(薄暮の中、数羽ずつ十勝川の川面に白鳥が降りてくる)
2月9日~11日にかけ、2泊3日で道東へ撮影旅行に行ってきました。メンバーは、このブログでも時々紹介したS氏他計5名です。2月9日は、午前2時に小樽を出発し、朝里から高速道路で夕張まで行きます。道東への高速道路が全線開通しておりませんので、一旦夕張で降りて、次の高速の乗り口占冠まで一般道を走ります。
夕張から樹海ロードに入ると吹雪き始め、日高で道路標識を見失い、結局日勝峠を回る羽目になりました。日勝峠は、カーブが多く、頂上付近は吹雪と霧で極端に視界が悪くなります。こんななかS氏はさすが元プロのドライバー、無事峠越えをしました。まずは、白鳥のいる十勝川温泉付近を目指します。
残念ながら東の空は厚い雲で覆われ、雲の隙間から5分ほど太陽が顔を出してはすぐ消えてしまいます。そんな中で、やっと撮ったのが下の画像です。やはり日が出ていないと絵にならないようです。30分ほど河川敷で待ちましたが太陽は厚い雲に覆われたままです。
十勝川での撮影を諦め、次の撮影地、阿寒丹頂センターへ向かいました。丹頂センターでは、午後2時に、給餌が始まります。給餌開始と共に、色んな鳥たちがやってきて、生餌の争奪戦が始まるのです。先ずはその前に、鶴の優雅な姿を紹介いたします。
(10時前後になると、鶴がこのセンターに続々やって来る)
(林の向こう側の川からやってきた鶴 着陸態勢OK)
(上空高く舞う親子の鶴)
さて、給餌の始まる午後2時近くになると、周辺がざわついてきます。上空をトンビやカラスが舞い始め、奥の林で様子見をしていたオジロワシも上空高く舞い始めました。
(優雅に舞うオジロワシ)
(狙いを定めて急降下するオジロワシ)
(おこぼれを待つカラス達 後ろから差し足忍び足で…横取り失敗)
給餌開始から、鶴が生餌を食べ終わる約30分の間、上空及び鶴の周辺で生餌の争奪戦が繰り広げられます。しかしながら、十数羽いたオジロワシは、一羽も餌にありつけなかったようです。カラスは鶴の僅かな食べ残しを漁っていました。
第一日目の宿泊先である、川湯温泉に向かいます。途中硫黄山に寄り撮影いたしましたが、すっかり夕闇で、見るべき画像もないので、割愛いたします。ホテルで温泉に浸かり、夕食後、ダイヤモンドダストパーティに向かいました。ドライアイスを使い人工的にダイアモンドダストを作り出すというのです。
(中央の赤いウエアーの観光協会の職員が説明してくれます)
会場には数本のサーチライト、フラッシュライトが上空に向かって光を放っております。ただ今日は-13度で、ダイヤモンドダストを発生させる条件としては悪いとのこと。-15~20度が最適だとのことでしたが、ライトの上でドライアイスを振り回すと、何と極めて細かい氷の粒子が、ピカピカと光るではありませんか。ただ人間の目とは違い、カメラではその美しさが捉えきれないのが残念です。
(会場のイルミネーションをバックに、浮遊するダイアモンドダスト)
飛んでる姿はもちろんですが、食べてる姿も気品があります。ワシも近づけないくらいなんですね!
ダイヤモンドダストは、実物を目で見てみたいですが、これもファンタジックでいいですね~
遭難しないように気をつけてくださいね!
手はどうでもいいのですが、600mmのミラーレンズがぐしゃり、フードが外れず、距離リングがきつくなり、修理かな~、おお痛い。
機会があれば、また行きたいですね。そのうちにコンキリエの画像お送りいたします。
冬の道東、魅力たっぷりですね^^
ホントにいってみたいです。
また来年でも、お金貯めていこうかと思っています^^
私が見る鶴は確実にケージの中にいるので何か面白みに欠けます(>_<)
鶴が揃って飛んでる姿、
青空に体の白と黒い模様が映えて本当に美しい~
ドライアイスで人工的なダイヤモンドダストが見られるのにもビックリ!
いくら美しくても、それを写真に撮るのもまた難しいものですが、
しっかり撮ってくる紅露さんはさすが
こういうのも経験からくる技術の成せる技なんでしょうね~o(^ー^)o
続きで~す(大した内容じゃないですが)
青空と真っ白な鶴が飛ぶ姿って、こんなにも美しいものなんですね~
そうそう、鶴が首を寄り添ってダンスをしてる仕草、
あれって求愛のダンスじゃないのですか?
どなたかのブログで、縄張りを主張し合ってるって書いてた気がするんですよぉ。
ちょっとビックリしました
ドライアイスで人工的なダイヤモンドダストができるのも目からウロコかも
それを写真に残すというのも技が要りそうですよね。
ここぞと思うシャッターチャンスを逃さないのも
普段の勉強とかこれまでの経験の成せる技なんでしょうね。。
今では保護の甲斐があって、1000羽を超えるまでに増えました。
本来丹頂鶴は渡り鳥ですが、今では道東地区に定着しております。
丹頂ではありませんが、なべ鶴は九州の出水に数千羽が渡来して来るようです。
丹頂鶴が首を寄せ合う…そういうシーンは余り見かけません。番が鳴きあう、ダンスをするというのは愛情表現の一つといわれています。鶴廃一度ペアになると生涯連れ添いあいます。行動も家族一緒です。
なお、鶴は縄張り意識が強いので、給餌場などでも、隣同士でひっきりなしに威嚇しあいます。これがダンスをしているようにも見えますが、求愛のダンスとは明らかに違います。
道東には夏・秋には3回ほど行ってますが、冬はありません。いつか冬に行ってみたいです。(実は9月に学会が網走であるので、その時に行けるのですが。)