<神事に関わる正月飾をお焚き上げする行事は各地で呼び方が…>
当地、小樽では正月明けに神事にかかる飾り等を、焚き上げる行事を「どんど焼き」と呼んでいます。本来は、東北以南で旧歴の小正月1月15日に行なわれる行事です。北海道には旧暦の習わしがありません。なので松の内明けと同時に行なわれるようになったようです。
内地では、田んぼに竹、藁、茅等を組んで櫓小屋(どんどや)を組み、正月飾り、書き初め等で飾り付け後、燃やすというものです。残り火で餅などを焼くこともあります。いずれも家内安全、無病息災、五穀豊穣を祈願します。東海から西日本では、左義長と呼んで正月火祭りの一大イベントでもあります。
PC「どんど焼き」で検索ページから転載。
さて、当地小樽では住吉神社、龍宮神社をはじめ各神社でどんど焼きが行なわれました。小樽総鎮守と言われる住吉神社のどんど焼きに行ってきました(7日)。我が家から徒歩10分ほどです。前日家内から渡された注連飾りを、下駄箱の上に忘れて出かけてしまった。やむなく翌日、8日に再度行ってきました。
7日午後3時頃でした。この火の中に次々と正月飾りが放り込まれる。
お札(ふだ)が勢いよく燃え上がる。
家内安全、無病息災を祈りながら…
燃える鯛焼き君、
最近めっきり見ることのなくなったまゆ玉。
炎をカメラの納めると、炎が色んな形に見えてくる。
どんど焼き会場入り口には「賽銭箱」も…、本殿まではかなりの距離があるので、賽銭箱の方がこちらに寄ってきた(笑)。お札が濡れないように、段ボールの天井がついている(笑)。
なを余談ですが、この日3時過ぎにある事件がここで起こりました。なんと一人の男が突然火の中に飛び込んで、アチチと言いながら火の中から飛び出してきたとか。救急車で運ばれたようですが、やけど(軽傷)を負ったらしい。人騒がせな…とFBでも悪評でした。
多分火渡の儀式と勘違いした、迷惑男のお粗末な事件でした(笑)。残念ながら行き会わせなかった。
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