昨日のアンサンブル・バレエ クラスは、大人組のミドリさん、ユミさん、トモコさん、ヒサさんの4人と、久ぁ~しぶりにジュニア組のサエとでレッスン。
サエはこの4月から中学生になり、ちょっと大人っぽくなった。
部活はバレーボールに決めたんだって。
バレエの先生・振り付け・演出としては、プリンセスが突き指なんかして絆創膏を巻いてたんじゃ絵にならない、と思うから
「気を付けてね」
といったら
「あん、大丈夫
突き指より内出血のほうが多いって聞いてるから…
」
とレシーブのポーズをしてみせてくれた。
ぷっ…プリンセスのアームスに内出血……うぅ~~ん
サエと一緒に大人組も順調にバー・レッスンのメニューをクリアして、速いテンポのバットマン・デガージェは大人組とサエは別々のメニューで練習することに…。
大人組は5番ポジシオンからデガージェ・ア・ラ・スゴンドを8回、1番ポジシオンから8回、また5番ポジシオンから8回、1番ポジシオンから8回といたってシンプルな順番
ではあるが…
「ユミさん、足首。足首をのばすのよ。足首っ」
「ミドリさん、骨盤が動いちゃだめよ」
「足音っ…」
べったん
べったん
と派手な音がしている…
「サエぇ、“おもちつき”みたいな音がしちゃいけませんって、小さい頃先生に言われたよな…」
「きひひひ…
言われた言われた…
」
右側の練習で“派手な足音”を注意されたお姉さんたち=大人組は、左側は極力音を立てないように気を付けてデガージェをしている。1回1回とにかく音を立てないように、と一所懸命であるようである…ものだから…なんか動きが…おかしい…
その次の次、バットマン・フォンデュ。
トモコさんのトルソーが少し傾いているから、後ろからサポートして正しいポジシオンに直してあげたら、彼女のトルソーがぐぐっ…
とあがった。
「そう
ここよ、ここ
ちゃんと引き上げが出来てるわよ」
とサポートの手を離すと……、あ…おちた…
この繰り返しが大切なの。
上がってんのか下がってんのか自分では分からない。“あぁ、ひき上がるってこの感じかぁ”とその時は感じられても、どうコントロールすればそうなれるのか、なんてスグにはわからないのが当たり前。
だからサポートしてもらって感じて、その感覚を自分で追って、またサポートしてもらって、そして感じて探して…、の繰り返し、身体でコントロールを覚えていくものなの。
言葉で云々しても、いくら理屈で理解出来たとしても、身体が動かなければその理屈に意味はないんだな…
「そのカラダに直接教えてやるよ…
」
アヤシイ言い方だが、そういうことなの
派手な大技なんか出来なくていい、体操競技みたいに脚なんか上がらなくていい、シンプルに基本を大切に、一人一人の骨格に応じた100%であればいい、と私は考えている。
大人からバレエを始めて脚の高さにも限界がある、大技・見せ技はない、そんな彼女たちをいかに美しく見せるか…、それこそ振り付け師の腕次第、つまり私の責任というワケ
数年前に作った作品を再演したいなぁ、と最近思い始めている。
サエに話したら「あ、その役、やりたい
」
と言ってくれた
ミドリさん、ユミさん、トモコさん、ヒサさん、メグちゃん、エリ、サエ、リナ、おまけの私、と頭数は揃っている
大切な作品の再演を夢見て、みんなのことを大切に大切に育てていこう、昨日の帰りの電車の中で思った…
サエはこの4月から中学生になり、ちょっと大人っぽくなった。
部活はバレーボールに決めたんだって。
バレエの先生・振り付け・演出としては、プリンセスが突き指なんかして絆創膏を巻いてたんじゃ絵にならない、と思うから
「気を付けてね」
といったら
「あん、大丈夫


とレシーブのポーズをしてみせてくれた。
ぷっ…プリンセスのアームスに内出血……うぅ~~ん

サエと一緒に大人組も順調にバー・レッスンのメニューをクリアして、速いテンポのバットマン・デガージェは大人組とサエは別々のメニューで練習することに…。
大人組は5番ポジシオンからデガージェ・ア・ラ・スゴンドを8回、1番ポジシオンから8回、また5番ポジシオンから8回、1番ポジシオンから8回といたってシンプルな順番

ではあるが…
「ユミさん、足首。足首をのばすのよ。足首っ」
「ミドリさん、骨盤が動いちゃだめよ」
「足音っ…」
べったん



「サエぇ、“おもちつき”みたいな音がしちゃいけませんって、小さい頃先生に言われたよな…」
「きひひひ…


右側の練習で“派手な足音”を注意されたお姉さんたち=大人組は、左側は極力音を立てないように気を付けてデガージェをしている。1回1回とにかく音を立てないように、と一所懸命であるようである…ものだから…なんか動きが…おかしい…

その次の次、バットマン・フォンデュ。
トモコさんのトルソーが少し傾いているから、後ろからサポートして正しいポジシオンに直してあげたら、彼女のトルソーがぐぐっ…

「そう


とサポートの手を離すと……、あ…おちた…

この繰り返しが大切なの。
上がってんのか下がってんのか自分では分からない。“あぁ、ひき上がるってこの感じかぁ”とその時は感じられても、どうコントロールすればそうなれるのか、なんてスグにはわからないのが当たり前。
だからサポートしてもらって感じて、その感覚を自分で追って、またサポートしてもらって、そして感じて探して…、の繰り返し、身体でコントロールを覚えていくものなの。
言葉で云々しても、いくら理屈で理解出来たとしても、身体が動かなければその理屈に意味はないんだな…

「そのカラダに直接教えてやるよ…

アヤシイ言い方だが、そういうことなの

派手な大技なんか出来なくていい、体操競技みたいに脚なんか上がらなくていい、シンプルに基本を大切に、一人一人の骨格に応じた100%であればいい、と私は考えている。
大人からバレエを始めて脚の高さにも限界がある、大技・見せ技はない、そんな彼女たちをいかに美しく見せるか…、それこそ振り付け師の腕次第、つまり私の責任というワケ

数年前に作った作品を再演したいなぁ、と最近思い始めている。
サエに話したら「あ、その役、やりたい

と言ってくれた

ミドリさん、ユミさん、トモコさん、ヒサさん、メグちゃん、エリ、サエ、リナ、おまけの私、と頭数は揃っている

大切な作品の再演を夢見て、みんなのことを大切に大切に育てていこう、昨日の帰りの電車の中で思った…

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