。橋の断面を見ると、三角形をしていて、四角垂を連ねた構造になっています。
樹氷は見当たりませんでしたが、陽が上がるにつれて、足元の雪原がキラキラ光り出しました。
東の空から午前6時50分頃、陽が上がり始めました。
ダム管理事務所前の展望台から足元の壁面を見ると、ピンク色に染まった壁面に、雪の結晶がキラキラ輝いています。
管理事務所の展望台を離れて、シューパロ湖沿いに少し北上します。なおシューパロ湖は、昭和37年に夕張川に灌漑用ダム(大夕張ダム)が作られ出来た人造湖です。さらに昨年下流にシューパロダムが完成し、ダム湖の水位がかさ上げされました。このため大夕張ダムもダムを跨いでいた三弦橋鉄橋も水没してしまいました。この鉄橋は、夕張鉄道が材木搬送用に使っていたものですが、すでに鉄道の役目を終えて、鉄橋だけが現存していました。なお、シューパロダム・三弦橋鉄橋については、別途ウィキペディアを参照してください。
斜面の雪原にキツネの足跡でしょうか、点々と続いています。
雪原のキラキラを出すために、露出をアンダー目にすると…雪肌がねずみ色になってしまいます。そこで、ブルーフィルター(C8)をかけてみました。
う~ん、不自然ではないですが…
一層のことモノクロで撮ってみると…自然に近い感じがするかも…
湖底はこんな感じなんですね。
三笠に向かう国道452号線は、一部水没するために付け替え工事等が行われましたが、路側にはこのような模様がありました。このにょきにょきは何だろう…秋に来た時には気が付きませんでしたが、雪をかぶると妙なパターンが出来上がって…??
ダム湖の水かさが上がって、湖底に沈んだ木々は…やがて倒壊、朽ちていくんでしょうね。
日陰の部分を拡大してみると…
さて、シューパロ湖で撮影を終えて、国道452号線を北上し、三笠の桂沢湖から富良野に向かいます。10時頃富良野市内に入ると、急に空腹を覚えてきました。とりあえず「富良野マルシェ」に向かいますが…
地元の食品や土産品に加え、周辺の観光情報扱う複合商業施設。3等の施設がありますが…軽食喫茶はありますが、レストラン、食堂はないようです。
ここの名物の一つ「なまら棒」320円、縦長の春巻きかな…?
<雪面のキラキラ感を出すのに、ブルーフィルターを付けて-補正してみましたが…>
このなまら棒1本では腹の足しにならず、かといって定食らしきものはないので、近くのコンビニで弁当を買い込んで次の撮影地に向かいます。郊外の鳥沼から「北の国から」で有名になった麓郷方面に向かいます。途中撮影スポットがいくつもあります。
春よ来いの木、丘陵地帯に1本だけホツンと立っています。
旧フェニックス牧場(北の国からでは、草太兄ちゃんの牧場)ですが、放置されたままで緑色の屋根の牛舎はなくなってました。
H20年ころは、このように綺麗な牧場でしたが…
道路の反対側の斜面には、白樺が青空に映えています。
さらに麓郷に向かって進むと、左手の丘陵地帯に三好牧場が見えてきます。
5-6年前までは、道路縁に大きな看板がかかっていて「ここの風景は造られた風景です。撮影を禁止します。」とありました。風景に肖像権があるのかないのかわかりませんが、プロの写真家の方々も了解を得て撮影していたようです。ですが、ここ数年、あの看板が無くなってしまいました。でも残念なことに、丁度良い撮影スポットには、風雪除けのパネルが邪魔をしています。
さてさらに車を勧めて富丘、布礼別まで来ましたが、昨年の4月の時と違って、今一つ見惹きつけるものがありません。そこで、いったん国道237号線に出て美瑛方面に向かうことにします。続きは次回のブログで紹介します。
なお。昨年9月下旬にシューパロ湖周辺を撮影した記事については下記の通りです。
2014.10.14当ブログ「秋の空は妖雲のオンパレード~美唄・富良野・美瑛へ」
シューパロ湖での撮影技法は自分にとってプラスになり又、青い池でも撮影テクニック…。旭川近郊での樹氷の撮影…。一泊二日のカメラ旅は有意義で実りのある時でした。ありがとうございます❗️yotuti
長時間の運転お疲れ様でした。