紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

寿都町の湯別の湯へ

2017-07-31 06:00:00 | 日記

                                    <岩内町郊外で国道の付け替え工事中 迂回路の途中でのどかな田園風景>

 

7月24日(月)家内の弟が、寿都町の湯別の湯へ行ってみたいということで、急きょ3人で行くことになりました。はて、場所は?小樽からだと、余市、岩内を経由して雷電海岸を走れば着くだろうという気楽なドライブ、途中季節の野菜や果物も買って、食べながら走ろうと言うことに決まりました。まずは国道5号線を余市方面へ、そして仁木町の「きのこ王国」で昼食、国道沿いの果物直販所の「偕楽園」(ピンクのトイレが目印)でサクランボ、トマトなどの果物を購入しました。


サクランボもシーズン終わりで、安い。ワンパック購入したら、同じくらいの量をおまけで袋に入れてくれました。ミニトマトも購入、この派手派手おばちゃんの愉快なこと…帯広の「紫竹ガーデン」の名物女社長に似ているような…

 


スイカも、メロンも安いのですが…途中にまだまだ直売所がたくさんありますので先に進みます。

 

さて車は国富で5号線から分かれて229号線、岩内町に向かいます。国道の付け替え工事中で、町に入るまで周囲の景色が以前と変わってました。まずは中心街の道の駅「たら丸館」に寄ります。


水揚げ量の多いタラが当町のゆるキャラになっています。

 


道の駅は観光情報館にもなっていて、旅行者がタラ丸のスタンプを押してました。

 


町はがらんとしていて歩いている人も少ない。

 


店舗の多くはシャッターが降りている。管内どこも同じで空き店舗が多い。

 

岩内を抜けて、海岸線を南下すると、やがて雷電岬(通称弁慶の刀掛け)が見えてきます。現在は内陸側に新トンネルができたので、刀掛けの付近は通りません。以前は岩内側からも、寿都側からも見えていたのですが、今は岩内側からしか見ることができません。


このとがった岩は、「弁慶の刀掛け」と言われています。ここで休息した弁慶が太刀をこの岩に掛けて休んだと言われています。道内には義経、弁慶主従の伝説があちこちにあります。なお寿都町の岬の突端は、弁慶岬があって、弁慶が義経を思って海の夕日を眺めている像があります。


弁慶岬公園の弁慶像。

 


寿都方面に向かう途中の何もない海岸沿い。

 


途中蘭越町の道の駅「シェルプラザ」に立ち寄り小休憩。

 


さらに進むと海岸沿いに集落が見えてきました。もう少し進むと…

 


有形文化財の「佐藤家=鰊番屋」があります。明治10~20年ころの建築。覗いて見ると…

 


かつてに神が豊漁だったころには、大勢のヤンシュウ達が寝泊まりしていたんでしょうね。今は飲食店としてオープンしているとのことでしたが…

 

さらに寿都湾に沿って進み、江差追分で有名な地名の歌棄(うたすつ)を過ぎると、湯別温泉に着きます。
(注)江差追分の一節に、次のような歌詞があります。
『忍路、高島及びもないが、せめて歌棄、磯谷まで』当時渡島半島の沿岸から積丹にかけて鰊漁が盛んでした。鰊漁のために内地から多くのヤン衆達が小樽近郊の忍路、高島に集まります。女人(恋人や妻達)が彼らを追って、忍路、高島に会いに行きたくとも、当時は女人の渡航は禁止されていました。なのでせめて途中の歌棄、磯谷までもいいから、会いにいきたいという歌です。


一歩内陸に入るとのどかな田園風景が続きます。

 


海岸沿いはよく走りますが、近くに湯別の湯があったことは知りませんでした。入浴料500円支払って入館します。当日は月曜日で一部館内の施設は休業でしたが温泉はやっていました。

 


パンフレットから

 


この施設は20年ほど経過していると言うことでしたが、改装されているのか、清潔感がありました。

 


仕切りボードには町民から寄せられた写真が貼られ、ギャラリーになっています。

 


むむ、面白写真を発見。

 


夫婦の出っ腹を、赤マジックで…

 


さすが漁業の町、地元の写真が…あれれ、よく見ると1枚異質な写真が右側に…

 

リラックスしたところで、ゆっくりと途中下車を繰り返しながら小樽に戻りました。 


またまた果物野菜の直売所に立ち寄り。メロンとスイカとキュウリを購入。

 


ここは魚介類の直売所。5-60cmのイナダ(出世魚でこれより大きいのがハマチ)が1本800円、安い、けれど買わず。持ち帰って料理するのが面倒だと。家内と義弟はウニを購入、店外で、割ってウニをぱくり。私は好きではないのでパス。

とにかく心身のリフレッシュできた一日でした。

 

 

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