アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

トゥ・シューズ…♪

2009-05-15 11:35:25 | Weblog
木曜日は《大人のバレエ》レッスンの日
まずは床に座って軽いストレッチからスタート。
両脚を前に伸ばして座り、膝を伸ばしかかとをよ~く伸ばして爪先を立てる。先ず右脚を股関節から右向きに“ぐりぃ~ん”と回して、膝と爪先を横向きに。次は横向きのまま足首を“にゅぅ~”っと伸ばす。そして膝と足首が天井を向く位置に脚全体を戻して、足首を曲げ爪先を立てる。同じ順番で左もやって、また右、左と繰り返す。
今度は動きの順番を逆にする。
左の足首をしっかり伸ばしてから、脚全体を左に回し、その向きのまま足首を曲げて爪先を立て、そして爪先と膝が天井を向く位置に戻す。同じ順番で右、左、右と繰り返す。

そしてっ、左右同時に逆方向からの動きをやる 右脚は右向きに回す動きを、左足は足首を伸ばす動きを、同時にスタート
この、“逆方向の動きを同時に”ってのは、そこそこスムーズに出来るようになるまでにおよそ半年かかります(週1回の練習で)
でも、前頭葉を刺激する効果があるから、脳ミソの活性化に役立つんだよぉ~ん
そして、バー・レッスン。
トモコユミコも本当に美しくなったよねぇ~
二人とも特に後ろ方向への動きが正確でキレイになった。
前や横への動きは、鏡に映った姿を確認もしやすいし、自分の目でも直接見て確認しやすいけど、自分の背後というのは見えないからね。正確なコントロールを自分のものにするのには時間がかかる。自分の身体の感覚で精査をかさねていくしかないのよね。
ユミコは後ろに“デガージェ”で脚を上げたときに、肩や背中・ウエストの後ろに不自然な力が溜まらなくなって、頭のてっぺんから後ろに伸ばした脚の爪先までなだらかで自然な曲線を描けるようになったね
トモコは後ろに“ジュテ”をするときの脚の動きの“キレ”が良くなって、脚の勢いに負けない強いトルソーになってきた
二人とも、まだ高~く脚があがるわけじゃないし、“アレグロ”の速い動きになると、ちょっとだけど…、シンプルで正確に動くってこんなに美しいものなんだなぁ~と改めて感じるわよ
二人とも10月から《トゥ・シューズ》のレッスンを始めることにしましょうね
トゥ・シューズを履く(足に履く)ことは誰でも出来る、でもトウ・シューズを履いて爪先で立つことは難しい、立つことは出来ても歩くことはもうちょっと難しい、歩くことは出来ても動くことは結構難しい、動くことは出来ても踊ることは誰にでも出来ることじゃない、だから《トゥ・シューズ》はシンデレラのガラスの靴と同じ、“夢の靴”なのかもしれないねぇ。
そんな《トゥ・シューズ》と40数年付き合ってきちゃうと、なんだかもう“着脱可能の自分の身体のパーツ”になってるような気がするよ。
トモコ、ユミコ
「二人にトゥ・シューズのレッスンをして上げられるようになるといいな」
が私の夢でした。
夢を叶えてくれて、ありがとう
次の夢は、“トウ・シューズで踊れる(=せめて動ける)ように”ですので、
ヨロシク
コメント
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