紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

高校を卒業して60数年…

2023-07-14 21:46:07 | 旅行

 

今季春先、道立滝川高校第八期生(昭和37年3月卒業)による同期会の案内文(傘寿の会)が、N君から届きました。ここ1年程腰痛等の体調不良が続き、人生の終末期に近づいていることを痛感しておりました。案内文の封書には、N君の達筆文字に加え「一期一会」の筆文字も…

金融公庫に30数年在職中は、半分近くが東京、横浜の本支店勤務。滝川高校第八期生で、関東在住の同期会「東八会」にも何度か出席しておりましたが、地元滝川市で開催(7月7~8日、金土)となれば、何が何でも出席したいという思いに駆られました。

思い返せば、卒業以来、滝川市を車で通過することがあっても、JRで滝川駅で下車し、市内を歩くことはありませんでした。街を歩いてみたいという強い思いにも駆れました。

加えて、忘れられない級友にも会いたい。入学1年目から3年まで同級生であった○○子さん。また、Y君とは通学バス(雨竜~滝川間)が同じで、帰りのバスの待ち時間に、パチンコ店で時間をつぶしたことも。そして、K君とは隣のクラスの○○さんが美人だ、付き合いたいねと下校時に話し合ったものでした。

ともあれ60数年ぶりに彼女、彼らに会えることを期待して7月7~8日の、「傘寿の会」に出席の返事をしました。

 


当日頂いた式次第等のパンフレット。表紙中央には、あの懐かしい木造2F建ての校舎の写真、周囲は一面田圃でした。
今は鉄筋の校舎に建て替えられ、周囲は住宅街とか。昔の面影ゼロなので、校舎見学の予定はないとの幹事の話でした。

 

☆滝川の街は…国勢調査によれば、昭和35年に44千人で、同60年の51千人をピークに、平成27年には41千人に減少。道内どこの市町村も減少が続いています。そんな中、街中には、あちらこちらに目を惹く光景が…

 


駅前ロータリーは広い、通勤通学用の自転車置き場やタクシー乗り場が広い。丁度昼頃電車を降りたので、近くで昼食でもと思い、広場をふらふら進むと…

 


駐輪場の向こうにスマイル何とかという大きな総合ビルらしきものが見える。飲食店があるはず。まずは行って腹ごしらいを…

 


ん?でも錆びれたビルの様で営業していないのかな?と思いつつ、近くの通行人に声をかけると「あのビルは閉鎖しています」とのこと。ええ!駅前1等地にあるのに…
と、丁度その時、同期生のY君とばったり。同じ電車だったらしい。とにかく会場の三浦華園までふらふら歩いていけば途中に喫茶店でもあるはず。
ところが、途中に飲食店は見当たらず、通行人に尋ねようにも人っ子一人通っていない。

 


まさかゴーストタウンじゃ?と思っているうちに会場の三浦華園に着いてしまった。
「傘寿の会(80歳)」については後段に譲るとして、翌日6時過ぎに、ホテルで朝食をとった後、すぐ滝川駅に向かいました。

 


バイキング形式の朝食には、滝川名物ジンギスカンももちろん出ていました。
なお焼肉のジンギスカンには、発祥の地が種々説があって、食べ方も異なります。①サッポロビール園のように、スライスした生肉を焼いて、たれに浸けて食べる方法と②滝川市の松尾ジンギスカンのごとく、予めたれに浸け込んだスライス肉を焼く方法があります。滝川近郊で生まれ育った私には後者が馴染でしたが、小樽生まれの家内は、前者が馴染で…

 


駅に向かう途中で、見かけた市営アパートの壁面が凄い。滝川名物ジンギスカン料理に使う羊のオブジェが貼られている。ほかの都市では見かけたことがない。滝川市のセンスの良さが垣間見られる。

 


これも、駅に向かう途中で見かけた個人宅。上がり階段下のスペースを利用した花やオブジェが粋だ。列車の行き先表示板(本物かどうかは?)は、マニアには垂涎の的であろう。なお、ミラーに映り込んでいるのは、自分です。こういう仕掛けも凝っている。

 


ふと、階段の上を見ると、理髪店のサインポールをもじった絵があるではないか。個人宅ではなく、理髪店だったのだ。普通人には思いつかない面白い発想・デザインに大拍手。

 


倉庫らしいシャッターに描かれた猫たちが、上空の魚の形の雲を見ている。黒猫が1匹、あおむけのネコが1匹、ユーモア溢れたシャッターだ。所有者のユーモアセンス抜群。
じっくり街中を見て歩けば、まだまだ面白い発見があるかもしれないが…

 


午前7時ころ、JR駅近くで見かけた通学途中の女子生徒らしい。
7時11分発の特急カムイ6号に乗車して、札幌で乗り換え、小樽の自宅に10時ころもどりました。決して体調が万全でない中の旅行に、とにかく疲れました。

 

さて、肝心の同期会については、午後3時半からホームルーム(懐かしい言葉)として、出席者49名が各自自己紹介、その後記念写真撮影…
卒業生(昭和37年3月)328名中、58名が逝去、音信不通が74名、出席者49名、欠席者147名とか

 


当日出席者49名が自己紹介・現況報告。その後全員で記念写真撮影。北海道新聞社ほかメディア関係者も撮影していましたが、ここでは割愛しました。

 


会場を移して傘寿の会物故者へ黙祷。発起人挨拶等を経て開演。テーブルは3年次のクラスごとにセットされています。同じクラスメートでも、卒業以来61年も経過していると、顔も名前も思い出せない。
なお、被写体の一部をPCソフトでぼかしておりますのでご了解ください。

 


傘寿という事で手製の傘を被って、記念撮影。写真は雨竜町からの通学グループです。左端が小生、当時よりも横に膨らんでしまって…(笑)

 


時間の経過とともに席もばらばらとなって…(画像の一部をぼかしています)
なお冒頭で会いたいと思っていた、1~3年間同じクラスだった○○子さんも、学校帰りにパチンコで時間潰したY君も、隣のクラスの美人に声かけそびれたK君も、欠席で会えずじまい。お酒の飲めない私は、満腹になると眠気が…途中でリタイア。寝室に直行。

 

なお、滝川にJRで来る際に、岩見沢駅で下車して周辺を撮影しましたが、それ等については機会があれば、紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 道央の秘境へ…その2 | トップ | 小樽はお祭りシーズン真っ最中… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事