777さんが面白い動画を紹介して下さったので、その返信
<メッセジへの返信を引用>
お話されている内容は至ってマトモですね。ただ、私は財務省の消費税増税は敢えて景気を冷やして成長率を0%に釘付けする為に行っていると思います。
確かに昔の様に「財政ファイナンス=国債暴落」とはならない事は立証されましたが、財政ファイナンスが一時的であれ成立する環境は「ゼロ金利の維持」が支えています。短期的であれ景気が回復して金利が上昇する事態は財務省的には防ぎたい。よって、消費税を増税して予防的に金利を下げている。
景気が多少回復して税収が多層増えたとしても、金利上昇による利払い費の増加と、将来の日本国債の需給環境の不安定化で相殺され、むしろそれ以上に金利上層の悪影響は大きい。
経済は拡大した方が良いに決まっていますが、様々な構造的要因で、成長率がゼロ近傍に下がってしまった「老化した経済」に無理にカンフルを打つと、むしろ悪影響が大きいと考えます。だから補正予算も、絶妙なバランスの金額で設定されるのかなと・・・。
現在、世界の経済は「生長を前提とした経済」から「停滞を前提とした経済」に変化しつつあります。これは「金利の消失」を意味しますが、経済のポンプである金利がゼロ近傍を前提とした新しい経済体系が生まれるのか、それとも、強引にリセットされて再び金利が復活するのか・・・。
前者ではMMT的な財政ファイナンスが可能となりますが、日本はその実験場として世界のトップを走っている事は間違え無い様です。
<引用終わり>
問題は狩猟民族の米英が「停滞した経済」を容認するかだと思います。戦争や金融危機で、強引にリセットする方法を彼らは好んでいる事は、歴史を見ても明らかに思えてなりません。